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爆音マフラーや流行りのバブリング施工を世間の人はどう思っているのか?

アフターファイヤー自動車関連
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カーマニアの中には爆音マフラーに交換している人や、
バブリング施工して「パンパン」と大音を発している人がいます。
世間の人の多くはそんなクルマの音をどう思っているんでしょうか?
今回は爆音を響かせているクルマについて考えてみたいと思います。

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スポーツマフラーは爆音?

車検に対応しているスポーツマフラーは爆音マフラーではありません。
ただ、純正マフラーに比べると若干ながら音量の大きな製品が多いのは事実で、
さらにこれが劣化したりすると音量が大きくなったりします。

極端に古いクルマだと排気系統全体が傷んでしまい、
変な振動や音を出しているものもあります。
こういうクルマが爆音を発する可能性はありますが、
基本的にスポーツマフラー自体が爆音マフラーというわけではなさそうです。

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爆音マフラーとは?

車検に非対応で異常に大きな排気音を発するマフラー製品が存在します。
これらの多くは競技用の製品で、一般公道での使用は想定されていません。
しかし、中には車検を受けた後でこういう製品に交換している人がいます。
こういう競技用マフラーの多くは公道用スポーツマフラーより排気音が大きいです。
しかし、これも爆音マフラーかと言われると微妙な気がします。
そこまで極端に喧しい製品ではないからです。

ただ、確かに70年代のポルシェなどが装着していた競技用マフラーはかなりの爆音でした。
(時代が緩かったので公道で装着している人も多かったです。)
ああいう空気を切り裂くような排気音は爆音なんだと思いますが、
現在の競技用マフラーはそこまで大音ではありません。

やはり世間で爆音マフラーと呼ばれるのはもっと悪質な喧しいマフラーではないでしょうか?

爆音を好むカーマニアは一部

クルマの好きな人は世界中にたくさんいるわけですが、
実はクルマ好きでも爆音マフラーが好きという人は一部だと思います。
むしろ、多くのカーマニアは日常性を損なうほどの爆音には否定的な気もします。

世間一般の考えとしては、

「必要だから大音を発しているクルマ」

と、

無意味に大音を発しているクルマ」

では受け取り方も違って来ます。

公道を走る普通のクルマに大音が必要なわけはなく、
やはり意味もなく大音を発しているのは違法改造車になりますね。
そうなると世間の目は冷ややかですし、
カッコよくも見てもらえないです。

多少喧しくても超高性能なスポーツカーなら許容してもらえるかも知れませんが、
本来は静かに走る普通のセダンなどが爆音だと顰蹙の対象になりそうです。

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バブリングの流行

現在はバブリングの改造が流行っています。
とくにヨーロッパ製の高性能車に施工する人が多く、
中には破裂音みたいな爆音を発している人もいます。
これも興味ない人から見たら迷惑な話しで、
イタリア製スポーツカーなどが派手に音を立てていると羨望の視線を送る人と、
嫌悪感を持って見る人がいるように思います。

バブリングはコンピュータ制御などしていない昔の高性能車に見られた失火現象で、
現代の高度にエンジン制御されたクルマでは発生しないものです。
それを演出としてわざと音が出るように改造しています。

具体的にはアクセルオフ時に点火時期をわざと遅角させて異常燃焼を誘発し、
意図的に失火状態を作って熱く焼けた排気系に混合気を送り込むことで発生させています。
そのようにコンピュータの制御プログラムを書き換えているのです。
(混合気をピストン内で燃焼させずにエキゾーストマニホールドに直送しています。)
これは競技用のターボエンジンではミスファイアリングシステムなどと呼ばれており、
ターボエンジンを使っているレースカーやラリーカーにおいて意図的に発生させますが、
その目的はアクセルオフ時にターボラグが発生してしまうことを防ぐもので、
カッコよく見せる演出やギャラリーを喜ばそうとしてるファンサービスではありません。

ターボエンジンはどうがんばってもアクセルオフしたときにタービンが失速します。
そのためターボチャージャーの手前にあるマニホールドで二次燃焼させて失速を防ぐのですが、
ターボエンジンの場合は明確な目的とメリットがあるものの、
自然吸気エンジンではその機能的メリットはありません。


ランボルギーニなどはエンジン本体のコンピュータ制御で演出しているのではなく、
機械的に混合気をマフラーに直送してバブリングを発生させてますが、
これも高性能エンジンを搭載したスーパーカーに見せるための演出です。
はっきり言えば、その演出のために無駄な燃料を使っているだけで、
パワーアップにもレスポンスアップにも貢献はしていません。
これが許されている時点でランボルギーニが普通のクルマではないことがわかります。

ちなみにレーシングエンジンは公道用エンジンと違ってフル回転でパワーを取り出しています。
使用する回転数などもまったく違いますし、環境性能なども考えていないため、
アクセルオフで目いっぱい生ガスの混ざった混合気をエキゾーストへ捨てています。
これは少しでもエンジンレスポンスを犠牲にしないため、
アクセルオフ時でも完全に燃料カットせず少量の燃料を供給し続けているため起きるもので、
結果として(計算された)異常燃焼が起きて「パンパン」と音を立てています。
もっと正確にいうとマニホールドで二次燃焼しなかった混合気が排気管の熱で引火して音や炎を吐き出します。
この現象をアフターファイヤーと言いますが、当然ながら演出狙いでやってるわけではありません。

本格的なチューニングカーの場合はレースカー同様の目的で二次燃焼を取り入れますが、
多くのバブリング施工はレーシングエンジンみたいな雰囲気に演出してるだけで、
中身までレーシングエンジンに寄せたチューニングを行っているわけではありません。
あくまでも演出として音を作り出していると言えます。

バブリングは派手に「パンパン」と大音を発しているので故障が心配です。
しかし、マニホールドでは圧縮爆発を起こしているわけではないので、
燃焼による熱の発生はありますが、エンジン本体には僅かな影響しかありません。
但し、バブリング施工は触媒を破損する可能性が高く、

競技用車両のような触媒レスのクルマなら大丈夫ですが、
触媒を装着している市販車の場合はトラブルが起きる可能性があります。

これを説明せずに施工する業者が多いのも問題だと思います。

スポーツカー スーパーカー
確実に静かではなさそうなクルマたち…

多くの人は迷惑に思っている?

爆音マフラーやバブリングによる爆発音ですが、
こういうものは爆音好きなカーマニアが喜ぶだけで、
世間の人の多くは迷惑に思っていると考えるのが自然です。
音を出している本人は迫力ある音に心酔し悦に浸っていると思いますが、
非常識なほど喧しい音はやはり迷惑に思われています。

常識の範囲内で快音に浸っているのなら許容してくれる人も多いと思いますが、
車検取って走らせてる公道用の市販車はレースカーやラリーカーではありません。
クルマ好きだからこそ自制しないといけないのかも知れませんね。

まとめ(自制心が必要)

結論から言うとやはり爆音マフラーは世間一般には受け入れられていないと思います。
私も含めてクルマ好きは迫力あるエンジン音をカッコいいと考える風潮がありますが、
非常識な感覚にならないよう日頃から注意していないといけないですね。

私は個人的には爆音マフラーやバブリングは嫌いではないんですが、
やはり身の回りにいる多くの方たちはそうでもないようです。
近い将来にクルマは無音に近い乗り物になりそうな雲行きです。
だからこそ今のうちに大排気量のエンジン車に乗っておきたいとか、
爆音のクルマに乗りたいみたいな発想になってしまいますが、
なんとかそれが許容される世の中であって欲しいと思いますし、
そのためには乗る側が自制しないと自分の首を絞めることにもなりそうです。

違法改造車の爆音もスポーツカーの爆音も興味ない人から見たら「同じ爆音」なので、
それを肝に銘じておかないといけないでしょうね。

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