FIAT 500のステアリングって白いレザーでおしゃれですよね?
でもこれは乗っているとすぐ汚れてしまいます。
そこで有効なアイテムとしてステアリングカバーが登場するわけですが、
タクシーが巻いているような無粋なカバーは着けたくないですよね?
今回はおすすめできるステアリングカバーを何点かご紹介します。
純正ステアリングカバー
純正オプションステアリングカバー
FIAT 500には純正品から社外品までさまざまなステアリングカバーがありますが、
形状的にはどんなものがあるでしょうか?
これは選び放題というか、商品数が多いのでどんなタイプでも選べそうです。
全周を覆うタイプから主にグリップする場所だけを包むタイプまでさまざまです。
そんな中で一番おすすめするのは純正ステアリングカバーです。
ただ、残念ながら現在はオプションカタログから消えてしまいました。
入手するためには中古品かデッドストックを探す必要があります。
しかし、さすがに中古品は抵抗のある方も多いと思います。
そこで新品を探すわけですが…これが簡単ではありません。
でもたまにオークションや大手ネットショップで見かけることがあります。
今となっては本当に希少品なので、もし見つけたら是非購入しておきましょう。
この製品の優れたところは純正ゆえに装着感がとても良いことと、
とても高品質なところです。
手縫いのパンチングレザー製品にも関わらず12,600円(販売時)という破格値でした。
たまに見かける未使用品は少々プレミアがついて高値になっているようですが、
今となっては入手困難なので仕方ないです。
色はブラック、ワインレッド、ブルーの3色がありましたが、
当時の一番人気はブラックだったように思います。
個人的にはワインレッドが好きでした。
![フィアット500 ステアリングカバー](https://sskoba.com/wp-content/uploads/2022/07/fiat500handoru2000.jpg)
当時、このオプションを装着する方はとても多かったように思いますが、
なぜか廃盤になってしまいました。
おそらく安価な社外品が続々と登場して市場から追われてしまったのではないかと想像しています。
見た目もバッチリなこの商品ですが、難点は糸を通してステアリングに装着する必要がありました。
新品時はまだ革に馴染みがなく、これがちょっと難しかったです。
もちろん正規ディーラーで購入すれば取付してもらえますが、
仕上がりに納得できないとみんな自分でやり直してましたね。
(取付自体はそれほど難しくありません。)
最初にミンクオイルなどで革を柔らかくしてやると装着しやすかったです。
純正風特注ステアリングカバー
ちなみに前述のとおり純正品は入手困難ですが、
革職人さんお願いすれば似たようなデザイン・形状の製品を作ってもらえます。
ワンオフ品なので純正パーツより高額になりますが、
自分の好みの色に仕上げられるので最初からこういう製品を選ぶ方もいました。
私も正規ディーラー認定中古車でオリジナル革製品を装着してるクルマを見たことがあります。
ステアリングと同じ白(正確にはアイボリー)で作られていてなかなかカッコ良かったです。
パッと見た感じは純正オプション品かと思いましたが、
そうではありませんでした。
かかる費用は工房や使う素材によって違いますが、
おおよそ3万円前後で製作可能なようです。
もちろんステアリング全体の革を違う色や違う素材の物に張り替えてもらうことも可能です。
その場合は5~6万円くらいの費用がかかるようです。
社外製ステアリングカバー
スパルコ製ステアリングカバー
社外品では自動車関連製品メーカーとして有名なスパルコの製品が有名ですね。
しかもこれは3,000~5,000円程度と安価です。
このスパルコ製品を装着しているFIAT 500もよく見かけます。
![スパルコ ステアリングカバー](https://sskoba.com/wp-content/uploads/2022/07/sparco2000.png)
スパルコはF1をはじめ、モータースポーツ界で広く知られた超有名ブランドですが、
ステアリングカバーは驚くほど安価です。
汎用品ではありますが、フィット感はなかなかです。
これもブラックやブルーもありますので、お好みの色をチョイスできます。
ただ、レーシーな雰囲気が漂ってしまいますので、
かわいく飾りたい方には向かないと思います。
arju japanオーダーステアリングカバー
個人的におすすめしたいのがarju japanさんのオーダーステアリングカバーです。
なんといっても選べるカラーが豊富で、こだわりのある方にはイチオシの逸品となっています。
品質も素晴らしく、なんといってもアフターパーツ感がないのもいいです。
知らない人が見たら純正ステアリングと勘違いすると思います。
![arju japan](https://sskoba.com/wp-content/uploads/2022/07/arjujapan2000-1.jpg)
![arju japan](https://sskoba.com/wp-content/uploads/2022/07/arjujapan2002-1.jpg)
arju japan製品のいいところは、
細かく自分好みにオーダーできるところと、
ステアリング本体に革が巻かれた状態で納品されるところです。
届いたら自分のクルマのステアリングと交換します。
(自分のクルマのステアリングを返送して交換するわけです。)
ハンドメイド製品は予備のステアリングでもないとしばらくクルマに乗れなくなってしまいますが、
arju japanさんの場合はその心配がないです。
もちろん交換するのは革に覆われるステアリング本体のみで、
ホーンボタンなどは自分のと付け替える必要があります。
交換は自分でもできますが、ステアリングは安全走行に直結するパーツなので、
自信のない方は素直に整備工場で交換してもらいましょう。
工賃は3,000~5,000円程度だと思います。
また、正規ディーラーは社外品パーツへの交換を引き受けてくれないことが多いですが、
この製品の場合は純正ステアリング同士の交換なので問題なく作業してくれると思います。
これだけクォリティの高い製品なので安くはないですが、
異様に高いわけでもなく価格は38,500円(税込)です。
個性を重視されるなら一度検討してみてはどうでしょうか?
また、もっと安価にドレスアップしたい方には下のようなキットもあります。
これを購入して自分で挑戦してみるのもアリだと思います。
材質はPUレザーですが、質感はそれほど悪くないです。
本革より傷み難いのもメリットだと思います。
![FIAT500 ハンドル ステアリング](https://sskoba.com/wp-content/uploads/2022/07/FIAT500-handoru.jpg)
まとめ
FIAT 500はさまざまなメーカーからアフターパーツが販売されてますが、
ステアリングカバーも例外ではなく高級品から安価な合成レザー製品までたくさんあります。
ただ、安価に売られている合成レザー製品は商品写真と違って低品質な物もあるのでおすすめしません。
ステアリングは目に入るパーツというだけではなく、常に手で触るパーツになりますので、
変にケチるのはやめたほうが良さそうです。
自分のFIAT 500をちょっと一味違うものにカスタマイズするなら、
ステアリングのドレスアップなんて真っ先に検討してみてもいいのではないでしょうか?
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是非訪れてみてください。
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