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W205系ベンツCクラス 今から買うならどのモデルがおすすめ?

ベンツ Cクラス W205インポートカー関連
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現在も大人気で購入検討される方が多いW205系ベンツCクラスですが、
C180、C200、C250、C220d、C350eAMGモデルなど、その種類も多いです。
その中で中古車購入するならどのモデルが一番おすすめなんでしょうか?
今回はモデル別にメリットとデメリットを整理してみたいと思います。

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各モデルの特徴

CクラスにはC180からAMGモデルまで幅広いラインナップがありますが、
購入するとなるとそれぞれにメリットとデメリットがありそうです。
簡単に整理してみましょう。

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C180のメリットとデメリット

ベンツ C180
出典:メルセデスベンツ日本 W205 C180(前期型)

C180の魅力はなんと言っても一番買いやすい価格というところでしょうか。
200万円以下でもコンディションの良いクルマが手に入りそうです。
簡単にメリットとデメリットを整理してみます。

【C180のメリット】

価格が安い

高額修理のリスクが少なそう

中古車のタマ数が多い

気軽に乗れる

見た目は上級グレードと同等

高速燃費が優秀

【C180のデメリット】

あまり動力性能は高くない

やや乗り心地が悪い

過走行車が多い

ベンツにしては押し出しが弱い

交換パーツの価格は上級モデルとあまり変わらない

意外と市街地燃費が悪い


C180は安くて状態の良いクルマがたくさんあり、
これから中古車で買うなら一番おすすめかも知れません。
基本的にC200などと装備面でも大差はなく、
実用上で困ることはほとんどないと思います。

それにエアサスを使ってないので心配要素の少ないモデルでもあります。

それと、C200以上のオーナーはどうしてもBMWやアウディのようなライバル車を意識するようですが、
不思議とC180に乗っている方はライバル車を意識してない方が多いようです。
「ベンツだぞ」みたいな変な気負いがなく乗ってる方が多い印象で、
そういうベンツオーナーってカッコいいかも知れません。
これ、けっこう重要なポイントだと思います。

それから今回、C180の燃費についてちょっと補足したいです。
私はC180を所有したことがなくチョイ乗りしたくらいの経験しかないのですが、
高速燃費は極めて優秀というイメージでした。
しかし、実際にC180に数年お乗りのオーナーさんに聞いてみると、
都会の街中などはアクセルを踏み混む機会が多いせいか、
意外と実燃費は悪いそうです。
純粋な市街地走行だけの場合、下手をすると7km/L前後なんてことも珍しくないそうで、
ゴーストップを繰り返すような道路ではパワーに余裕のあるC200のほうが有利なようです。

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C200のメリットとデメリット

ベンツ C200
出典:メルセデスベンツ日本 W205 C200(前期型)

C200はもっともベーシックなグレードなので中古車台数も多く選びやすいモデルです。
ただ、個体による差が激しいのもC200の特徴なので、
中古車を買う場合はしっかり調べてから買う必要がありそうです。

【C200のメリット】

エアサス搭載車を選べる

タマ数が多く選びやすい

上級モデルのような高級さがある

人気のAMGラインが多い

サードパーティー製パーツが多い

【C200のデメリット】

エアサス搭載車はコンディションに注意

過走行車が多い

思ったほど走らない

オプションの装備差が激しい

前期型と後期型は別物と考えたほうがいい

普通に考えてW205ベンツのもっともベーシックなグレードですね。
ただ意外とオプション装備に差があるのもC200の特徴で、
物凄く装備の良いクルマと質素なクルマが混在してます。
同じ年式で同等の走行距離なのに50万円くらい価格に差があるのは装備が違う可能性が高いです。
中古車で買う場合はどういうオプションを組み込んであるのかしっかり確認しないと危険です。

日本国内で正規販売されたC200は極端に装備が貧相なクルマはありません。
しかし、オプションのパッケージは段階的に設定されてましたので、
素のアバンギャルドとレザーエクスクルーシブパッケージ車などでは別のクルマと思えるくらい装備に差があります。

例えばオートトランクリッドが付いているクルマと付いてないクルマが混ざっています。
購入後に装備されてないことに気づいたという人も実際にいました。

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C250のメリットとデメリット

ベンツ C250
出典:ヤナセ公式 W205 C250(前期型)

C250はW205の通常モデルでありながら、もっとも中古車台数が少ない印象です。
新車の販売台数も比較的少なかったようなので、
中古車探しのタイミングによっては買いたくても見つからない可能性もあります。

BMWなどもそうですが、不思議と日本では320iのほうが328iとかより人気があります。
これがいっそ335iくらいになるとまた違って来るんですが、
中途半端なモデルと思われているんでしょうか…

【C250のメリット】

C180やC200より希少なモデル

少しだけ見栄が張れる

オプション装備の良い中古車が多い印象

全車エアサス搭載

C180やC200より確実に速い

【C250のデメリット】

動力性能が中途半端

やや燃費が悪い

タマ数が少なく入手困難

エアサス搭載車しか選べない

C180やC200のほうが人気がある

中古車は割高な印象がある

C250は正式にはC250スポーツというグレード名で販売されました。
名前からするとスポーツモデルなのか?と思ってしまいそうですが、
全然そんなことはないです。普通に乗れるグレードのモデルです。

ただ、全車がエアサス標準搭載だったり、
全般に装備良く販売されたクルマなのでCクラスの上級グレードという認識で間違ってはいないです。
しかし、中古車で買う場合はその装備の良さが災いして故障が心配なクルマでもあり、
例えば故障リスクを避けるためシンプルなC180を選ぶというのは多いにアリだと思いますが、
C250を選ぶというのはその真逆の行為みたいなところがあります。
高額修理に繋がる不具合がないかどうか各部をしっかり確認したほうが良さそうです。

また、エンジンはC200よりパワフルな211馬力となってますが、
基本的には同じエンジンです。
体感的には確かにC200より気持ちパワーがありますが、
その代わりにやや燃費が悪いという印象です。
絶対的なほど優位な差があるわけではないので過信しないようにしましょう。

C250はAMGモデルなどを除けば価格の高い上級モデルです。
購入された方もやや裕福な方が多かったのか、
高価なレザー内装など、オプション満載なクルマが多い印象です。
その中古車が安価に買えれば嬉しいものですが、
壊れたら修理代のかかる装備も満載なので注意が必要です。

C180やC200のようにシンプルな装備の中古車は少ないということですね。
尚、親しいヤナセ営業マンによると、
販売されたC250の多くはワゴンモデルだったそうです。
セダンモデルはかなり希少なようです。

C220dのメリットとデメリット

ベンツ C220d
出典:メルセデスベンツ日本 W205 C220d(前期型ローレウスエディション)

ディーゼルエンジンのC220dは燃費の良さで他モデルを圧倒しています。
やや重いクルマですが、トルクフルなエンジンのおかげで突進力もあります。
そして、軽油ゆえに燃料代も安く済みそうです。

【C220dのメリット】

軽油で走れてお財布にやさしい

燃費が良く航続距離が長い

W205で一番どっしりした走行感がある

トルクフルなエンジンで街中ならC200より速い

【C220dのデメリット】

フロントヘビーでやや運動性能が悪い

ガラガラうるさい

高圧噴射ポンプなどが故障したら高額修理が必要

W205の中で一番運転がつまらないかも

C180やC200よりやや実売価格が高い

私はC220dを自分のクルマとして所有したことがないので偉そうなことは言えませんが、
たびたび乗った印象ではとにかく重いクルマに感じました。
体感できるくらいC200よりフロントが重い印象で、
ワインディングロードなどではフロントが重くて回頭性が悪かったです。
ハンドリング自体はそんなに悪いとは思いませんが、とにかく重たいです。

同時期のBMW320iと320dはフットワークに大差を感じないクルマでしたが、
こちらはかなり違います。
BMW320dみたいな軽快感はあまりなく、
購入される場合は絶対に注意したほうがいいです。

但し、普通に街中を走るならC200よりトルクが厚く突進力があり、
発進などはC200よりストレスを感じないと思います。
また、その重さゆえに高速道路などでの巡行もどっしり感があって良いですね。
もっとも、高速道路ではガソリン車みたいな気持ちいいスピードの伸びはないですが…

AMGモデルのメリットとデメリット

AMG C43
出典:メルセデスベンツ日本 W205 AMG C43(前期型)

W205のAMGモデルは大きく分けるとC450とC43系、そしてC63系があります。
C43というのは2016年に改称されたC450の新ネームで、
基本的には同じクルマになります。
これらのモデルはそれぞれキャラクターが異なるので別物に近いですが、
今回は同じAMGモデルとして扱わせていただきます。

【AMGモデルのメリット】

単純に見た目がカッコ良い

C200などとは別物でかなり速い

小柄なCクラスながらベンツらしい強い押し出しがある

人気モデルでリセールが良い

【AMGモデルのデメリット】

少々うるさい

派手すぎて目立つ(とくにC63系)

乗り心地が悪い(とくにC63S)

燃費が悪く航続距離が短い

維持費が高い

W204系C63のような突進力や豪快さはない

私はかつて趣味クルマとしてC63Sを持っていました。
面白いクルマでしたが、誰にでもおすすめできるクルマかというと微妙な気がします。
今でも人気がありリセールも悪くないので買って損することはないと思いますが、
少なくともC63系は物凄くお金がかかります。
中途半端に安いクルマに手を出すとかなり痛い目に遭いそうで、
余程好きな方以外は買わないほうがいいと思います。

また、乗り心地も悪いクルマなので常用として使うにも向かないでしょうね。
常用するならC450やC43のほうが遥かに向いています。
(C63Sと他のモデルはサスペンションが違います。)

AMGは独特の魅力があって欲しくなりやすいクルマですが、
カタチが似てるだけでC180やC200とはまったく別物のクルマです。
もしこれを理解せず購入してしまうと失敗するので注意しましょう。
普通に毎日乗るクルマとして購入するならC200とかのほうが絶対にいいです。

最近はC200などをAMGモデルに似せるドレスアップが流行っています。
ぱっと見た感じは本物AMGモデルに見えますね。
そこそこお金もかかるようですが、本物を買って維持することを考えたら安いかも知れません。
外観ドレスアップで十分ならこういう楽しみ方もアリかも知れません。

その他のモデルについて

ベンツ C350e
出典:メルセデスベンツ日本 W205 C350e(後期型)

W205ラインナップの中にはC300やC350eというモデルもありました。
これらのモデルは日本では受注生産だったり、
中途半端に高かったりしてそれほど売れたモデルではありません。

そして中古車の流通量も少なく、あまり見かけないモデルでもあります。
また、C350eはパワフルなプラグインハイブリッドモデルですが、
3~5年間の新車保証付きで買うなら問題ないと思いますが、
中古車で購入することはおすすめしません。
理由はお察しいただけましたら幸いです。
個人的には絶対に買わないほうがいいと思うモデルです。

C300やC350eは滅多に中古車でも見かけません。
もし真剣に購入検討されるならじっくり探す覚悟が必要だと思います。

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前期型と後期型で装備に差がある

W205のCクラスに限った話しではありませんが、
前期型と後期型では別のクルマと思えるくらいに装備内容が変更されました。

エンジンもまったく別物に変更されてますし、
レーダーセーフティパッケージなどもオプション装備だったものが、
モデル末期の2020年2月には標準装備化されています。
仕様を細かく確認しないと失敗する恐れがあるので十分注意しましょう。

また、装備内容をしっかり確認して中古価格を比較検証したほうがいいです。
単純に高い安いだけで判断すると思わぬ失敗を招いてしまいます。

レーダーセーフティーパッケージが標準搭載された前後の中古車は要注意です。
一見、同年式の中古車に見えますが、10万円単位で価格に差があります。
「安く買えてラッキー」と思ったらレーダーセーフティー未搭載だった…
なんて失敗をしないよう気をつけましょう!

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おすすめモデル集計

今回は12人の現役W205乗りと過去にW205を所有していた人を対象に、
各モデルを1位から順番に5位までおすすめモデルとして並べてもらいました。
(1位を10点とし、2位以下を8点、6点と2点まで点数化して集計)
単純におすすめ車だけを集計すると人気のある特定モデルに集中してしまうため採点法で出してます。
その結果が以下になります。

1位 C180アバンギャルドAMGライン

2位 C220dアバンギャルド

3位 C200アバンギャルド

12人中、5名がC180AMGラインを1位(10点)に選んでました。
これだけで50点確保なので1位当確でしたね。
理由はもっともお金がかからない可能性が高いことと、
状態の良い中古車が多そうという理由でした。
ローレウスエディションと票が割れなかったのも理由だと思います。

C200は素のアバンギャルドとAMGライン、ローレウスエディションで票が分かれてしまい、
有効ポイントで不利だったというのもあります。
これを同一モデルとして集計すればC200系は1位です。

また、C200やC220dの票が割れた原因はエアサスの問題があります。
つまりエアサス搭載のAMGラインと素のアバンギャルドで票が割れたのです。
やはり多くのW205経験者が中古車のエアサスコンディションを気にしている印象で、
2位と3位はこれを反映したのかAMGラインではありません。

尚、4位以下6位までは次のようになりました。

4位 C200AMGライン
5位 C180ローレウスエディション
6位 C220d AMGライン

実はこの結果は意外でした。
個人的には装備の良いAMGラインが上位独占すると思っていたからです。
多くの方が高額修理のリスクが少ないモデルを上位に挙げたようで、
自分自身がこれから購入するつもりで考えたようです。

実際にレーダーセーフティ関係やエアサスの故障を経験した人は少数なんですが、
みなさん、中古車で購入して50~100万円なんて修理代はあり得ないと考えたようです。

私の私見

私がこれからW205を中古車で購入するならC220d AMGラインを選びます。
理由はディーゼルエンジン搭載で経済的なことと、走行性能も秀逸で、
とくに大きな問題点が見当たらないからです。

私はあまりディーゼルエンジンが好きではありませんが、
実用車として買うならまったく問題ありません。
AMGラインと同様に装備の良いローレウスエディションでもいいと思います。

難点はもともと新車価格が高く、少々中古価格も高い傾向にあることと、
同じ価格でもっと状態の良いC200が見つかる可能性もあるところですが、
それでも一番手はC220dを考えます。
二番手は僅差でC180でしょうか。この両車は迷いました。
もちろんC180の場合、装備の良いAMGラインかローレウスエディションですね。
程度の良い前期型のC180AMGラインがいいんじゃないでしょうか?
後期型より安いですし、今ならまだコンディションの良い低走行車が見つかりそうだからです。

ちなみに多くの方が懸念したエアサスはあまり問題視してないです。
確かに壊れるリスクはありますし、壊れたら高額修理確定ですが、
極端な過走行車でなければ私なら買ってしまいます。
あまり気にしないほうがクルマ選びが楽しいからですが、
もう一つの理由はエアサスはW205最大のセールスポイントだった装備なので、
どうせW205を買うならそれを体験するのが正道かなという気がするからです。

もちろんエアサス故障を懸念しバネサスモデルを選ぶという考えを否定したりはしません。
そのあたりはそれぞれの考え方があっていいと思います。
もしエアサスを避けるならC180AMGラインですね。
エアサスなしのC200より個人的には魅力を感じます。

まとめ

今回はこれからW205を中古車購入するならどのモデルがおすすめなのかを考えてみました。
正直なところ思っていた結果と集計結果は違っていましたが、
面白かったのは多くの方が高額修理のリスクを避けたという点で、
新車購入された方々も保証があるから安心して乗っていたのであって、
それがないなら壊れやすい装備は避けたほうがいいと考えたようです。

これからW205を中古車で購入される方の参考になったのかわかりませんが、
現役および元オーナーたちの意見として多少参考にしていただけたら幸いです。

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