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FIAT 500 所有歴9年オーナーによるおすすめタイヤの選び方

タイヤFIAT500関連
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コンパクトで軽量なFIAT 500にはどんなタイヤが向いてるんでしょうか?
スポーツタイヤ?それともコンフォートタイヤ?あるいはエコタイヤ?
今回はフィアット所有歴9年の経験からベストなタイヤ選びについて考えてみます。
タイヤ選びで悩んでいるフィアットオーナーの参考になれば幸いです。

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いきなり結論のような発言で恐縮ですが、実はどんなタイヤを履いても問題ない気がしてます。
私のFIAT 500はツインエアですが、せいぜい85馬力程度の出力です。
フィアットみたいな軽くてアンダーパワーなクルマはタイヤ依存度が低いです。
つまりシャシ性能がタイヤの性能を超えるなんてことはまずないので、
作ってるフィアット社もタイヤの銘柄なんてほとんど意識してないように思います。
品質確かで標準性能のタイヤなら普通に走れるクルマ作りがされてるということですね。

結論としては「どんなタイヤでもOK」だと感じてます。

ただ、それではあまりにも面白くないので少しだけ掘り下げてみます。

フィアット社が選んでるOEMタイヤを見てもこだわりがないのがわかります。
納車された新車がミシュランやピレリなどを履いてることもあれば、
アジアンタイヤを履いてることもあります。
タイヤの方向性にも統一感がありません。
自分の買った新車がどんなタイヤを履いてるかは運次第ですね。

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どんなタイヤでも問題ない…これは本心からそう思っています。
私は自分のクルマ以外にも数多くのFIAT 500に乗った経験がありますが、
問題を感じたタイヤなんてほとんどありません。

ただ、強いていえば「こんなタイヤは必要ないんじゃない?」と感じたタイヤはあります。
それはどんなタイヤだったでしょうか。

有名メーカーの高級製品ともなるとタイヤ一本がかなり高いものですが、
そんなハイブランド高級タイヤを買う必要はなさそうです。
もっとはっきり言ってしまうとお金の無駄使いかも知れません。

私も過去に高級なコンフォートタイヤを履かせたことがありますが、
ほとんど自己満足の世界でした。

たまたま安く高級タイヤが買えるなら選んでもいいと思いますが、
無理して履かせてもメリットはなさそうです。
その高級タイヤの性能を生かせてるとは言い難いということです。

二年くらい前でしょうか、ブリヂストンレグノがやや安く買えた時期がありました。
安価なアジアンタイヤに(一本あたり)3~4,000円足せば買えたんです。
私も過去に履いた経験がありますが、さすがにトータル性能は素晴らしかったです。
予算無視なら今もFIAT 500のベストタイヤだと思ってますが、
レグノは安売りしない高級タイヤなので実売価格が高いです。
そこまでお金をかける必要はないでしょうね。

クルマ好きはついついミシュランやピレリ、ダンロップ、コンチネンタルなどなど、
世界に冠たる有名メーカーのタイヤを履きたくなりますが、
FIAT 500に関しては無理する必要はないというか、これもはっきり言って微妙です。


「やっぱりミシュランは違うね~」

とか、

「コンチは乗り心地がいい!」

みたいなセリフはクルマ好きがよく語るものですが、

完全に自己満足の世界です。

得体の知れない無名メーカーのタイヤで十分などとは言いませんが、
市場で認知されてるタイヤメーカーの製品ならまったく問題なんてないです。
最近のフィアット社はアジアメーカーのタイヤもOEM採用してますね。

ここに書いたアジアンタイヤはハンコックやネクセンといったメーカーです。
さすがに正体不明な怪しい無名メーカーではありませんのでご注意ください。

高性能スポーツカーが履くようなグリップ性能重視のスポーツタイヤは向かないです。
クルマ自体がそんなスピードに達しないというのもありますが、
路面への食いつきが強すぎてかなり大きなロードノイズが生まれますし、
もっとも体感しやすいところでは乗り心地が悪くて不快です。
シャシへの負担も半端ではありません。

そもそもそんなスポーツタイヤを選ぶ人はいないと思いますが、
まったくメリットないのでやめておいたほうがいいです。

このスポーツタイヤというのはグリップ性能を最重視したようなタイヤのことです。
例えばポテンザならRE004ではなく、RE-71RSみたいなタイヤのことです。
完全にオーバースペックですし、クルマが履きこなせません。

私のFIAT 500は新車で購入してから今までに6回タイヤ交換(7種類使用)してます。
(一週間だけ履いてインプレッション記事を書いたミシュランタイヤもあります。)
同じ時期に買った友人(FIAT 500 1.2POP)は4回なので私のほうがよく交換してますが、
これは検証用にWEBメディア様からタイヤ提供を受けた回数が含まれているのと、
履いてみたいタイヤがあって寿命を迎えてないのにタイヤ交換したことがあるからです。

そういった提供品も含め、過去に使用したタイヤは以下になります。(順不同)

コンチネンタルContiPremiumContact 2新車装着品
グッドイヤーEfficientGrip ECO EG01自費購入品
グッドイヤーEAGLE LS EXE自費購入品
ブリヂストンREGNO GR-XII自費購入品
ブリヂストンPlayz PX-C自費購入品
ブリヂストンPOTENZA adrenalin RE004自費購入品
ピレリCINTURATO P1 VERDE提供品(1万km検証)
ミシュランPilot Sport 3提供品(一週間検証)
ミシュランPS3は一週間検証しただけなので交換回数から除外しています。

なんか見事に有名メーカーのタイヤが並んでますが、
たまたま購入時に即納可能だったとか、すぐ取り寄せ可能だったというタイヤが多く、
実はこだわって購入したタイヤはグッドイヤーのEG01くらいでしょうか。
(グッドイヤーの新世代エコタイヤということで興味がありました。)

ちなみにグッドイヤーのEG01とブリヂストンのレグノ、ポテンザはそこそこ高かったです。
とくにレグノは一本19,000円以上で買ったように思います。

この中で個人的に好ましく感じたタイヤはブリヂストンのプレイズでした。
ブリヂストン製品の中ではリーズナブルなスポーツ系タイヤですが、
FIAT 500に履かせるとトータルバランスが良く、気持ち良く走れたものです。

ただ、残念ながらこのプレイズはPX-Ⅱへと進化後、事実上廃盤になってしまい、
後継タイヤが消滅してしまいました。
(カテゴリー的にはポテンザが後継扱いだそうです。)

ポテンザは素晴らしいスポーツタイヤですが、さすがにFIAT 500向きではないですし、
モデルによってはかなり高いタイヤなのでレグノが買えてしまいます。
私はプレイズの後に比較的安価なRE004を購入しましたが、
FIAT 500にはライト感覚のプレイズのほうが向いていました。

また、ミシュランパイロットスポーツは総合性能の高い高級タイヤですが、
やはりかなり高額なタイヤなのであまりおすすめはしません。
もっと安いタイヤで十分だと思います。

ではFIAT 500に向いたタイヤとは一体どんなタイヤなんでしょうか?

平均的な性能のタイヤがベスト

だと感じています。

即ち、グリップ性能重視とかエコ性能重視という特化タイヤではなく、
全体バランスを平均点で固めたような性格のタイヤのほうが向いています。
向いているというか、走りやすいです。

例えばエコタイヤは転がり抵抗が少ないのでクルマが身軽に感じられ、
スッと動き出しますし、駐車場などで切り返しながら駐車するときは楽です。
女性オーナーはこういうクルマの挙動を好む傾向にありますが、
しかし、こういうタイヤはややどっしり感が弱すぎて、
幹線道路を巡行走行したり高速道路を走るときはやや疲れます。

近所のスーパーなどへの買い物程度に使うならこういうタイヤでもいいですが、
そこそこ遠出したり、高速走行にも使うのなら避けたほうがいいです。
転がり抵抗の少ないタイヤはブレーキのタッチも軽くなりがちです。

グリップ性能を重視したスポーツタイヤはエコタイヤと真逆な印象ですが、
こっちに寄り過ぎても非力な小型車であるFIAT 500には重すぎます。
つまりどこか極端な方向に向いたタイヤじゃないほうが走りやすいです。
私は最近そのことに気づきました。

どのタイヤメーカーでも平均的なタイヤというのは比較的安価な製品が多いです。
ハイブランドな高級タイヤばかり使っている人には抵抗があるかも知れませんが、
一度騙されたと思って平凡な普及価格帯のタイヤを試してみてください。
目からウロコとまでは言いませんが、意外と快適に走れて気持ちいいはずです。

「安いタイヤなのにいいじゃん!」と感じられると思います。

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今回は私自身の経験からFIAT 500に向いたタイヤを検証してみました。
私自身が有名メーカーのタイヤ中心に履いてるので説得力がないかも知れませんが、
有名メーカーの高価な高級タイヤじゃなくても十分だと感じている気持ちにウソはありません。

かつては私もグリップ性能の高いスポーツタイヤがベストだと思ってました。
ブレーキが良く効き、ハンドリングなんかもキレが良くなるからです。
しかし、FIAT 500はエコタイヤ程度のグリップ性能でも破綻しませんし、
むしろ路面への当たりが柔らかいタイヤのほうがコントロールしやすいです。
それに静粛性の高い高級タイヤを履いてもクルマ自体の遮音性が悪いのがFIAT 500です。

9年も乗っているといろんなタイプのタイヤを経験するものですが、
振り返ってみると「平凡なタイヤが一番バランスいいかも」と思えてしまい、
クルマに対してオーバースペックなタイヤは邪道だったとすら思えてしまいます。
決してフィアットを蔑んでるわけではありませんが、
FIAT 500って変な背伸びをする必要はない普通のクルマだと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
私個人の勝手な思いを書いてますが、多少なりとも参考になれば幸いです。

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