外車は買うのも高いですが、維持するのもお金がかかります。
少しでも維持費を安くしたいと考えるのは当然です。
でも、そのためにできる具体的な方法なんてあるのでしょうか?
確実に維持費を節約できる方法があります!
それは高額なパーツを自分で安く入手して整備に使えばいいのです。
ポイントは自分で安く購入するというところです。
今回は外車パーツの安い入手方法をご紹介します。
保証が終了したら正規ディーラー以外で整備してもらう
まず外車を少しでも安く維持するためには安く整備してくれるところへ頼むのが基本です。
ディーラー保証があるうちは正規ディーラー整備で問題ありませんが、
その保証が終了したらお世話になった営業担当さんのことは忘れて整備先を変更しましょう。
もちろん変更先は信頼ある外車整備の専門工場でなければなりません。
(個人で入手した持ち込みパーツに対応してくれる整備工場である必要もあります)
安いからといって整備技術が怪しい工場へ出してはいけません。
回り道をしてしまい、返って高額出費になってしまうこともあります。
正規ディーラー整備が高い理由
- 基本整備料が高い
- 純正パーツしか使わない
- チェック項目が多い(信頼の証でもある)
- 予防整備が多い(これも信頼の証である)
正規ディーラーはメーカーの看板を背負っているので高くても仕方ない一面もあります。
その看板ゆえに整備自体もかなり慎重に時間をかけて行われることが多いです。
また、正規ディーラーは純正パーツしか使わないというのも高い理由の一つです。
そのパーツ代を抑えることができればかなり維持費の圧縮に効果がありそうです。
しかしパーツ代を抑えるにはどうしたらいいのでしょうか?
次にパーツ代を抑える6つの入手方法をご紹介します。
中古パーツを個人で買い付ける
まだ使える中古パーツを使用するというのは安く維持するための基本です。
ただ中古パーツ屋さんから買っていてはそれほど節約にはなりません。
そこで直接クルマの解体屋さんを訪問して個人で必要なパーツを買ってくるのです。
解体屋さんというのはまだ使えるパーツを取引のある中古パーツ屋に販売して利益を得ています。
あまり知られていませんが、実は多くの解体屋さんは個人客にも販売してくれます。
もちろんある程度の知識は必要ですが、よほど専門的なパーツでもない限り、
ちょっと勉強すれば買い付けはできるようになります。
パーツにもよりますが、中古パーツ屋の半額くらいで購入できるものです。
社外パーツを個人で購入する
外車の社外パーツが豊富に作られてるのは主にアメリカです。
多くの場合、これを輸入している日本国内の代理店会社から購入するわけですが、
実は社外パーツを製造・販売している海外の会社は直販しているケースも多いです。
そのパーツの製造元を調べ、その会社の直販サイトへ注文すればかなり安く入手することが可能です。
多少の英語力が必要になることもありますが、それほど難しい英語ではありませんので、
翻訳アプリを駆使すれば誰でも購入可能です。
純正パーツの製造元に同型汎用パーツがあればそれを購入する
自動車用パーツというのはまったく同じ部品が幅広く使われているというのは珍しくありません。
そのパーツの製造元の製品情報を詳しく調べてみると、
メーカーロゴの入っていないまったく同じパーツが販売されていることがあります。
これを調べるのは簡単ではありませんが、根気よく調べれば不可能でもありません。
OEM供給されている安価な同型パーツを探す
上の汎用パーツ探しと似ていますが、自動車用パーツというのはOEM供給されているものも多いです。
もし中身が同じ他ブランドの安価な製品があればそれを使うのは理に適っています。
身近な自動車パーツにもOEM製品というのはかなりあるものです。
![VARTA BOSCH バッテリー](https://sskoba.com/wp-content/uploads/2022/06/varta2000bosch.png)
バッテリーの世界的なブランドであるVARTAですが、
やはり世界的なブランドであるBOSCHにバッテリー製品をOEM供給しているといわれています。
個人売買でパーツを入手する
車種にもよりますが、外車にはそのクルマだけを愛好するコミュニティのような集まりがあり、
そういう集まりに参加することで同好の仲間から安価にパーツを分けてもらえることがあります。
価格だけの問題ではなく、入手困難なパーツの入手にもこのルートは有効です。
また、一定の人数でまとまって注文することで安くパーツを入手できることもあります。
グループに参加するのは苦手という人もいるでしょうが、
確実に有効な手段ですので一考の価値はあると思います。
海外のオークションやフリーマーケットサイトを利用する
外国のオークションやフリーマーケットというと難しそうな気がしますが、
先に紹介した海外企業の直販サイトから購入するのと同じで、
簡単な英語で落札・購入することは可能です。
但し、海外発送に応じてくれる相手を選ばねばなりませんが、
そういう問題点も含めて落札や購入の代行をしてくれる会社などもあります。
多少の手数料はかかりますが、予想以上に安くパーツを入手できたりするものです。
![ebay](https://sskoba.com/wp-content/uploads/2022/06/ebay_qoo10.png)
セカイモンはそのebayを日本語サイトでサポートしてくれます。
まとめ
外車を少しでも安く維持するためには多少の努力は必要です。
しかし決してそれほど高いハードルでもありません。
外車に限らずクルマは機械です。定期的なメンテナンスが必須です。
少しでも安く整備するためには致命的な故障をしてしまう前に不具合ある箇所を把握し、
余裕を持って必要なパーツを入手して交換するという流れが必要です。
完全に壊れてしまってからでは修理費用が高くなるということは覚えておきましょう。
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