クルマを持っていると避けて通れないのが洗車です。
しかし洗車する暇や時間がないとか、洗車できる環境を持っていない人もいます。
そんな人に少しでもクルマを綺麗に見せる方法をご紹介します。
汚れの目立たないクルマを選ぶ
これからクルマを買うのであれば汚れの目立たないクルマを選ぶというのはかなり有効です。
選ぶカラーによってはほとんど洗車しなくても何とかなります。
どんなカラーのクルマがいいでしょうか?
中間色のボディカラーを選ぶ
クルマのボディカラーに注意するとかなり洗車の手間から解放されます。
一般にシルバーとかグレーのような中間色は汚れが目立たないのはご存知だと思いますが、
実際、どの程度有効なんでしょうか?
実はシルバーは基本的に定期的な洗車をしなくてもほとんど汚れが目立ちません。
同様にゴールドや薄いブラウン系なんかも汚れが目立ちません。
厳密にいうと汚れているんですが、同色の洗車したクルマと並ばない限り、
汚れているように見えないものです。
但し、ここで重要な注意点があります。
それは何らかコーティングなどを施して最低限の艶を確保しておく必要があるところです。
艶があるということは光の拡散を抑制しているということになります。
これを怠ってしまうとさすがに部分的にマット感が出て汚く見えてしまいます。
ボディに斑を生まないようにするのがポイントです。
![洗車](https://sskoba.com/wp-content/uploads/2022/11/car-wash-2001.jpg)
![](https://sskoba.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/b-man.png)
流行りのマットカラーは光の反射で汚れを隠してくれませんので厳しいです。
マットシルバーなんかは意外と汚れが目立ちますので注意しましょう。
しかもマットカラーは表面をザラザラに処理することで光を拡散させてますが、
これが災いして汚れが目立つどころか汚れやすくなっています。
部分的に綺麗にする
クルマの洗車ができない理由の一つが洗車する場所がないという問題です。
マンションなどの駐車場利用の方はなかなか洗えないと思います。
自宅で洗車できなくてもコイン洗車場が近くにあればいいんですが、
最近はどんどんコイン洗車場も減っており、物理的に洗えないという方も増えています。
そんな方におすすめなのが部分クリーニングです。
クルマはガラス類とタイヤ・ホイールを整えるだけで見違えるほど綺麗に見えます。
ガラス関係とタイヤ・ホイールの清掃くらいならマンションやアパートの駐車場でも可能です。
少量の水を用意して洗車タオルやスポンジなどで綺麗にしてあげましょう。
タイヤワックスを使ってサイドウォールに艶なんか出してあげればかなり綺麗に見えるものです。
![洗車](https://sskoba.com/wp-content/uploads/2022/11/car-wash-2002.jpg)
複雑なデザインのクルマを避ける
クルマの汚れは埃や水垢が中心ですが、
これはクルマのデザインによってかなり蓄積量を軽減することができます。
面と面が滑らかに繋がったデザインのクルマの場合、
コーティングなどが施工してあれば汚れを綺麗に洗い流してくれますが、
面と面に段差があるとそこに雨水が滞留して汚してしまいます。
雨水の流れやすいデザインのクルマはあきらかに汚れ難いのでこれはかなり有効です。
私の友人がシルバーのコペンに乗ってますが、
ヘッドライトや各ウィンドウ、タイヤ回りを綺麗にしてるだけでボディはほとんど洗ってません。
しかし、汚れの目立たないボディカラーが功を奏していつ見ても綺麗なものです。
汚れが似合うクルマを選ぶ
汚れが似合うクルマというとオフロード車のようなクルマと思われるかも知れませんが、
必ずしもそういうことではありません。
ここでいう汚れが似合うクルマというのはセダンではなくワゴンを選ぶというようなイメージです。
クルマはどうしてもちょっとした汚れも許されないようなタイプもあれば、
多少は許容されるタイプもあります。
実用度の高いクルマは多少汚れていても違和感を感じさせ難いです。
そういうクルマに乗れば多少は洗車プレッシャーから解放されそうです。
![ボルボ V60](https://sskoba.com/wp-content/uploads/2022/11/volvo-2000.jpg)
本格的に汚れる前に拭き取る
実はこの方法は実践してる方が多いです。
とくに都心部のマンションなどにお住まいの方に多いと思います。
とくに難しい話しではなく、文字通り定期的に専用のシートなどで汚れを拭き取るだけです。
ソフト99のフクピカのような商品が有名です。
傷を心配される方が多いですが、使ってみると意外とそれほど傷はつきません。
但し、本格的に汚れてしまってから使うとさすがに厳しいです。
そこだけ注意すればかなり有効な方法です。
裏技として家庭用のワックスシートを代用される方もいますが、
添付されているワックス成分がクルマのボディ用ではないのであまりおすすめはしません。
これは主婦ブログのようなところによくおすすめ法として紹介されてますが、
残念ながら家庭用(床用ワックスシートなど)のワックスは水に対して非常に弱いです。
天然成分の物が多く、それほどボディを傷める心配はないと思いますが、耐久性が悪すぎます。
多少お金を出してでもクルマ用シートを買ったほうが経済的だと思います。
![](https://sskoba.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/b-man.png)
バケツ一杯の水を使って水拭き洗車をする方がいますが、
絶対にやめましょう。
思いっきり傷をつけてしまいます。
白いクルマなどは傷がわかりにくいのでやってしまいガチですが、
傷が重なって来るとそこに汚れが入り込んでくすんだような状態になってしまいます。
そうなると研磨するしかなくなりますので注意しましょう。
フクピカのような洗車シートは一枚でボディ外装を綺麗にできます。
逆にいうと数枚必要なほど汚れているのは洗車シートで綺麗にできる限界を超えています。
常に一枚のシートで完結できる程度にローテーションするのがいいようです。
まとめ
クルマを持つからには洗車は避けられないものだと思いますが、
現実問題として身近に洗車する場所がない人は多いです。
そうかといって毎回有料の洗車サービスを利用するというのも懐に厳しいです。
洗車はがんばってすべきものだとは思いますが、
何らか簡易的な方法で乗り切るのもやむを得ないと思います。
個人的には汚れの目立たないクルマに乗るのが一番良い方法だと思いますが、
自分に合ったやり方で頻繁な洗車を避けたカーライフを送るのもアリだと思います。
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