人気の新型クラウンもようやく納車が進んで街中で見かける機会も増えました。
私の身近でも三名の方がほぼ予定通りに納車されて毎日に乗られてます。
今回はその三名の方に納車後の印象を聞いてみました。
購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
グレードはすべて「RS Advanced」
残念ながら納車された三台はすべて同じグレードの「RS Advanced」であり、
「G」や「X」といった他グレードモデルは含まれてません。
これは「RS Advanced」の納車がほかのグレードより早かったからで、
お一人は「G Advanced」の購入希望者でしたが、
RS系以外は納車が(かなり)遅くなりそうということで断念してます。
そういった事情もあってすべてRS Advancedばかりです。
余談ながら最新の納期情報によると、RS系で最短約10ヶ月、G系で約11ヶ月だそうです。
(トヨタディーラーに聞いた2023年7月の納期情報)
店舗によってはこれより早く納車できる可能性もあるそうで、
当初の予想より納期は短くなって来てるようです。
これは半導体不足などの問題が若干緩和された影響のようで、
今後は新型クラウン以外の車種についても納期は早まりそうとのことです。
納車されたオーナーの感想
今回は同じグレードばかりの印象になってしまいますが、
納車されたオーナーに愛車の感想を聞いてみました。
予想していたより良かった点
予想以上に静かなクルマだった
静粛性が高くロードノイズのほうが目立つくらいで、
長時間乗っていると逆に静かすぎて落ち着かないそうです。
とくに走行中だとエンジン始動に気づかないこともあって、
エンジン搭載車に乗ってることを忘れてしまうレベルだそうです。
(これは私も試乗時に感じました。)
乗降性が楽で快適
もともとシート位置が良好で乗り降りが楽だと感じていたそうですが、
一日中乗っていても腰や膝への負担をほとんど感じないそうです。
納車された三名の中のお一人は左膝を悪くされて人工関節を入れられてますが、
乗降時にほとんど負荷を感じないようで、これは嬉しい誤算だったそうです。
今ではクルマの乗り降りがまったく苦痛ではないそうです。
確かに新型クラウンはドアを開けると自然な位置にシートがあり、
スカートの女性なども良好に感じると思います。
予想以上に燃費がいい
重たいクルマなのにかなり実燃費が良好と感じているようです。
とくに市街地ばかり走ったときの高燃費には驚いたようで、
クラウンという名前から想像するほどガソリン代がかかってないようです。
出先の駐車場で困らない
商業施設やコインパーキングなど、ほとんどの一般有料駐車場に入庫可能で、
慣れた今では少々狭い駐車場でも平気で突入できるそうです。
少し懸念されたタワー式駐車場でもまったく問題ないそうです。
(新型クラウンは全高が低いので高さ制限に引っかかることもないようです。)
やや気になる点
内装に傷がつきやすい
これは試乗車(展示車)でも気になったそうですが、
真新しいクルマなのにドアパネル内側の傷みが目立っていたそうです。
実際に自分のクルマが納車されて日常使用を開始してみると、
軽く足が擦っただけでドアパネル内側には簡単に傷が入ったようです。
内装材の問題だと思いますが、一年も乗るとボロボロになりそうで怖いと言ってます。
(私も試乗車のドアパネル内側が傷だらけで驚いたことがあります。)
クラウンと思われない
これは三人が三人とも言ってます。
パッと見てトヨタのクルマだとはわかってもらえるようですが、
クルマ好きな人を除いて、ほとんどの人からクラウンと思われないそうです。
中には「これが話題の新型プリウスですか?」と言われた人もいました。
(決して悪口ではなく、カッコいいという意味で言われたそうですが…)
見えないところの質感が悪い
先代クラウンを始め、過去のクラウンは見えないところもしっかり作り込まれてましたが、
今回のクラウンは見えないところはかなり手抜きされてる印象とのこと。
安くはないクルマなので、もう少し質感を高めて欲しいそうです。
少し高すぎる
みなさん基本的にこの新型クラウンを高級車と思ってますが、
700万円級のクルマには思えないところもあって、
これならもう少し安くてもいいのではないかと感じるそうです。
(エンジンなどにお金がかかっていることは理解できるそうです。)
つまり内外装とエンジンなど機関部の価格バランスが悪い?と感じているようですね。
ただ、このクラスのレクサスだと1,000万円級なので妥当なのかな?とも言ってますね。
その他の感想
納車直後は三名全員がすごく人々からの視線を感じたそうですが、
これが最近は急激に減ったと言ってます。
それくらい街中で見かける機会が増えてるんだと思います。
また、多くの方が新型クラウンをもっと大きな車体と想像していたようで、
実車を見て意外とコンパクトなことに驚くとも言ってました。
みなさんの奥さんたちも安心して買い物などに使っているようです。
今も新型クラウンへの賛否はありますが、少なくとも実用性はそれほど悪くなく、
クロスオーバーという名前から想像されるよりは普通の乗用車に近いクルマで、
どんなシチュエーションでも持て余すようなことはないようです。
そのあたりはさすがトヨタが作るクルマだけあって心配は無用なんでしょうね。
あとがき
私の身近には新型クラウンを購入された方が何名かいますが、
みなさん納車は順調に進んでいるという印象で、予定より遅れそうという方はいないようです。
トヨタディーラーの方も大きな納期トラブルは起きていないと言ってましたので、
これから購入される方も安心してクルマの入れ替えができるんじゃないかと思います。
ちょっと気になったのはみなさんの現愛車の下取り価格についてで、
全体にかなり抑えた査定になってるように感じました。
これは査定時(新型クラウン購入時)に出された価格で、
仮に納車がかなり遅れても査定額の価格保証がされてるのはいいんですが、
それほどお得な査定額にはなっていないように思います。
これから新車を購入される方は一時期より納期が短縮化傾向にあると認識し、
価格保証に捉われずに提示された査定額を吟味したほうが良さそうです。
ただ、同時に中古車相場がやや下落傾向にあるのも事実なので、
それも含めてしっかり勉強してから新車購入商談に臨んだほうがいいでしょうね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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