スポンサーリンク

ベンツGLAは買いか?コンパクトSUVの使い勝手や信頼性を検証

ベンツ GLAインポートカー関連
スポンサーリンク
スポンサーリンク

ベンツのSUVラインナップの中でもっともベーシックなモデルがGLAです。
現在は二代目(H247系)にモデルチェンジされましたが、
今回は中古車市場で人気ある初代X156系GLAについて検証してみたいと思います。

関連記事


スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

X156系ベンツGLAとは

初代GLAは2014年から販売が開始されたベンツ初のコンパクトSUVで、
当時のW176系Aクラスをベースに開発されたクルマです。
ただ、Aクラスとはややサイズ感が違うことから、
見た目はAクラスそっくりながらワンランク上のクルマに見えます。
しかしながら実態は大き過ぎないボディサイズであり、
日本ではとても人気のあるSUVとなっています。

ベンツ GLA250
出典:メルセデスベンツ日本カタログ
ベンツ Aクラス
出典:メルセデスベンツ日本カタログ  
初代GLAのベースとなったW176系Aクラス
スポンサーリンク

基本スペックのおさらい

A180GLA
180
GLA
220
GLA
250
全長4,2904,4304,4304,430
全幅1,7801,8051,8051,805
全高1,4351,5051,5051,505
Wベース2,7002,7002,7002,700
車重1,4301,4701,5701,570
エンジン直列4気筒
DOHC
ターボ
1,595cc
直列4気筒
DOHC
ターボ
1,595cc
直列4気筒
DOHC
ターボ
1,991㏄
直列4気筒
DOHC
ターボ
1,991㏄
最高出力122ps
/5,000rpm
122ps
/5,000rpm
184ps
/5,500rpm
211ps
/5,500rpm
最大トルク20.4Kgm
/1,250~
4,000rpm
20.4Kgm
/1,250~
4,000rpm
30.6Kgm
/1,200~
4,000rpm
35.7Kgm
/1,200~
4,000rpm
ミッション7速DCT7速DCT7速DCT7速DCT
駆動方式FFFF4WD4WD
最小回転半径5.1m5.7m5.7m5.7m
最低地上高110150150150
乗車定員5名5名5名5名
販売価格329万円~
(2013年当時)
344万円~
(2014年当時)
449万円~
(2017年登場)
459万円~
(2014年当時)
参考までにA180も付記

X156系GLA各モデルは基準となるベースモデルのほかに、
スポーツモデルとオフロードモデルがありました。
つまりGLA180、GLA180スポーツ、GLA180オフロードといったグレード展開です。

スポーツは上記スペックより車高が約10mm低くなり、オフロードは約30mm高くなってました。
使用用途に応じてモデルを選択できるようになっていたわけです。

尚、GLA220は2017年に追加された中間グレードで、
GLA180とGLA250の間を埋めるモデルとして新設されました。
2017年の販売価格は以下のようになっています。

GLA180…398万円~
GLA220…449万円~
GLA250…513万円~

このGLA220とGLA250ですが、当時乗った印象ではほぼ同等の動力性能で、
パワー的にはそれほど大きな差はないと思います。
もし今から中古車で購入検討されるなら、
250というバッチにこだわりがなければ220でも全然問題ないと思います。
個体のコンディション重視で選ばれるといいのではないでしょうか。

ベンツ GLA220
出典:メルセデスベンツ日本カタログ 
中間グレードのGLA220

GLAの信頼性はどうなのか

初代GLAの古いクルマは約8年落ち、新しいクルマでも2~3年は経過しています。
当然ながら新車のようなわけにはいきません。
よくネット上でベンツは壊れるのか?
とか、維持費は高いのか?
と話題になりますが、実はそんな話しは無意味です。
当たり前の話しですが、クルマによります。

ベンツに限らずクルマは機械なのでどうしても当たり外れは出てしまいます。
10年まったく壊れないクルマもあれば、納車直後に壊れるクルマもあります。
この当たりと外れは簡単にわかるものではありませんが、
クルマを注意深く観察すれば危険そうなクルマは見えて来ます。

社外パーツてんこ盛りの中古車は要注意

これはベンツに限った話しではありませんが、
中古外車を買うときに注意したほうがいいポイントが社外パーツ使用率です。
ワイパーブレードが社外品なんてのはどうでもいい話しですが、
クルマには「ここは純正パーツじゃないとイカンだろ」というところがあります。
一例を挙げるならエアフロセンサーです。
ベンツではよくトラブルの起きるパーツですが、
こういうところに社外品を使っている中古車は気をつけたほうがいいです。

もちろん社外品がすべて悪いとはいいませんが、
純正パーツより精度が劣る社外品を使うと、
それが引き金となって次々と他のパーツを傷める恐れがあります。
本当に愛車を大事にしていた方ならそういうところに安価な社外品パーツは使いません。
仮に現時点で故障が起きていないとしても、
重要なところに安価な社外品パーツを使っているクルマは避けたほうが無難だと思います。
極端にケチった整備歴が見受けられるクルマは危険です。

ベンツの中では低予算で整備可能?

GLAに関していえば比較的整備費用は安いと思います。
コンパクトクラスと呼ばれるクルマ群については、
販売戦略的にも極端な高額整備にならないようなクルマ作りがされています。
ただ、国産車のようなわけにはいきませんので注意は必要です。
こういう場合に比較対象となっているのはEクラスとかSクラスなどです。
そういうクラスのクルマに比べたら「整備費や維持費は安いですよ」という話しであって、
国産の小型SUVと同等というわけではありません。

また、GLAはお金をかけて整備されていない中古車を見かけることがあります。
現実問題としてSクラスユーザーなどと比べると財布的に厳しいオーナーが多そうなので、
ついつい安価な社外パーツばかりを使って修理していたり、
不調ながら騙しだまし乗られていたようなクルマも散見されます。
中古車を買う場合、かなり慎重に選ぶ必要がありそうです。

これは私の個人的意見になりますが、
多少割高になってもGLAのようなクルマこそ認定中古車を推します。
少なくともディーラーが扱っていたクルマのほうが素性がはっきりしています。

GLAは上級モデルのように一発で100万円なんて修理はまずないと思いますが、
20~30万円くらいの修理は普通に発生します。
これくらいはベンツやBMWのようなクルマでは普通の修理費用ですので、
くれぐれも焦って状態のよくわからないクルマに手を出さないように気をつけましょう。

ベンツのコンパクトクラスというのは以下のクルマたちです。
Aクラス、Bクラス、CLAクラス、GLAクラス、GLBクラスです。
よく勘違いされてますが、Cクラスはコンパクトクラスではありません。

信頼性は良好なクルマ

GLAの基本構成はAクラスと同じです。
上級モデルのような複雑でややこしいメカは少なく、
比較的シンプルな構造のクルマとなっています。
とくにX156系のGLAはAクラスと兄弟です。
故障して高額修理になりやすいパーツも少なく、
きちんと整備していれば大きな故障に見舞われる心配は少ないでしょう。
もともと信頼性も確保しやすいクルマです。

ただ、各パーツの価格は国産車より高いですし、
ある程度の維持費は覚悟する必要があります。

使い勝手はどうなのか

ベンツGLAやGLBはサイズ的には小さなSUV車で、
交通量の激しい都会の混んだ道路では走りやすいクルマですが、
乗車定員いっぱいまで乗って走ると荷物は思ったほど載りません。

荷室自体が大きくないクルマなので、
SUV車としては中途半端に感じられるクルマでもあります。
最近流行りの都市型SUVとして割り切る必要がありそうです。

SUVというよりハッチバック?

GLAは新型になってSUV車らしくなったと言われますが、
逆にいうと初代はSUVらしくないクルマでした。
乗った感覚はハッチバック車に近いクルマで、
使い勝手もハッチバックと似ています。
実車のイメージはAクラスを少し大きくしたモデルといった感じで、
Aクラスよりちょっとゆったり乗れて多少は荷物も積めるというクルマでした。
そのため本格的なSUV車が苦手という方にも馴染みやすいクルマで、
乗り手を選ばない懐の深さみたいなものがあるクルマでした。

また、Aクラスオーナさんに怒られてしまうかも知れませんが、
Aクラスより見た目の押し出しが効くクルマで、
あまりクルマに詳しくない人だともっと高そうなクルマに見えると思います。
ちょっと語弊のある表現かも知れませんが、
GLA最大の魅力って価格より高いベンツに見えるところかも知れません。

小回りが苦手なクルマ?

これは人によって感じ方が違うので一概に欠点とはいえませんが、
サイズ感から来るイメージほど小回りが得意ではありません。
最小回転半径も5.7mと大きく、ちょっと狭い店舗駐車場などだと切り返し必須です。
ただ、Uターンができないとか、普通の車庫入れに苦労するというほどではないです。
一体どんなクルマと比べてそういう意見が出ているのかわかりませんが、
そこまで苦労することはないです。
最近作られた大型ショッピングモールの駐車場などならまったく問題ありません。

ついでにいうと初代GLAは車幅がタワー式駐車場などにも対応可能なので、
都心部の駐車場で困ることも少ないです。
(車幅が広くなった現行型は稀に入庫困難なタワー式駐車場があります。)

悪路走破は不得手

上のスペック表を見てもわかりますが、
GLAの最低地上高はそれほど高くなく、わずか150mmしかありません。
これはSUVとしては極めて低く、ほとんど普通の乗用車と変わりません。

残念ながら悪路走破性はあまり期待できないと思ったほうが良さそうです。
ただ、フロントとリアのオーバーハングはかなり短く、
さすがに普通のセダンなどと比べれば悪路走破性は高いです。
しかし、本格的なSUVらしい走りは困難なので、
そこを重視されるなら現行モデルや他のSUV車を購入したほうがいいと思います。

荷室の使い勝手

見てもわかると思いますが、リアの荷室は大きくありません。
実際はどの程度の荷物が積めるのでしょうか。
例えば海外旅行に持ち出すような大きいサイズのスーツケースだと一つがやっとです。
後席を倒せば二つ搭載可能ですが、
もし乗員が3名いると二つ載せるのはほぼ不可能です。

ゴルフバッグは後席を倒さないとまず奥行や横幅が足りず載せられません。
ほとんどのゴルフバッグが横に向けて積めないので十分注意しましょう。
私の友人はいつもゴルフバッグは後席に載せています。
もちろん後席を倒せば縦に積めるのですが、その都度、後席を倒すのが面倒なようです。
このようにGLAの荷室は大きな荷物を載せるのはかなり厳しいクルマなので、
頻繁に大きな荷物を運ぶ可能性のある方は注意しましょう。

ベンツ GLA
出典:メルセデスベンツ日本カタログ

初代GLAの良いところと気になるところ

【初代GLAの良いところ】

  • 比較的低予算で高年式ベンツが買える
  • 整備費が比較的安価
  • Aクラスより少し立派に見える
  • 人気車ゆえにタマ数が多い(但し、最近は在庫僅少)
  • グレードのバランスが良い(予算と相談して好みのグレードを選びやすい)
  • 現行モデルとコンセプトが違うのであまり新型が気にならない
  • 現行モデルより乗降性や乗り心地が良い
  • それほど古さを感じない



【初代GLAの気になるところ】

  • SUVというよりハッチバック車
  • お金をかけて整備されていないクルマもある
  • 取り回しがあまり良くない
  • 大きな荷物が積めない
  • そろそろ経年劣化が見られる年式である
  • 本格SUVのような悪路走破性は期待できない
  • 現行モデルと違ってAクラスの面影が強い

まとめ

初代ベンツGLAは基本的にハッチバック車の仲間くらいに考えたほうがいいと思います。
どうしても絶対的なサイズが小さいので大きな荷物を積んで走るのも無理があります。
また、正統なSUV車といえる現行モデルとはコンセプトからして違うクルマです。
もし正統派のSUVが良く、悪路の走破性も重視されるなら現行モデル一択です。
これを間違えると後で後悔します。

また、Aクラスもそうですが、あまり予算がないのにベンツ欲しさから手を出してしまい、
まともな整備もせず乗り回し、故障を機に売りに出されたクルマも多い印象です。
そういう中古車には絶対に手を出さないように気をつけましょう。
悪質な販売店だと巧妙にエラーだけ消して販売してる可能性もあります。

上にも書きましたが、こういうクラスのクルマこそ認定中古車や専門店から買うべきだと思います。

この記事が初代X156系GLAを検討されている方の参考になっていれば幸いです。

ブログ村にはさまざまな情報が溢れています。
是非、訪れてみてください!

にほんブログ村 車ブログ カーライフへ
にほんブログ村
スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました