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BMW420i グランクーペ 各ドライブモード別燃費データ比較

BMWインポートカー関連
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現代のクルマは走行モードを切り替えられるのが当たり前になってますが、
そこで誰もが気になるのは各モードごとの燃費の違いじゃないでしょうか?
しかし、これはなかなか正確に比較するのが難しく、データを取るのも容易ではありません。
今回はできる限り走行条件を整えて比較検証してみましたので、
ご興味のある方は是非最後までお読みください。

ドライブモードの選定に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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検証テストカーの紹介

燃費検証で重要なのはできるだけ同じ走行条件で行わないと意味がないところです。
そこで今回は毎日通勤でほぼ同じ道を同時間帯に走行しているクルマで行ってみました。
完璧ではありませんが、ある程度はデータ取りできていると思います。

検証に協力してくれたのは当ブログメンバーのご友人で、
愛知県春日井市から名古屋市内まで毎日片道約14kmを走っているBMWです。
クルマは前期型BMW420iグランクーペで、エンジンはN20B20B型を搭載しています。

このクルマを選んだもう一つの理由はエンジンやサスペンションが完全ノーマルで、
検証データに一定の信頼性が得られると判断したところもあります。

本当はもっと販売台数の多いクルマで行いたかったのですが、
条件に合うクルマが見つかりませんでした。
何卒ご了承ください。


検証車両の詳細は以下になります。

年式2015年式(前期型)
車種BMW420iグランクーペ
グレードMスポーツ
エンジンN20B20B型/直列4気筒2Lターボ
最高出力184㎰/5,000rpm
最大トルク27.6Kg・m/1,250-4,500rpm
トランスミッション8速AT
走行距離約63,500km
車両重量1,610Kg
装着ホイール19インチホイール(純正オプション)
タイヤ前・後225/40R19・255/35R19
装着タイヤPIRELLI P-ZERO(PZ4) RFT
(メーカー承認タイヤ)

この420iグランクーペは2020年8月に正規ディーラー認定中古車として販売された車両で、
購入時の走行距離は約28,000kmだったそうです。
この3年弱の期間に約35,500kmを走行しています。

このクルマのオーナーは名古屋市内でレストランを経営しており、
毎日、朝9時過ぎに春日井市内の自宅を出て片道約14km(往復28km)の通勤に使用しています。

今回はこの通勤路を使って検証してもらいました。

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検証方法

本来はもっと距離を走って物理的な満タン法で検証できるといいのですが、
現実的にそれは難しいので比較的簡単にデータを集められる方法で検証しています。

走行路は春日井市街地約3km、国道バイパス約7km、名古屋都市部約4kmほどとなります。

検証方法

BMW搭載のオンボードコンピュータを使って、毎回リセットしながらデータを収集。
これを各モード3回検証しています。
つまり片道14km、往復28kmを三日間計測です。
基本の走行距離は84kmになります。
(但し、途中買い物に立ち寄るなどした日もあったそうで、若干の誤差があります。)

検証ドライブモード

コンフォートモード…走行距離85km

ECO PROモード…走行距離84km

スポーツモード…走行距離86km

検証結果発表

上記の条件で各モード三日間計測し、オンボードコンピュータからデータを拾っています。
できるだけ走行条件を揃えるため、すべて平日を使って検証していますが、
検証に使った国道19号は時間帯によって混雑度が変化するそうで、
日中ならば自動車専用道路並みに流れがいいそうですが、
朝夕の通勤時間帯は名古屋市への通勤車でかなり混むそうです。

また、名古屋市から春日井市までの区間の一部は通常のアスファルトではなく、
交通量の激しさに対応するためコンクリート路となっている国道だそうです。
燃費に影響するのかわかりませんが、付記させていただきます。

モードコンフォートECO PROスポーツ
燃費7.9km/L8.3km/L7.6km/L
コンフォート比+0.4km/L-0.3km/L
平均速度15.9km16.3km15.1km
走行時間
(往復)
1:10hr
1:15hr
1:30hr
1:20hr
1:20hr
1:10hr
1:20hr
1:20hr
1:40hr
走行距離計85km84km86km

この区間は日中の時間帯なら往復1時間(1:00hr)くらいで走行可能だそうです。
やはり通勤時間に近い時間帯での検証ということもあって、
燃費に厳しい渋滞走行が一定距離含まれていそうです。

本来は走行距離や走行時間がまったく同じだとデータの信頼性も高まるのですが、
公道で正確にデータ検証するのは難しく、このあたりまで揃えるのが精一杯でした。
厳密には同条件とはいえないかも知れませんが、ある程度は検証できていると思います。

結果検証

この結果についてどう思われたでしょうか?
個人的には「大きな差はない」でした。
例えばECO PROモードなどはもっと燃費が良くなると思っていたのですが、
1リットルで数百メートルくらいの改善しかありませんでした。

ただ、今回の検証道路は郊外路とはいえない交通量の激しい都市部の道路であり、
簡単にいうと思いっきりアクセルを踏み込むような加速と、
そこからの減速を繰り返す道路のようです。
ECOモードが大きく威力を発揮するのは定速で流せる道路なので、
今回はECO PROモードがもっとも苦手とする道路であったようには思います。

また、逆にスポーツモードはもう少し燃費が悪くなると想像していたんですが、
こちらも大差はない結果でした。
クルマにもよると思いますが、パワーの出るスポーツモードのほうが無駄なアクセル操作が減って、
加速に使う燃料消費量が減っている可能性があります。

今回の検証ドライバーさんはこれまでスポーツモードで走ることはなかったそうですが、
走ってみたらエンジンブレーキはよく効くし、加速も良くなるので走りやすかったそうです。

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まとめ

今回はBMW420i(F36)を使って燃費比較の検証をしてみました。
このクルマ(エンジン)は郊外路を流すように走るともっと燃費はいいものです。
検証車は名古屋市内の混雑した道路の走行が多いので、やや燃費が悪いですね。

私もかつて同じエンジンを積んだ320iで簡単に燃費比較したことがありますが、
やはり大阪や京都の市街地などではECO PROモードは思ったほど燃費が良くありませんでした。
もしゴーストップを繰り返すような走り方をする場合、
コンフォートモードやスポーツモードと大差ないかも知れません。

私はECOモードを否定するつもりはありませんが、
必ずしもそれほど経済的ではないケースもありそうです。
そうなるとBMWのようなクルマなら乗って楽しいほうがいいんじゃないでしょうか?

最後までお読みいただきありがとうございました。
整合性が取れてるとは言い難い稚拙な検証ですが、何かの参考になれば幸いです。

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