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FIAT 500 ヒルホールドシステムのメリットとデメリットについて

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FIAT 500には坂道発進時に2秒間ブレーキが作動して後退しない機能がついています。
これを「ヒルホールドシステム」といい、多くのフィアットオーナーから歓迎されています。
しかし、状況によっては乗り難さに繋がるケースもあるようです。
今回はヒルホールドシステムについて検証してみたいと思います。

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ヒルホールドシステムとは?

ヒルホールドシステムというのは傾斜角約5%の坂道を検知すると自動的にブレーキが作動し、
ブレーキを離してもクルマが後ろに下がってしまうことを防止してくれるシステムです。
そのブレーキの作動時間は2秒間で、一般的な坂道発進などでは有効に使える機能となっています。

FIAT 500のデュアロジックは一般的なATミッションのようにクルマを走らせることが可能ですが、
実際はあくまでもマニュアルミッションに自動化されたクラッチ機構が搭載されたもので、
トルクコンバータを使ったATミッションとはまったく動きが異なります。

例えばデュアロジックにはクリープ現象というものがないため、
平坦な道でブレーキを離してもクルマはまったく動きません。
AT車のようにチョロチョロとクルマが前後進しないのです。
ということは坂道などではブレーキから足を離すとクルマが動いてしまいます。

フォルクスワーゲンのDSGミッションのように疑似的なクリープ現象を起こすものもありますが、
フィアットのデュアロジックにはこれがありません。

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ヒルホールドシステムのメリット

坂道発進時のペダル操作が簡単

坂道発進時にエンストする恐れが軽減される

デュアロジックミッションとの相性が良い

坂道発進時のペダル操作が簡単

一番のメリットは坂道発進が簡単なところです。
傾斜角5%というのは多少クルマが動いてしまう角度なので、
これがあるとないとではかなり違いますね。
ただ、逆にいうと4%までの坂だと作動しませんので、
この4%と5%の違いを身体が覚えるまでは作動したりしなかったりと感じてしまうかも知れません。

また、人によっては3~4%くらいの坂道でも苦手に感じる方がいます。
実際は凄くゆっくりクルマが後退する程度なんですが、
不思議と運転席に座っていると急激に下がっていると感じるようです。
これを感じやすいのはどうもAT車ばかりに乗って来たドライバーに多く、
慣れるまでは恐怖を感じてしまうようです。

クルマの外からその下がり具合いを目で確認してもらうと、
感じているよりかなりゆっくり下がっていることがわかります。
傾斜角4%くらいまでの坂道なら全然慌てなくても大丈夫です。

また、傾斜5%の坂道でも危険なほどクルマが急激に下がることはなく、
人によってはその程度の坂道なら作動しないほうが走りやすいと感じるかも知れません。

傾斜角5%というのは100m先で50cm地面が高くなる角度の坂です。
一般的に10%くらいからキツい坂とか急勾配とか言われますね。
ちなみに家屋の駐車場は通常2%くらいの勾配で施工されます。

坂道発進時にエンストする恐れが軽減される

坂道発進が苦手な方はエンジンストップを恐れます。
アクセルの踏み込みが足りなかったり、
クラッチを急に繋げたりすると負荷が大きくなってエンストしてしまいます。

快調なデュアロジック車やAT車は多少の負荷がかかってもエンストすることはありませんが、
ただ、絶対に坂道でエンストしないというわけではなく、
厳密にいうと「エンストし難い」という表現が適切です。

ヒルホールドシステムはこのエンストを最大限回避してくれるシステムでもあります。

デュアロジックミッションとの相性が良い

もともとこのシステムはマニュアルミッション車で重宝されてました。
しかし現在では多くのメーカーが多種多様なクルマやバイクに採用しており、
驚くべきことにAT車でも装備するクルマが出現しています。

しかし、もっとも相性がいいのがAMTと呼ばれる自動クラッチを搭載したミッション車です。
フィアットのデュアロジックもその中に含まれ、
とくに疑似クリープ現象のないAMT車には向いています。
つまりデュアロジックなどは一番恩恵を受けやすいミッションと言えます。

AMTとは「オートメイテッドマニュアルトランスミッション」の略で、
別名「セミオートマティックトランスミッション」と呼ばれています。
有名なところではポルシェのPDKやフェラーリのF1マチック、
フォルクスワーゲンのDSGやBMWのSMGなどが含まれます。

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ヒルホールドシステムのデメリット

・ブレーキ保持は2秒間だけ

・マニュアルミッション車だと坂道発進にクセがある

・クルマが斜めに傾いていると作動しないことがある

・ブレーキをしっかり踏まないと作動しない

・その他のデメリット

ブレーキ保持は2秒間だけ

信号が変わり普通に坂道発進すれば問題ありませんが、
2秒経過するとブレーキは解除されてしまいます。
そうなるとクルマは下がり始めるので注意が必要です。
自分がアクセルを踏むタイミングまで効いてくれるわけではありません。
あくまでも2秒間だけです。

マニュアルミッション車だと坂道発進にクセがある

マニュアルミッションのクルマで坂道発進するときってどういう操作をするでしょうか?
ヒールアンドトゥみたいに右足でブレーキとアクセルを踏み分け、
踵で前進するパワーをかけ、次につま先のブレーキを離して発進する人もいるかも知れませんが、
普通は右足をブレーキから離してから素早くアクセルに移動させ、
クルマが下がらないよう今度は素早く左足でクラッチを繋いで発進すると思います。
ところがヒルホールドシステム搭載車の場合はちょっと挙動が特殊です。

こちらの場合は発進しようとブレーキペダルから足を離してもブレーキが解除されません。
つまり2秒間はブレーキがかかった状態になりクルマが後ろに下がらないのです。
確かにブレーキが効いてクルマが後ろに下がらないのはメリットなんですが、
この挙動に慣れないとクラッチの繋がりを上手くコントロールできず、
ヒルホールドシステムのブレーキ力に負けてエンストしてしまう人がいます。
エンストしないためには普通よりやや強めにアクセルを踏んでパワーを出す必要がありますが、
これがやってみると少々クセがあります。
強くアクセルを踏み過ぎるとまるでイキって急発進してるような挙動になってしまいます。

坂道発進を苦手としないドライバーほどこのシステムの介入を嫌うかも知れません。

クルマが斜めに傾いていると作動しないことがある

実際の道路を走るとクルマが斜めに傾いて停車したりすることがあります。
このときの姿勢によっては約5%くらいの勾配があるのに、
ヒルホールドシステムが作動しないことがあるようです。
つまりセンサーが5%以上と判断していない状態です。
こういう測定誤差が生まれるため「約5%」という表現が使われているんだと思います。

ブレーキをしっかり踏まないと作動しない

ヒルホールドシステムが作動しないと言われる方の多くがブレーキの踏み込みが足りないです。
これは女性に多いんですが、坂道でなくとも常にブレーキの踏力が不足しています。
普通のAT車なら余程の急坂でもない限りクリープ現象のおかげでクルマは下がりません。
だから坂道では軽くブレーキを踏んで停車するクセがついているようで、
この感覚で(クリープ現象のない)FIAT 500に乗ると危険です。
(FIAT 500に限らず、マニュアルミッション車に乗った場合も同じく危険です。)

FIAT 500は基本的にクルマ自体が軽いので、
軽くブレーキを踏んでいても坂道で停まっていられます。
極端な話しですが、車重1.5t以上ある重いクルマに乗っていて、
あの軽い踏み込みだとやはりクルマが下がって来る恐れがあります。

FIAT 500のブレーキが女性に踏み込めないほど重いわけはなく、
あきらかにその方の運転のクセです。
しっかり根元までブレーキペダルを踏み込むことで解消されます。

その他のデメリット

デュアロジック車に乗っていてデメリットを感じることはほとんどないと思いますが、
強いて言えば坂道発進時に「コクン」という軽い衝撃が発生します。
これは作動中のブレーキが前進するパワーを感知して解除された瞬間に起きるもので、
正常な挙動ですが、AT車が自然に動き始める挙動とはあきらかに異なります。
もしかしたら人によっては違和感を感じてしまうかも知れません。

女性オーナーには不満?

ヒルホールドシステム自体はあって困るものではありませんが、
細かく検証するとその制御が邪魔になるシチュエーションは確かに存在します。
しかし、実際にこのシステムの搭載車に乗ってみるとメリットのほうが大きく、
乗り難いとか邪魔だと感じる場面は少ないと思います。

しかし、一定数の方が「効いたり効かなかったりする」現象には頭を悩ませているようで、
とくに女性オーナーが一番困惑するのは以下のような状況のようです。

ヒルホールドシステムが作動しない程度の坂道で停車

アイドリングストップが作動してエンジン停止

この場合、発進するためにはまずエンジンが再始動する必要があり、
次に坂道発進となるわけです。
このわずかな時間に微妙ながらクルマが後退する恐れがあります。

とくエンジンが停止しているのが怖く感じられるようですね。
当たり前の話しですが、エンジンが再始動しなければクルマは前に進みません。

これが後続車のいる坂道だったら…

確かにあまり気持ちいい状況ではないですね。

これを回避する手っ取り早い方法はアイドリングストップのオフだと思いますが、
多くの女性オーナーがヒルホールドシステムの作動条件緩和を希望していると聞きます。
つまり傾斜角5%より低い数値でも作動して欲しいと考えているわけですね。
これに対するメーカーや販売店の回答は「困難」だったようですが、
そういう要望があることは事実のようです。

フィアットはアイドリングストップ機能のことを次にように呼んでいます。

「START&STOPシステム」
これは2010年7月頃のモデルから搭載されました。
多くのクルマが常時オフにするためにはコーディング施工を要しますが、
フィアットは2012年頃のモデルからボタン一つで継続設定が可能です。
これは地味にありがたいと思います。

(2010~2012年までのモデルはメモリーされませんのでご注意ください。)

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まとめ

今回はFIAT 500のヒルホールドシステムについて検証してみました。
当然かも知れませんが、人によって作動状態の感じ方に差があり、
メリットもデメリットも人によって考え方が違うようです。

FIAT 500の場合、システム作動時にアイドリングストップがキャンセルされるなど、
個人的には良くできた仕様だと思っていますが、
どうしても状況によっては困惑してしまうようなこともあります。

「アイドリングストップが効いたり効かなかったりする」

とあるオーナーさんがこの現象を「故障では?」と言ってましたが、
そうではなく、ヒルホールドシステムの作動が関係していることを説明したら納得していました。

基本的にFIAT 500はシンプルな構成のクルマだと思いますが、
それでもしっかりとクルマの機能を理解する必要はありそうです。
上記のようにヒルホールドシステムが関係ないところに影響することがあるので、
その特性を理解したほうが快適にドライブできそうですね。



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