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FIAT 500 エアコン不調や故障時に確認すべき要注意ポイント

フィアット500 エアコンパネルFIAT500関連
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最近のフィアットのエアコンは日本の気候でもとくに問題なく快適に使えますが、
FIAT 500はウィンドウ面積が大きいため、暑い季節はサンルームのように暑いです。
しかし、エアコンが本来の性能を発揮してくれていれば快適なのが正常で、
もし不快であるならエアコンの調子が悪いか最悪壊れている可能性があります。
今回はフィアットのエアコンの要注意ポイントについてまとめてみます。

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現行FIAT 500も古いクルマは16年落ちくらいになりますね。
それくらい時が経てば経年劣化からエアコン不調のクルマもあるわけですが、
多くの方が思っているほど壊れないというか劣化しない印象はあります。

不調なクルマも軽微なガス漏れが見受けられる程度のことが多く、
大規模で高額な修理を要するクルマは意外と少ないんじゃないでしょうか。

要注意なのは初期モデルの配管はやや接続部に問題があって、
ここからガスが漏れてしまいます。
これは後に対策パーツに変更されてるのでこれを交換すれば信頼性は高まります。

もし微妙にエアコンが効かないと感じるなら配管を疑ってみてください。
コンプレッサーから異音が出てたりしなければ比較的簡単に直せるクルマが多いです。

悪質な整備工場がパーツ価格にして3万円前後の配管交換をしただけなのに、
15万円以上の修理代を請求したというケースを知っています。
配管交換するだけなのにあまりに高額な数字を言われたときは注意しましょう。
ためらわず他の整備工場にチェックしてもらったほうがいいです。

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FIAT 500に多いエアコン回りからの異音について整理してみます。

こういう異音を文字で表すのは少し難しいんですが、
走っていると稀に「ギュッ」という樹脂の擦れるような音が聞こえることがあります。
単発ではなく、同時に「ギュルギュル」といくつか同時に聞こえることもあります。

これの正体はダッシュボード内にある空調フラップの稼働音です。
走っている最中なのにいきなり全フラップが一度リセットされることがあるようで、
それが起きたときにこの音が鳴ります。

経年が原因で樹脂同士の当たりが悪くなると不快な擦れ音が出ますね。
新しいクルマではあまり鳴りませんが、10年くらい経ったクルマだとよく聞かれます。
最初は不快な音なのでビビりますが、これは樹脂パーツの擦れ音です。
もちろん音が出ないに越したことはありませんが、フラップが固着してるよりはいいです。

これもよく聞かれます。
まるで男性がいびきをかいているように聞こえることもあります。
いきなり聞こえるとお化けの声?と思ってしまうかも知れませんが、
これの原因はエアコンガスの減り過ぎです。

こういう音が聞かれるクルマはかなりの量のガスチャージを要します。
(2本分400gくらいが吸い込まれます。)
ガスの負圧が発してる音ということになりそうですが、
音の問題よりガスが減り過ぎてるとコンプレッサーを壊す恐れがあります。
この「男性の声?」みたいな音が聞かれたら整備工場で診てもらいましょう。

FIAT 500の冷媒ガスの容量は500g±40gですので、
400gくらい補充するということはかなり抜けてることがわかります。
補充して音を消すことよりも、抜けた原因究明と修理が必要です。
ここまで抜けてるエアコンはまず間違いなくどこかからガスが漏れています。

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FIAT 500のツインエアやドルチェヴィータはガラス製ルーフになっています。
これがめちゃくちゃ暑いんです。
サードパーティー製品でここを簡易的に塞ぐシェードが売られてますが、
こういうサンルーフシェードを手作りする人もいますね。

真夏の猛暑日なんかエアコンが正常でもここからの熱で異常に暑く感じられます。
本当にエアコン不調の可能性もありますが、暑いのはこの熱が原因かも知れません。

サンルーフシェードは880mm×560mmくらいのサイズで作るといいようです。
まずはそれくらいの型紙を作ってサイズ合わせしてみましょう。
中には段ボール紙だけの簡易シェードで暑さ対策してる人もいますね。

残念ながら一部の整備工場は異常な高額修理見積書を出して来ます。
エアコン故障の修理は高額になることもありますが、
部分的なガス漏れが原因であれば数万円で修理できることもあります。
もし高額見積書が出て来たら他の整備工場にも行ってみましょう。
実際に私の身近でも15万円→3万円で直せたケースがあります。

経年劣化で多少のガス漏れが起こるのは必然と言えます。
もし本当に微量が時間をかけて漏れているくらいならガス補充で対応できます。
もちろんキチンと修理してしまうほうが気持ちいいですが、
エアコンを使う季節の前に若干ガス補充すれば一夏を過ごせるクルマも多いです。
これで対応できるなら計算するまでもなく修理するより補充のほうが経済的です。

エアコンの配管はエンジンルームからキャビン内まで張り巡らされてますが、
ガス漏れがキャビン内(ダッシュボード周辺)で起きている場合は少し厄介です。
配管交換のための作業が大変なんです。
とくにシリーズ3までのFIAT 500だと下手すると左右ドアも外さなければならず、
その作業に高い工賃と時間がかかってしまいます。

もしエアコンフィルターにガス漏れの痕跡がある場合は要注意です。

最近は極端に悪質なボッタクリ整備工場は少ないと思いますが、
それでもセカンドオピニオン的な行動が高額修理を回避してくれることがあります。
エキスパンションのOリング交換だけで漏れが直ることも珍しくありません。
こういう修理ならガス補充の費用を含めても15,000円前後で直せます。
悪質な整備工場だと意味不明な項目を載せて平気で10万円くらい請求しそうです。

今回はFIAT 500のエアコン故障や不調についてまとめてみました。
物理的にコンプレッサーが動いていないとか、
配管のアチコチからガス漏れが起きてるようなクルマは本格修理せざるを得ないですが、
その手前くらいの段階なら意外と安く直せるものです。

急にエアコンが効かなくなってしまうと焦ってしまいますが、
慌てず冷静に対処すれば安く直せるケースも多いのがFIAT 500です。
悪質な業者にボッタくられないよう十分注意しましょう。
ちなみに悪質な業者は昔から「イタリア車なんでね~」が口ぐせですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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