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BMWオートライト消灯時間の短縮について センサー交換で短縮化可能

BMW インポートカー関連
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2013年頃から2018年頃までのBMWで不評なのがオートライトの消灯時間です。
この時期のオートライトは一度点灯すると消灯するまでに約120秒ほどかかるため、
点灯時間が長すぎてライトの消し忘れと思われるなど不評でした。
この問題について、私が知り得る限りの情報を提供したいと思います。

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オートライト機能について

BMWのオートライト機能はレインセンサーを兼ねた部品が制御しています。
一般的にはレインライトセンサー(RLS)と呼ばれていますね。
このパーツは製造時期によって型番が異なりますが、
形状は基本的に同じで互換性のあるパーツが使われています。

製造メーカーはドイツ自動車部品大手のHELLA GmbH & Co. KGaA 社で、
このHELLA社がBMW用に正規純正パーツとしてセンサーを供給しています。
なお、互換性のあるBMW用以外の同じパーツも存在すると言われており、
おそらくBMWにも流用は可能と思われますが、
今回は正規のBMW用パーツで解説をすすめたいと思います。

現在のBMWはオートライトが作動して消灯するまでの時間が約8秒ほどですが、
それ以前のモデルは約120秒と長時間点灯状態を継続するため極めて不評でした。

これを短縮化する方法を以下に記します。

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消灯短縮化する方法

この消灯時間の短縮はコーディングなどで変更できるものではなく、
物理的にセンサーを交換する必要があります。
(2017年頃以降のモデルについては後述参照)
主な変更方法は以下になります。

BMW専門店で短縮化

多くのBMW専門店がこの短縮化改造を作業メニューに加えています。
有名なショップであればまず施工可能だと思います。
こういうショップはセンサーを消灯時間の短いタイプに交換し、
必要に応じてコーディング施工まで行って短縮化を果たしてくれます。

作業品質も高く、実績も豊富なので安心を求めるなら専門店に持ち込むのが確実です。
難点は相応の費用がかかる点で、お店によって多少の料金差はありますが、

施工料40,000~45,000円

ほどかかるようです。

高く思われるかも知れませんが、交換する新品センサー代が発生しますし、
コーディング作業まで行うことを考えたら工賃含む料金としては妥当だと思います。
中にはもう少し安価に行ってくれる整備工場などもあるようなので、
がんばって探せば多少費用を抑えることは可能だと思います。

正規ディーラーの対応は?

これは例えばの話しですが、本当にセンサーが故障して交換修理するケースだってあるはずです。

現在、正規純正パーツとして流通しているタイプは新型センサーに置き換わっています。
ということは正規ディーラーでセンサーを交換すれば短縮化できるように思いますね。
しかし、残念ながらそう簡単ではないようです。

現行モデルのBMWはセンサーだけでなく、制御プログラム自体も変更されています。
仮にセンサーだけを新型に交換しても、
以前のF型BMWなどは120秒のまま消灯時間は変わりません。

私が懇意にしてる正規ディーラー(経営会社が異なる2社)に確認したところ、
両社ともセンサーの交換は問題ないそうですが、
制御に変更を加えるコーディングまでは行っていないとのことでした。

但し、この作業は保安基準に抵触するような変更ではないため、
コーディングまで行ってくれる正規ディーラーもあるかも知れません。
最寄りの正規ディーラーに確認だけしてみてもいいかも知れませんね。

BMW正規ディーラーの中にはデイライト施工をしてくれるところがありますが、
そういうディーラーならこれもやってくれるような気がします。
(私がお世話になってる正規ディーラー2社はデイライト施工は引き受けません。)

センサーを現行パーツに交換

では消灯時間の短いセンサーの部品番号は何番なんでしょうか?

パーツ番号9475147

この部品番号のセンサーが消灯時間8秒に変更されたセンサーです。
以前は1万円以下で入手可能でしたが、半導体不足などもあって、
現在はかなり高騰しています。
パーツ専門店などに在庫があればこのセンサーも販売してますが、
約15,000円前後するようです。

また、一時はebayなどの海外通販で安く買うという方法がありましたが、
今は為替レートの関係もあって、海外から取り寄せるともっと高くなってしまいそうです。
(送料含めると軽く2万円以上かかってしまうようです。)

ちなみにBMWパーツを一般ユーザーに小売りする店ではなく、
自動車整備工場などへ部品を卸している部品会社に聞いたところ、
約11,000円くらいでした。
部品会社によっては個人販売もしてくれるので気持ち安価に入手できる可能性はありますが、
こちらは受注後手配なので届くまでに時間がかかりそうです。
たまたま在庫があればラッキーですね。

海外から中古パーツを買う方法もあります。
これが一番安く手に入りそうですが、中古パーツも価格が上がってしまってます。
送料を含めると1万円くらいになってしまうので、
私なら時間がかかっても国内の部品会社に発注して新品を入手します。
それに海外から取り寄せる中古パーツは動作状況がわかりません。
もし買うなら個人出品物ではなく、中古パーツ販売店から買うほうが安心でしょうね。

BMW レインライトセンサー

上段の白い囲い部分が製造日です。
このセンサーは2013年9月14日製造とわかります。
この部分が2013年3月以降のセンサーは120秒製品です。

下段の赤い囲いが部品番号です。
これらの情報から画像のセンサーは短縮化できないことがわかります。

センサーを旧式パーツに交換

パーツ番号9475147への交換はよく知られた短縮化の方法ですが、
実はあまり知られていないもう一つの方法があります。
BMWのこのセンサーは2013年3月頃から120秒タイプへ変更されました。
しかし、2013年2月まで製造されていた古いタイプは消灯まで5秒だったんです。

消灯まで5秒というセンサーは以下になります。

パーツ番号9270588

このパーツも今ならまだ中古で入手可能です。
しかも、この旧式センサーへの交換だとコーディングが不要です。
つまりセンサーを交換するだけでF30などF型モデルの消灯時間が5秒に変わります。
これに関しては詳細な技術情報が開示されていないため保証はできませんが、
交換経験のある整備工場ではこれまでコーディングが必要だったことは一度もないそうです。
また、私の身近でこの古いセンサーに交換したBMWが5台ほどありますが、
いずれもセンサー交換だけで5秒消灯化ができています。

但し、このセンサーは新しい物でも既に製造から約10年経過しています。
そうそう壊れるセンサーではないと思いますが、
製造から10年になる部品なのでコンディションが心配です。

「中古で入手して交換したけど一週間で壊れた…」

なんてことになる可能性もあります。
この古い旧式センサーに交換する場合はそのあたりのリスクを理解していたほうがいいでしょうね。

2017年頃製造のBMWについて

この情報も広く知られていると思いますが、
2017年以降製造のクルマについてはセンサーが新型に切り替わっています。
そういうクルマについては物理的にセンサーを交換しなくても、
コーディング作業によって8秒消灯化することが可能です。
(標準状態では消灯まで約120秒設定になっています。)

具体的に何月頃の製造モデルからセンサーが切り替わったのかについては正確な情報がなく、
不明瞭な情報を流すことはできないので一切記載しませんが、
2017年夏以降に販売された車両で8秒化できない古いセンサーが搭載された車両は見たことがありません。

もしご自身のクルマが2017年製造のF型モデルであるなら、
センサーを購入する前にコーディング施工をトライしてみてもいいと思います。
断言はできませんが、かなりの確率で8秒化できると思います。

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コーディングについて

この消灯時間の短縮化にはコーディングが必要になりますが、
そのコーディング方法を知りたい方が多いんじゃないでしょうか?

しかし、これは全国のBMW専門店などが有料で施工しています。
別にBMW専門店に配慮する必要などないと考える方もいらっしゃるかも知れませんが、
当ブログでは道義的な見地から、現時点でそこまでの情報を記載するのは不適切と判断しています。
ご理解いただけたら幸いです。

ただ、まったく情報を提供しないのもこのブログの主旨に反するので、
参考情報だけに絞って記載します。

コーディングで値を変更するのは一か所だけです。
コーディングメニュー内のレインライトセンサーの項目を確認してみてください。
デフォルト値がLK(00)と記載されているところがあります。
(00は120秒の設定値になります。)
この末尾の数字を変更することで消灯時間を短縮することが可能です。

この情報だけで作業できるスキルをお持ちの方なら自己責任で施工してもいいと思います。
難しいと感じられた方は危険なので専門店に依頼されたほうがいいでしょうね。

ただこのコーディング情報…海外掲示板には普通に記載されています。
BMW専門店もそういうところから情報を集めて施工してるんじゃないでしょうか?
その気になれば簡単に調べられると思います。

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まとめ

今回はBMWのオートライト消灯時間の短縮化について、
手持ちの情報などを整理しつつ簡単にまとめてみました。
ちなみに記載したパーツの番号情報について補足しますと、
これ以外にも消灯までの時間が短いと噂されてる部品番号のセンサーはあるようです。
ただ、はっきり動作が確認できていないパーツ番号については触れていません。

また、このパーツ番号についてもBMW専門店の多くは情報開示していません。
ただ短縮化できない番号のパーツを誤って買ってしまう人もいるようですし、
思わせぶりな表現で短縮化できないパーツなのに高値で売る悪質なパーツ屋もあるようなので、
短縮化に対応可能なパーツ番号については記載しました。

また、本センサーはレインセンサーも兼ねています。
交換によってワイパーの挙動がおかしくなってしまう可能性もゼロではないので注意しましょう。

オートライトの消灯時間短縮化を検討されている方の参考になっていれば幸いです。

ブログ村にはいろいろな情報が集まっています。
ご興味あれば確認してみてください。

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