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自動車販売店では隠語が使われている!? 有名な隠語14選

隠語自動車関連
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どんな業界にも関係者だけが理解できる隠語が存在しますが、
当然ながら自動車業界にもたくさんの隠語があるようです。
今回は主に販売店で使われている隠語をご紹介したいと思います。

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悪い意味ばかりじゃない?隠語集

隠語というとなんか悪い意味で使われる言葉というイメージがありますが、
もちろんそんなことはありません。
自動車業界だとメーカー独自の隠語が有名ですが、
今回は主に販売店で使われている隠語をいくつか取り上げてみたいと思います。

隠語

マルマ・マルモ

この言葉はメーカーも販売店も昔から日常的に使っている言葉なのでご存知の方も多いと思います。
「マルマ」とはマイナーチェンジを指しており、
「マルモ」はフルモデルチェンジを指してますね。
親しい営業マンなんかは客に対しても使っていると思います。

〇番

これは販売店内の特定の場所を指す言葉として関係者がよく使っています。
例えば「1番はトイレ、2番は裏口、3番は接客カウンター」のような使い方です。
「〇さんなら4番(ピット)にいましたよ」というような感じです。
これはあまり客前では言いにくい場所を隠す表現として始まった言い方で、
トイレと表現するより1番と呼ぶほうが言葉が綺麗ということのようです。

こういう社内呼称は自動車販売店以外でも普通に使われてますね。
ちなみにレストランなどが各テーブルに番号をつけているのはまったく理由が異なります。

行って来ます、外出してます

これは一部の外車ディーラーで使われてますね。
意味は休憩や食事に入ることを指してるそうです。
本物の外出と紛らわしく違う言葉を使う販売店もありますが、
仕事で外出するときは客前で「行って来ます」などとわざわざ声に出さないので混同することはないそうです。

似た言葉で「外出してます」があります。
これは社内にいるが昼食中や休憩中であることを指してるようです。
「〇〇は現在外出してますが、5分ほどで戻ります」というような使われ方ですね。

ちなみに私の友人が経営する自動車販売会社では公休で休んでいる状態を社外向けには「仕入れに行っていて今日は戻らない」という表現で統一しています。
別に「今日は休みです」でいいと思うんですけどね…

20(にじゅう)

これはさまざまな業界で使われてますね。
自動車販売店でも使われています。
意味はヤクザを指してますが、それっぽい客のことも指してるようです。
ヤクザ=893なので、8+9+3=20から来てます。

私がよく知る外車ディーラーでは「20(にじゅう)」は有名になり過ぎて隠語にならないため。
前後にカムフラージュな言葉をつけて「二重」としてるようです。
「お客さんからの依頼が二重になってます」などという使い方です。
客本人の目の前で使っても気づかれないそうです。

工事中

これもさまざま業界で使われてますね。
意味は警察の検問など、取締りを指しています。
試乗コースなどに検問があると「今日は工事やってる」というような使い方です。

セコハン

これは昔からクルマの販売店で中古車を指す言葉として使われてますが、
どちらかというと状態の悪いクルマを指す言葉として使われているように思います。
私もよく「セコハン(状態悪い)ですか?」と問いかけて、
「いや、そんなことないです(いや、まずまずの状態です)」というような返答をもらっています。

これはもともとは英語のセコンドハンドから来た言葉で、
使用済み使用可能品を表していたと思います。
それに対して使用済み使用不可品をポンコツといってました。
今ではポンコツは本当にボロで、セコハンはまだ使える中古品を表していると思います。

うさぎ

これはサスペンションなどを改造している足回りの硬いクルマに使われています。
文字通り跳ねるという意味から来ています。
クルマ屋さん同士で「あのクラウンはうさぎだよ」などといった言い方で使っています。
「あのクラウンはサス変えてあるので硬いよ」という意味ですね。

ネギ

これは他の業界でも使われてますね。
意味は苦情です。
もともとは「九条ねぎ」から来てるそうですが、
サービス業界ではよく聞く隠語です。
「あれはネギ客なんだよね」というような使い方です。
「うっとうしい客」という意味ですね。

引きずり

これは大型トラックなど、一般人が買わないレベルの大型車を指しています。
「うちの会社では引きずりは扱わないから…」というような使い方です。
「うちの販売店では大型車は扱わない」という意味ですね。

棺桶

これは荷台を箱型の荷室に架装するクルマのことを指しています。
やはり一般客には縁のないクルマのことを指す言葉として使われており、
運送会社などから注文があると「全部棺桶らしいよ」という表現で使われます。
「買ってくれたのはすべて箱型の荷室車らしいよ」という意味ですね。

ミスター〇〇

これは自動車販売店が査察を受けたりするときに監査する人を指す隠語として使われています。
例えば本社から来てチェックする人のことを「伊藤さん(例)」ではなく、
「ミスター伊藤」などと呼ぶことを指しています。
同様に陸運局から査察されるときなども「ミスターが来るらしい」などと表現します。

一般社会でもちょっとクセのある人に対して「ミスター」とうやうやしく呼ぶことがありますが、
同じ感覚で使われ出した隠語ではないでしょうか?

天ぷら

これは中古車販売業界では怪しいクルマを指す隠語として使われています。

例えば出所が不明なクルマを「あのクルマは天ぷららしいよ」というような使い方です。
コンディションがわからないクルマのことを「天ぷらじゃないだろうね?」などと使ったりもします。

〇ホット

これは隠語にならないくらい知られているかも知れません。
「Aホット」とか「Bホット」という使い方をします。
すぐ買いそうな客を「Aホット」、ちょっと押せば買ってくれそうな客を「Bホット」などと呼んでいます。
中にはCホットとかDホットなど、ランクをつけて呼んでいる会社もあるようです。

車庫飛ばし

これも有名なので今では隠語になってないですね。
警察の隠語としても有名です。

これは登録地とは無関係の場所でクルマを乗ることを意味しています。
例えば田舎で品川ナンバーのクルマに乗りたい人が、東京港区などにウソの住所で登録し、
実際は田舎の〇〇県でそのクルマを日常使用する行為を指しています。
もちろんこれは違法行為になります。
注意しましょう。

最近はクルマのナンバーによる優劣なんてあまり言われなくなりましたが、
80年代などはナンバー格差が顕著でした。
当時は真っ当なクルマ屋でもなんとか売りたいから車庫飛ばしに加担するなどの行為が見られましたが、
現代のクルマ屋さんはまずそんなことはしないですね。

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まとめ

隠語

隠語というのはいつの時代にも存在するもので、
多くは客にわからないよう使う言葉として作られたものでしたが、
その後は普通に通じる言葉として業界用語化し、
やがていつの間にかそれが世間的に知られるようになって、
悪い意味で理解されるようになった気がします。

もちろん地域性がありますし、特定の会社だけで使われている隠語もあります。
自動車業界では「トヨタ語」とか「ホンダ語」など、
その企業や関係先だけで使われる言葉が有名ですね。

たかが「隠語」ですが、覚えておくと何かの役に立つこともあるかも知れません。
もしあなたがディーラーで「ねぎ」呼ばわりされていたら…いろんな意味で注意しましょう!



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