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2024年クルマを走らせてて遭遇した記憶に残る驚愕の出来事3選

自動車 ドライブニュース・情報
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私は2024年12月現在、使用用途の異なる4台のクルマを所有して乗り分けてますが、
自分の愛車4台での走行距離の合計は約29,300kmでした。
この数字は例年の走行距離と比べると気持ち少ないですが、
自分のクルマ以外で約2.2万kmほど走っているので距離的には例年並みでしょうか…
今回はそのドライブ歴の中で記憶に残った出来事を振り返ってみます。

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カマロからオイルの雨が降って来た!

2024年2月のある日、私が所用あって滋賀県の大津市に向かっていたところ、
突然フロントガラスに黒い水滴?が大量に降り注いで来ました。
黒色というか正確にいうと薄い茶色なんですが、
一気にフロントガラス一面が汚れ、急激に視界が奪われました。
そのときの走行速度は60kmくらいだったでしょうか…

前が見難いので視界確保のためワイパーを動かそうとしたんですが、
なんか水滴の様子が変で…そう、なぜか垂れないんです。

「これは水じゃなくてオイルだ!」

いや~このときは焦りました、慌ててワイパー動かそうものなら油が伸びてしまい、
下手すると完全に前方視界を失ってしまいます。
タイヤのグリップも心配でした。

原因は約20m前を走っていた1970年式シボレー・カマロからのオイル飛散でした。
前がよく見えないので最初は排気系からオイルが噴いてるのかと思ったんですが、
そうではなくオイルクーラーホースが破断してオイルが飛び散ってたんですよね。
カマロのオーナーさんも異変に気づいて慌てて停車してましたが、
まさか後ろのクルマまで油まみれにしてるとは思わなかったようで…
被害を受けたのは私のクルマともう一台後ろを走っていた白いタクシー。

私は黒いクルマだったので見た目はそれほど悲惨ではなかったですが、
後方のタクシーは白色だったのでかなり汚れてしまってましたね。

カマロのオーナーさんから丁重な謝罪を受けましたが、
直前に整備工場でオイルやオイルフィルター、オイルクーラーホースの交換をしており、
その作業直後のトラブルだったので最終的に作業した整備工場からお詫びを受けてます。
そして後日ではありましたが、丁寧な油落とし洗車も施してもらいました。
噴き出した(抜けた)オイルの量はそれほどでもなかったようですが、
油圧がかかっていたので辺り一面に飛散してましたね。
エンジンルーム内には巨大な6.6L V8エンジンが鎮座してましたが、
もう悲惨なくらいオイルでベタベタで…

感心したのはそのカマロのオーナーさんで、すぐ警察にオイルを飛散させたことを連絡し、
すぐに警察官の派遣と関係各所への連絡もお願いしてました。
道路上にオイルが拡がってましたからね。

私も長くクルマに乗ってますが、これほど大量のオイルを被ったことはありませんでした。
ただ、希少な6.6Lエンジン搭載のカマロを拝見できたのはちょっと嬉しかったですね。

オイル汚れ

ちょっと粗い携帯画像ですが…
大きく白く反射して見えるのが埃が乗ったオイル汚れです。
水を流しても落ちないので鮮明に汚れが浮かんでます。
ただ、肉眼だとボディ色に馴染んでてここまで汚れているようには見えません。
雨粒汚れと違って歪なせいかちょっと鳥肌が立ちそうな汚れ方ですね。

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タイヤが転がって来た!

最近はタイヤの脱落が原因の悲惨な事故なども起きてますが、
私も前方からタイヤが転がって来た場面に遭遇したことがあります。
しかも二回ありますね。

一回目は15年くらい前に東名高速でトラックのタイヤ脱落事故に遭遇してます。
大きなトラック用のタイヤが転がって来たのであれは恐怖でした。
幸い、周囲には一台しか走ってなかったので落ち着いて回避することができましたが、
あれが集団で走っていたらちょっと厳しかったかも知れません。

しかし、今年7月に遭遇したケースはちょっとヒヤッとしました。
今回は一般道だったんですが、前後に多数のクルマが走ってましたし、
転がって来たタイヤが不規則な動きをしてたんですよね。
みんな慌てて左右に逃げるように回避してましたが、
あれは後ろから見ててもかなり危険に感じました。
下手すると回避してるクルマ同士がぶつかる恐れもあります。

私もその群れの中にいたので同じように回避しなければなりません。
不幸中の幸いだったのは速度の遅い一般道だったことと、
転がって来たタイヤが小さな乗用車用のタイヤだったことでしょうか。
しかも走行中のクルマから脱落したホイール付きのタイヤではなく、
タイヤ単体でしたので見るからに軽そうでした。
(後に判明しますが、トラックの荷台から跳ね落ちた軽自動車用の廃タイヤでした。)

私は運よく反対車線が空いていたので思いっきり回避できましたが、
タイミングが悪ければ避けられなかったかも知れません。
実際、私の後ろを走っていたランクルはその巨体ゆえブレーキを踏むくらいしかできず、
回避らしい回避はできてなかったです。
たまたまタイヤはランクルの真横をすり抜けて行きましたが…

最終的に転がって来たタイヤがどうなったのかわからないんですが、
全部で20台くらいのクルマが右往左往してましたね…

道路を走っていれば落下物に遭遇することはあるわけですが、
タイヤみたいに動いて移動して来る物体は厄介です。
普通に怖いですね…危ないですし。

右折待ちしてたクルマが吹っ飛んだ!

これも強烈に印象深い出来事です。
やはり7月の暑い日、私は帰宅するため直進車線の先頭で信号待ちしてたんですが、
私の隣には右折待ちしてるタクシーが停まってました。
そのタクシーにいきなり後方から走って来たクルマが突っ込んだんです。
もうその衝撃音は凄まじく爆弾が炸裂したような轟音でしたね。

タクシーは交差点の真ん中を超えて前方の信号機付近まで吹っ飛んだんですが、
もう車体後部はぐちゃぐちゃで見るからに危険な雰囲気が…
私を含む何人かが慌ててタクシーと突っ込んで来たクルマの元に駆け寄ってます。
まあ、自然と無意識に体が動いたんですよね。

私はタクシーのほうへ向かったんですが、
後席に座っていた客が「痛い痛い」って叫んでましたね…
ただ、叫んでるということは生きてるということなので、
一気に安堵しましたし、私自身も落ち着けました。
クルマの状態から最悪の事態なんかも浮かんでましたので…

その後、警察や救急隊が到着してテキパキと事故処理を進めてましたが、
私を含む何人かのドライバーが目撃者ということで事情聴取に協力しました。
長期戦を覚悟したんですが、早々に解放されて帰宅できたのは意外でした。

この事故はニュースにもなってましたが、タクシードライバーは頭を打って軽症、
タクシーの客は肋骨を骨折する重症だったようです。
ただ、なぜか事故原因となった突っ込んで来たドライバーは無傷だったようで…
まだ20時くらいなのに泥酔していたそうですよ。
困ったものですね…

しかしこういうとき、なぜか酔っ払いドライバーって軽症とか無傷が多い気がしますね。
なんなんでしょうね?
何も悪くない被害者のタクシーがかわいそうです。

あとがき

世の中には私なんかより遥かに距離を走ってるドライバーがいます。
きっともっと壮絶で危険なシーンを目撃してると思いますが、
できることならそういう状況には遭遇したくないものですよね。

来年2025年がどなた様にとっても良き年となることを祈念しております。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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