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バブリング施工のメリットとデメリット 注意点や適正な施工費用も検証

バブリング 排気音カーメンテナンス
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最近は高級外車を中心に派手なバブリング施工をしているクルマが増えました。
パンパンと迫力ある轟音を奏でていてカッコいいバブリングですが、
やはりメリットもあればデメリットもありそうです。
今回は施工するにあたっての注意点なども検証してみたいと思います。

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バブリングとは?

バブリングとはエンジンからパンパンと破裂音のような大音を轟かせる改造です。
一種のECUチューンで、エンジンコンピュータのデータを書き換えることで実現しています。

基本的にエンジンチューニングとセットで施工されるのが普通ですが、
最近はこの音を発するためだけの専用データを用意して施工する店も増えています。

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バブリングのメリット

そんなバブリングにはいくつかのメリットがあります。
どんなところでしょうか。

◇ 迫力あるサウンドが手に入る

◇ クルマのステータスをアップできる

◇ 目立つ

◇ エンジン熱を吸収してくれる

迫力あるサウンドが手に入る

バブリングの目的はパンパンというような破裂音を発するところで、
施工が上手く決まればまるでレーシングエンジンのような音が手に入ります。
これはスポーツマフラーに交換しただけでは手に入らない音で、
お金をかけるだけの価値があるものです。

クルマのステータスをアップできる

迫力のある破裂音は高価で高級なスーパーカーなどが発生させているので、
そんな高級スポーツカーっぽいクルマに変身できます。
あまりクルマに詳しくない人だと価格以上に高いクルマに思うのではないでしょうか。

目立つ

バブリング施工する一番の目的は派手な破裂音です。
これが綺麗に決まるようになれば嫌でも街中で目立ちます。
基本的に目立ちたい人が施工するものなので、
この「目立ちたい」を最大の目的にしている方も多いと思います。

エンジン熱を吸収してくれる

バブリングは少量のガソリンを用いて発生させています。
つまりガソリン濃度の高い状態でエンジンを回しますので、
結果としてその濃い混合気がエンジンの熱を吸収してくれることになります。

バブリングのデメリット

しかしバブリングには致命的なデメリットもあります。
それはどんなところでしょうか。

◇ やかましい

◇ 潤滑力が低下する

◇ 触媒破損の可能性が高い

◇ 車検不可になる可能性がある

やかましい

バブリングの破裂音はかなりの大音なので世間一般からは白い目で見られます。
はっきり言って本人が思っている以上に迷惑なクルマと思われてるでしょうね。

潤滑力が低下する

実はこれを知らずに施工している人が非常に多い印象です。
施工するお店がキチンと説明していない問題もありそうです。

ガソリンの濃い混合気をエンジン内に吹き込むと潤滑のためのオイルも吸収してしまいます。
そうなるとピストンリングの潤滑性は低下してしまい、
この状態を長く続けるとピストン内部の損傷が進む可能性があります。

触媒破損の可能性が高い

バブリングは余計な二次燃焼を誘発させているため、
どうしても排気系の一部に負荷が生じます。
この負荷はクランクケースやエキゾーストパイプなどにはほとんど影響しませんが、
触媒だけはまともに影響を受けてしまいます。

派手なバブリング施工車は対策されたメタル触媒に交換するか、
車検不可になってしまいますが、ストレートパイプに交換する必要があります。

施工だけしてお金を請求する悪質店だとこの問題をスルーしているため、
知らずにそういう店に依頼してしまい、触媒が粉々に破損する事例が多数発生しています。

車検不可になる可能性がある

これは難しい問題です。
車検に対応したようなライトな施工だと効果が限定的ですし、
かといってすぐパンパンと音が出るような施工をすると車検を通すのは困難です。

そもそもバブリング施工して車検も通したいというのが無理な発想ではありますが、
多くの施工店はこのギリギリの線を追求してくれてはいます。
しかし、どうがんばっても両立するのが難しいのも事実で、
車検対応(のはず)という施工車であっても、
車検に通らないクルマは出て来ます。
これは自己責任なので施工するならそういうところを理解しておく必要があります。

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バブリング施工の注意点

では実際に施工する場合に注意しておかなければならない点はどんなところでしょうか?

◇ 異常に施工料金の高い店がある

◇ 危険性を認識していない店がある

◇ 違法改造である

◇ まわりの人は迷惑に思っている

◇ 施工効果がないエンジンもある

◇ 基本的に雰囲気だけの飾りである

異常に施工料金の高い店がある

バブリングさせるプログラムの多くは海外チューナーが手掛けています。
これらのデータは販売されており、これを買って施工しているのが各ショップになります。
ということは自社開発して施工しているわけではないので安くはないです。
単純な話しです。
(ECU Flashなどを使って自社開発してるお店もあると思います。)

上にも記載しましたが、本来はECUチューンとセットで販売されるのが普通なので、
安くても10~20万円くらいはしてしまいます。
クルマ(エンジン)によっては50~100万円以上なんてのも珍しくありません。

しかし、この50~100万円以上なんてのは異常な価格です。
優良なお店だと高くても20~30万円くらいです。
もし施工を考えていてそのような価格を提示されているなら気をつけましょう。

また、最近はバブリングだけの施工をしてくれるお店も増えて来ました。
その費用は10万円くらいが多いと思いますが、
施工結果が微妙なケースもあるようです。
お店のスタッフさんと入念に打合せしてから施工したほうがいいと思います。

ECUチューンやバブリング施工だけでなく、
さまざまなコーディング施工なども含めてセット販売してる店もあります。
施工内容によっては30万円でも安いというケースはありますので、
価格の内訳をしっかり確認しましょう。

危険性を認識していない店がある

バブリングのような改造は自己責任で施工するもので、
そのあたりの説明をしてから施工する店はまだいいんですが、
そうではない「売りっぱなし」みたいな店も多いです。

そういう店に限って触媒に負荷をかけていることや、
潤滑性能を犠牲にしている可能性があることを認識していません。
キチンとした店はそれを説明してくれますし、
オイルを少し硬めにするよう説明してくれたりするものです。
(硬いオイルは混合気へのオイル吸収をやや低下させてくれます。)

そういう説明のない店では絶対に施工しないようにしましょう。
単なるデータ販売屋に過ぎず、クルマ屋としてのスキルが皆無の可能性もあります。
つまり、クルマを壊される可能性があるということです。

違法改造である

バブリングは基本的に違法改造です。
何かあったら純正戻ししなければならなくなるものです。
車検対応施工などというのも計測時に音が出ないように施工しているだけで、
音が出てしまったらアウトな音量です。

まわりの人は迷惑に思っている

もう言うまでもありませんが、世間の多くの人はパンパンという破裂音を迷惑に思っています。
私は施工を否定はしませんが、これは肝に銘じておいたほうがいいと思います。

施工効果のないエンジンもある

バブリングの仕組みは簡単にいうと点火時期を遅角させて燃焼していない生ガスをマニホールドに送り込んで発生させています。
ところがエンジンによってはこれが上手く作動しないことがあります。
自分のクルマに施工効果があるのかないのかやってみないとわからないのは困りますよね?
優良なカスタム専門店はそういう情報も豊富に持っています。
大金をドブに捨てないためにもしっかりしたお店に相談しましょう。

優良なお店はやってみないとわからないクルマならそれを正直に話してくれるものです。

基本的に雰囲気だけの飾りである

バブリング施工はECUチューンとセットで行われるのが普通ではありますが、
最近はバブリングだけの施工をやってくれるお店も増えています。
この場合は単にパンパンと音を出しているだけで、
基本的にエンジンの性能や特性に変化は起きてません。

バブリングのチューニング効果については以下の記事で解説していますのでご参照いただけたら幸いです。

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まとめ

バブリング データ書き換え

バブリングは一見カッコいい改造ですが、
気をつけないと日常的に走行できなくなってしまう可能性があります。
施工を依頼するなら希望する施工状態がわかる動画などを示してやってもらいましょう。
派手にやかまし過ぎて乗れなくなってしまったら最悪です。

また、音が気持ち良くてついついエンジンを回して走ってしまう人もいます。
一気に燃費が悪くなるので気をつけましょう。

そしてもっとも要注意なのは怪しいお店に頼むと純正に戻せなくなる恐れがあるところです。
必ず施工経験の豊富な信頼できるお店に依頼するようにしましょう。
キチンとしたお店は責任をもって純正データをバックアップし、
必要に応じて純正戻し施工にも対応してくれるものです。

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