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2023年1~6月に故障や事故で高額修理が発生したクルマをご紹介

自動車修理カーメンテナンス
記事内に広告が含まれています。
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私の身の回りにはクルマ好きな方が多く、みなさんメンテナンスには神経を使ってますが、
それでも故障や事故を起こすのが機械でありクルマというものです。
今回は比較的お金のかかった修理を要したクルマたちをご紹介します。

参考情報として気軽に読んでいただけたら幸いです。

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高額修理となったクルマたち

ベンツC180アバンギャルド

年式2014年式
走行距離68,300km
故障内容ECU故障
エアコンコンプレッサー故障
修理詳細ECU中古交換
エアコンコンプレッサー中古交換
関連パーツ一式交換
修理入庫先欧州車専門整備工場
実際の作業店欧州車専門整備工場
修理代約220,000円

ベンツには定番トラブルとして漏れたオイルがハーネスへ混入してしまい、
そのオイルがエンジンECUまで入り込み壊してしまうという有名なトラブルがあります。
このトラブル…W204などでは超有名で、対策ハーネスも用意されてますが、
最近、W205にもこのトラブルが散見されるようになりました。
しかもW205には対策ハーネスなどが用意されていないので要注意です。
今のところ定期的にハーネス内の状態を確認するしか手立てがないようです。

この定番トラブルでECU故障が起きてしまいました。
しかもこの修理時にエアコンコンプレッサーの異常も見つかり、
合わせて修理しています。

修理代は約22万円でしたが、運よく入手できた純正中古パーツを使うことができたため、
比較的安く直すことができています。
中古パーツの状態も良好だったようです。

正規ディーラーで修理したらおそらく50~60万円くらいにはなったでしょうね。

ベンツC200アバンギャルド

年式2015年式
走行距離72,000km
故障内容コマンドシステムユニット故障
修理詳細リビルトユニットへ交換
HDDからSSDへ交換
修理入庫先正規ディーラー(リビルトユニット交換)
ベンツ専門店(HDDからSSDへ交換)
実際の作業店正規ディーラー系列整備工場(リビルトユニット交換)
ベンツ専門店(HDDからSSDへ交換)
修理代約45万円(リビルトユニット交換)
約2万円(HDDからSSDへ交換)

最近増えている厄介なトラブルの一つです。
コマンドシステムユニット交換と聞くと何の修理かわかりにくいですが、
早い話しがナビの故障です。
(BMWなんかはヘッドユニット交換と呼んでますね。)
今のナビは単にナビゲーション機能だけでなく、
セーフティー関係などクルマ全体の制御も行っているため、
これが故障してしまうと放置できません。
そして、これの何が厄介かというと新品パーツがなかなか入手できないんです。
幸い中古パーツが流通してますが、これが想像以上に高いですね。
とくにこの一年でかなり高騰してるようです。

このC200も修理に使えるパーツを必死に探して載せ替え修理しました。
この載せ替えがめちゃくちゃ難儀で、そのクルマにマッチングさせるのが難しいんです。
正規ディーラーはディーラー以外では困難な修理と言ってますね。
(実際はそんなことはないですが、確かに下手な修理工場だと対応困難ですね。)
ちなみに正規ディーラーは基本的に新品交換修理です。

腕のあるベンツ専門店の中には約半額くらいで修理してくれるところもあるようです。
時間的余裕があればそういう優良専門店に相談するのがいいでしょうね。
このクルマの場合は交換用ユニットを入手できたのが正規ディーラーだけでした。
ちなみに新品パーツで交換修理すると約70万円くらいかかります。
このベンツディーラーはメーカーリビルトパーツを使ってくれましたが、
新品パーツしか取り扱わないディーラーもあるようです。

また、HDDからSSDへの交換は知人の整備士が友人価格で施工してくれたようで、
約2万円というのはSSD代金など、交換に要した実費相当額のようです。
正規に整備工場へ依頼すると倍くらいかかるかも知れませんね。

アウディA4

年式2018年式
走行距離55,000km
故障内容フロント破損
修理詳細フロントバンパー補修修理
リップスポイラー新品交換

一部センサーモジュール新品交換
ボンネット、左右フロントフェンダー板金修理
修理入庫先正規ディーラー
実際の作業店正規ディーラー取引先板金工場
修理代約50万円

このアウディは自爆で軽くフロントを当ててしまい、
板金修理が必要となりました。
遠目で見ればほとんどわからない程度の軽い損傷でしたが、
それでも約50万円もの修理代が発生しています。

ちなみにリップスポイラーはオーナーが保管していた予備パーツを使っており、
これを新規で購入していたらもう少し修理代は高くなっていたと思います。
交換したパーツはSラインのカーボンリップスポイラーで、
約10万円くらいするようです。

また、ボンネットは綺麗に板金修理されたんですが、
直接壁にぶつけた先端部の微妙な歪が消しきれておらず、
近々、運よく見つかった同色の中古ボンネットに交換予定とのこと。
費用はまったくわかりませんが、概算で10万円くらいでしょうか?

このアウディのオーナーは超お金持ちなのでなんとも思ってないようですが、
普通の人だったらこんな軽い衝突で50万円もかかったら泣いちゃうと思います。

フェラーリ458イタリア

年式2011年式
走行距離23,000km
故障内容エアコンコンプレッサー故障
ラジエーター水漏れ
修理詳細エアコンコンプレッサー修理
ラジエーター補修修理
配管補修他
修理入庫先正規ディーラー
実際の作業店正規ディーラー自社整備工場
修理代約48万円

フェラーリのエアコンコンプレッサーはもちろん高額パーツですが、
一般に想像されるよりは安いというか普通の外車並みの修理費用でいけそうです。
今回は冷却水漏れの修理も行っているため、合算するとそれなりの修理代となりました。

実際はエアコン関係の修理が約26万円、ラジエーター関係が約12万円。
その他の細かい費用を合わせて総計48万円くらいだったそうです。
高いことは高いですが、修理内容を考えると意外と安いように思います。
なお、コンプレッサーはプーリー交換など補修修理となってますが、
実際はリビルトパーツに交換されているようです。

オーナーさんも100万円コースを覚悟したそうですが、
心から安堵してましたね。

ちなみに458はエアコン操作パネルのつまみがチャチなプラスチックでできてます。
この458ではありませんが、別の友人の458でこれが根本から折れたことがあり、
これを交換修理したときの費用が何と驚愕の約45万円!
オーナーも「フェラーリだから5万くらいしたりして…」なんて思ったそうですが、
想像を遥か斜めに超えた請求額に心臓が止まりそうになったそうです。
この操作パネルはユニット交換しか修理方法がなく、
そのパーツ単価が約39万円もするようです。

エアコンコンプレッサーの修理よりつまみダイヤル破損修理のほうが高いとは、
さすがこういう意味不明なところがフェラーリらしいと思います。

フィアット500ツインエア

年式2015年式
走行距離115,000km
故障内容デュアロジック故障
クラッチ交換
修理詳細新品デュアロジック交換
新品クラッチ交換
修理入庫先フィアット専門店
実際の作業店フィアット専門店自社整備工場
修理代約43万円

フィアット定番のデュアロジックの新品交換修理です。
合わせてクラッチも交換されています。

このクルマは走行距離63,000km時にデュアロジック交換を行っており、
前回交換から約52,000kmで再度の交換となりました。
これはちょっと早いですね。

私のフィアットとほぼ同時期に同じ正規ディーラーから購入されてますが、
デュアロジックやクラッチの傷みは私のより早いようです。
理由はやや渋滞の激しい道路を走っていることが多く、
私のクルマよりゴーストップを繰り返していることが原因だと思われます。

少し気になるのはデュアロジックの価格が上がって来てるそうです。
この定番修理…今後はもう少しお金がかかってしまうのかも知れません。

レクサスRC350

年式2020年式
走行距離43,000km
故障内容右フロントフェンダー破損
右ドア破損
右ドアミラー破損
フロントガラス破損
修理詳細フロントフェンダー新品交換
右ドア板金修理
右ドアミラー新品交換

ボディ右側塗装修理
フロントガラス新品交換他
修理入庫先正規ディーラー
実際の作業店正規ディーラー取引先板金工場
修理代0円(相手側請求額 約110万円)

このレクサスRCは停車中に他車が突っ込んで来てボディが破損しました。
パッと見た感じはそれほど酷い損傷ではありませんでしたが、
衝突範囲が広かったことから高額の板金修理代がかかっています。
また、フロントガラスにもクラックが入ったことで新品交換となりました。

幸いだったのはモノコックへの損傷はなく、外板を修理しただけで済んでます。
いわゆる修復歴ありにはならない程度の事故で済んだようです。

このクルマは0:100で相手の過失事故として正規ディーラーへ入庫しています。
相手側の保険会社が別の修理店への入庫を求めて来るなど別の問題で苦労したようですが、
正規ディーラーが前面に出て相手側保険会社と話し合ってくれて無事解決しています。
ただ、腕のある個人の板金屋に直接持ち込めばもっと安く修理できるでしょうね。
相手側保険会社の気持ちもわからないことはないです。

ポルシェ911ターボS

年式2019年式
走行距離33,000km
故障内容ブレーキ一式交換
修理詳細純正PCCBへ一式交換
修理入庫先ポルシェ専門店
実際の作業店ポルシェ専門店自社整備工場
修理代約180万円

この911ターボSは故障ではなく通常のパーツ交換ですが、
これを機会にPCCB(ポルシェセラミックコンポジットブレーキ)へ交換しています。
もちろん純正新品パーツへの交換なので、パーツ代と工賃で約180万円もかかっています。

交換後まだ1,500kmほどしか走ってないようですが、
ブレーキ性能が驚異的なレベルまで向上しており、
しかもずっと悩まされて来たブレーキダスト問題からも解放されています。
(PCCBはダスト汚れがとても少ないです。)
耐久性もかつては30万kmと言われてました(現在は未公表)。
交換費用は桁違いに高かったものの、今後はもう交換することが無さそうなので、
その満足度は極めて高いようです。

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あとがき

今回はこの半年間に高額修理を要したクルマをご紹介しましたが、
10万円くらいの修理なんかはこの何倍もあるように思いますよね?
ところが意外にもそういうクルマはほとんどありませんでした。

また、今回調べてわかったことが一つあったんですが、
多くの方が突発的な修理入庫だったせいか安い修理方法の選択が困難だったようです。
ブレーキを交換した911ターボSのようなケースは事前準備して入庫できますが、
故障や事故での修理となるとそんな悠長なことは言ってられず、
その時点で入庫可能なところにお願いせざるを得なかったようです。
最近は多くの整備工場で入庫待ちしてるクルマが珍しくなく、
なかなか素早い修理に対応してもらうのは難しいようですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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