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BMW4シリーズ(F32,F36) 現役オーナーが感じる印象と特徴

BMW 4シリーズインポートカー関連
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BMW4シリーズはF型から登場した3シリーズのクーペ版モデルですが、
基本同型車でありながら日常での使用感が3シリーズと異なることもあって、
オーソドックスなセダンである3シリーズほど生産数や販売数が多くありません。
今回はそんな4シリーズについて現役オーナーが感じていることを書いてみます。

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3シリーズから4シリーズへ

私は仕事の関係もあって何台かのクルマを用途によって使い分けてますが、
日常使用するクルマはセダンかステーションワゴンを選ぶことが多いです。

かつてはBMW3シリーズやベンツCクラスなどのセダンを愛用してましたが、
現在はBMWの435iグランクーペを日々の移動に使っています。

私がこのクルマを選んだ最大の理由は運転が楽しかったからなんですが、
セダンと遜色ない使い勝手の良さがあったというのも大きかったです。

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4シリーズに乗って感じたこと

グランクーペは目立つ?

基本的に4シリーズは3シリーズより生産台数や販売台数が少ないため、
わかりやすい特徴として3シリーズより街で見かける機会が少ないです。
私はかつてF30型の3シリーズセダンを日常使用してましたが、
交通量の激しい大阪市内や京都市内だと10分も走れば同型車とすれ違ってました。
それと比べると4シリーズは圧倒的に見かけないクルマです。

そんな事情もあって4シリーズのほうが人々の視線を集めやすいです。
とくにグランクーペですね。
おそらくちょっとカタチが変な4ドアBMWなので「何あのクルマ?」って感じなんでしょう。
ちなみに視線を向けて来るのはベンツやアウディ、レクサスに乗ってる方が多いです。
3シリーズセダンと思ったらちょっと違うので思わず振り返ってる感じです。
ちなみにF32クーペにはあまりそういう視線は集まらないようです。
これは単純に昔から3シリーズにも2ドアクーペがあったからでしょうね。

なお、現行の4シリーズは良い意味でも悪い意味でもあの特徴的なフロントマスクが目立つので、
みんなから一発で「あ、BMWの4シリーズだ!」とわかってもらえるようです。
それに現行G型4シリーズってけっこう売れてるんですよね。
あれ、あまり売れないと思ったんですが…
(現行オーナーさんすみません…)


なお、この少なさは希少性があっていいと思われるかも知れませんが、
市場に台数が少ないということは中古車の選択肢も限られてしまいます。
日本での新車登録台数で比較するとおよそ1/4とかでしょうか。
販売店によっては1/6以下だったそうです。
それくらい台数に差があると中古車にはデメリットも生まれてしまいます。
とくに価格が気持ち高めになる傾向があってコスパでは3シリーズのほうが有利でしょうね。

買いやすくなってる!

現在の中古車市場は一時期に比べて全体に価格は下落傾向にありますが、
BMWも一部の希少モデルを除いて最近は異常値の中古車は減ってます。

とくに3シリーズや4シリーズみたいな台数の多いモデルは順当に価格が下がっており、
最近は買う「チャンス到来」みたいな流れと雰囲気があります。
しかも現在はまだクルマが新しくコンディションの良い中古車がたくさん流通しているので、
余程買い方を間違えなければ極上車をお値打ちにゲットできそうです。

これはベンツCクラスやアウディA4なんかもそうですが、
ガレージ保管されてたピカピカの中古車がけっこうな数で出回ってますね。
新車の納期問題がやや緩和されて買い替えが進んだ結果だと思われます。

また、4シリーズはセダンの3シリーズより走行距離の少ないクルマが多いようです。
これも4シリーズ中古車の特徴かも知れません。

ちょっとバックしにくい…

4シリーズは車両後方の車幅が微妙に拡がったデザインをしています。
(3シリーズと違って4シリーズはリアフェンダーが微妙に拡がっています。)
この微妙な拡がりが曲者で、これが影響して真っ直ぐバックしたつもりが曲がってしまいます。
これはサイドミラーを見て自車のボディラインを基準にバックさせると発生するようで、
瞬時に車両感覚を掴んで運転できる上手い人ほど「あれ?」となりやすいです。
運転手本人は完璧にバックしたつもりが曲がっているので驚くんですよね。

どうやらミラー越しに見たボディラインが後方で拡がっているように見えないため、
目の錯覚というか、ボディラインに合わせて車両感覚を掴むとズレやすいんだと思います。
ほとんどの方はそれに気づいてすぐ車両感覚を修正できますが、
中にはいつまで経っても曲がってしまう人もいます。
とくに3シリーズに乗り慣れた人ほど戸惑う人が多い印象です。
私は両車を知ってますが、確かに3シリーズ感覚でバックするとやや曲がりますね。

BMW 4シリーズ
3シリーズと同じ感覚で赤線を基準にすると微妙に曲がってしまいます。

ルームミラーが邪魔

最近のクルマはルームミラーが邪魔なくらい巨大な形状をしてますが、
4シリーズも例外ではなく室内のミラーが視界を遮ります。
ドライバー(の体格)によっては致命的に見えないこともあります。

昔の古いクルマなら小型のルームミラーに交換するなんてこともできますが、
いろいろな機能をミラー周りに凝縮してる今のクルマでは難しいです。

3シリーズは4シリーズよりルーフが高いのでミラー被りも若干軽減されるんですが、
4シリーズはクーペもグランクーペもドライバーの目の前にミラーが鎮座してる感じです。
たった数センチ違うだけですが、これが気になるんです。

私の友人に身長189cmある大男がいますが、彼なんかがんばってシート調整しても無理です。
どうしても座高が高いので目と同じ高さにミラーが被って来ます。
そうなると左折するときなんかミラーの長さ分くらい、横断歩道を遮られてしまいます。
身体を屈めるなんてできないので、顔を横に振って視界を確保してますね。
もちろん著しく危険なんてことはないですが、なんとか改善したいポイントだとは思います。

整備代安いかも?

4シリーズ自体の販売台数は少ないものの、台数の多い3シリーズと基本共通なので、
パーツも手に入りやすいですし、整備費用の負担などもそれほど重くないです。
同じくらいの販売台数の輸入車と比べたらかなり有利だと思います。

また、不具合が起きてしまったときに使える中古パーツの流通量も豊富ですし、
純正パーツ以外の社外製パーツも潤沢に出回っています。
(ドレスアップパーツなども同様です。)
あまり変な社外パーツは使わないほうがいいですが、
パーツが手に入らなくて困ることは少ないクルマです。

これは4シリーズの大きなメリットで、数の多い3シリーズに助けられてますね。
まあ、もともと兄弟車なので当然なんですが…

実は使いやすい!

私はたびたびセダンの3シリーズのほうが使い勝手がいいと言ってますが、
実は4シリーズのほうが使いやすいと感じているところもあります。
それはどんなところでしょうか?

まず一つ目は都市部の狭い駐車場だと乗降が大変ですが、
3シリーズはウィンドウにサッシュがあるのでホントに狭い駐車場だと大変です。
ところが4シリーズグランクーペはサッシュレスウィンドウのため狭い場所でも身体の自由度が高く、
サッシュの影響を受けず身体を捻り出せるので意外と降車しやすいです。

F32クーペなんかドアがデカいのでサッシュなんかあったらかなり厳しいですが、
こちらもサッシュなしのおかげでまだなんとかなりますね。
(私はフィアット500を所有してますが、あちらのほうが大変かも…)

最近のクルマはエンジン停止後も一定時間はパワーウィンドウが動くのでかなり有効です。

二つ目は荷室の使い勝手です。
F36グランクーペはリアゲートがハッチバック形状になってます。
トランク容量は3シリーズと同じ480Lなんですが、
開口部が大きいので3シリーズセダンより断然荷物の積み降ろしが容易です。
ステーションワゴン並みとは言いませんが、セダンより遥かに楽チンです。
(F32クーペは3シリーズセダンと同じくトランク形状です。)

3シリーズより知名度が低い

BMW3シリーズはなんだかんだ言っても人気とネームバリューのあるクルマです。
ところが4シリーズは知名度で確実に劣ります。
あまりクルマに詳しくない人だと4シリーズなんて聞いてもピンと来ないですね。
もちろんあまり知られていないクルマだからといって問題があるわけではありませんが、
それでも世間からの認知度が低いことはオーナーとしてちょっと寂しいものです。

BMW3シリーズやベンツCクラス、レクサスISやアウディA4などは一定の知名度を持ってます。
こういう有名なクルマたちと比べるとマイナー感があるというか、
4シリーズはメジャーなBMWモデルになり切れていないという現実を感じます。

これは欠点ではないですが、やはり歴史と伝統ある3シリーズのほうが偉大かも知れないですね。

435iより420iがおすすめ!

4シリーズにもいくつかのエンジンが用意されてますが、
これから中古車で購入されるなら個人的には420iのほうがおすすめです。
私はたまたま縁あって435iグランクーペを認定中古車で買いましたが、
その縁なくクルマ探ししていたら420iグランクーペを買っていたと思います。

私の身の回りには420iグランクーペに乗る友人が二名ほどいますが、
こちらのほうが比較にならないくらい燃費が良く、
メンテナンス維持費などもかなり安く済んでます。

私はパワフルな趣味クルマを他に持っているという事情もありますが、
普通に走るだけならカタログスペックほどの差や違いなんて感じないものです。
もちろん絶対的なパワーはかなり差がありますが、
誰しも乗ってる時間の大半は普通に走ってると思います。

どうしても300馬力以上のパワーが欲しいなどの理由があれば別ですが、
私自身はとくに435iの必要性を感じたことはありません。
それどころか435iはフロントが重いので420iのほうが運転も楽しい気がしますね。
(これに関しては435iクーペに乗る友人も同意見だそうです。)

ちなみにどうしても6気筒エンジンの4シリーズが欲しいならば、
ちょっとがんばって現行のM440iを買うほうがいいです。
私の友人がM440iに乗ってますが、価格以上にかなり進化してる印象です。

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まとめ

今回は日常使用しているBMW4シリーズについて勝手な個人感を書いてみました。
もちろん個々のクルマに対する好き嫌いや印象は人によって異なるので、
同じ4シリーズオーナーでもまったく違う印象を持っている人もいます。
実際、私の家族も私とは感じ方が違うようです。

また、私のクルマは4ドアグランクーペですが、これが2ドアクーペだとまた違いますね。
そもそも2ドアクーペに高い日常性なんて求めてない人が多いので、
同じ4シリーズとして括るのは無理があるかも知れません。

「3シリーズセダン VS 4シリーズグランクーペ」は興味深い対戦カードですが、

「4シリーズクーペ VS 4シリーズグランクーペ」なんてのは無意味かも…

最後までお読みいただきありがとうございました。

ブログ村にはたくさんのBMWオーナーが集っています。
そんなみなさんのBMW談もお読みいただけたら幸いです。

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