PR
スポンサーリンク

F30型 BMW320d 新車納車から今日までのタイヤ交換履歴

タイヤ交換インポートカー関連
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク
スポンサーリンク

F30型のBMW320dはその適頃なサイズや燃費性能の良さから大変人気があります。
クルマ自体の出来映えも良く、比較的故障も少ないため維持費もリーズナブルです。
私の身近にも新車購入して15万km以上乗っているヘビーユーザーがいますが、
今回はこのBMWが履いて来た歴代タイヤをご紹介します。

BMW320dのタイヤ選びの参考にしていただけたら幸いです。

関連記事
関連記事
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

新車購入された320ⅾ

このクルマの現オーナーは私が一緒に仕事をしている友人の弟で、
兄が新車購入したクルマを譲り受けて乗ってます。
もともとは彼の兄が普段使いするクルマとして2015年に新車購入したもので、
三年ほど友人が乗った後で弟に売却し、その弟が今日まで大切に乗っているクルマです。
つまり兄弟で約9年、15万km以上走らせて来たクルマということになります。

このクルマは私も頻繁に乗っており、1万kmくらい?は私が走らせたような気もします。
2015年式で15万km以上なので、同年式のクルマと比べると2倍近く走っているでしょうか。
とにかく大きなトラブルなく距離を走って来たクルマです。

私は同じ2015年にガソリンエンジンモデルの320iを新車購入してますが、
走った感じや燃費などをよくこれと比較したものです。

ちなみにこの320ⅾのグレードはMスポーツで、
タイヤ・ホイールは純正オプションの19インチが履かれています。
私も当時320iに19インチを選びましたが、実は標準の18インチのほうがおすすめかも知れません。
18インチと比べると19インチはあきらかに路面の荒れなどを拾いやすいので、
今からセダンモデルの中古車を購入される方はちょっと注意されたほうがいいと思います。

確かに見た目は19インチがカッコいいんですが…
当然ながら19インチは交換するタイヤも高くなります。

スポンサーリンク

BMW320ⅾ歴代の装着タイヤ

そんな2015年式320ⅾですが、さすがに15万km以上走っているのでタイヤ交換歴は豊富です。
ピレリ、ミシュラン、コンチネンタル、ブリヂストンなどを履いてますね。
メジャーブランドで履いてないのはグッドイヤーとダンロップ、ヨコハマくらいでしょうか。

なんかさまざまなメーカーのタイヤ履歴があって一見華やかですが、
実際はその都度安く買えるタイヤを履いて来たというのが本当のところのようで、
とくにこだわりがあってタイヤメーカーを選んでいるわけではないそうです。

では順番に交換歴を見てみましょう。
記載の評価数値はオーナーが個人の印象で点数化したものですが、
タイヤの性能というより320ⅾでの印象と考えていただけると幸いです。
(交換時の走行距離は四捨五入した概算値です。)

ピレリ(P-ZERO)

納車~28,000km(28,000km使用)

新車購入時に装着されていたタイヤはOEMのP-ZERO(ランフラット)でした。
私の320iもまったく同じタイヤで納車されましたね。
Mスポーツなので前輪225/40R19、後輪255/35R19というサイズでした。

このタイヤは納車~28,000kmあたりまで使用されますが、
交換時はまだ十分な溝もあって、とくに性能低下などは感じなかったそうです。
ただ、フロントタイヤの縁に細かなヒビが発生したこともあって、
28,000kmあたりで交換となっています。

同じタイヤを履いていた私の320iは約2年、2.1万kmほど乗って手放してしまってますが、
次のオーナーがそのタイヤのままで約4万kmくらいまで問題なく走っているので、
P-ZEROの寿命が短いということはないと思います。

全体に平均的な性能のタイヤという印象で、やや個性が薄いかも知れません。

ピレリ P-ZERO
ドライ性能7
ウェット性能7
乗り心地7
ロードノイズ7
耐久性6.5
BMW承認タイヤ(新車OEMタイヤ)
ピレリ P-ZERO
出典:ピレリ公式 伝統のP-ZERO

ミシュラン(パイロットスポーツ4)

28,000~53,000km(25,000km使用)

ランフラットのP-ZEROから交換したのはノーマルタイヤのミシュランパイロットスポーツ4で、
このタイヤはたまたま近所のタイヤ店のキャンペーンに当たって安く購入できたため、
まだ新車装着されたP-ZEROが走れる状態だったのに交換しています。
上記したとおりヒビが入り始めて見栄えが悪くなっていたのも交換を決めた理由だったようです。

ランフラットからノーマルタイヤへの交換だったので劇的に乗り心地が改善されており、
今でも忘れられないくらいこのタイヤには良い印象を持っているそうですが、
BMW承認タイヤではなかったこともあって、ちょっと引っかかるところはあったようです。

また、このタイヤに交換して2.2万kmほど走ったあたり、
つまりクルマの走行距離としては5万kmを超えたあたりから急激に摩耗が進んだ印象があり、
耐久性に関しては少々微妙な印象を持っているようです。
PS4はとくに寿命の短いタイヤではないはずですが、急に劣化を感じたのは事実のようで、
体感できるほどグリップ性能なども低下してしまったそうです。

このタイヤは一般市販用のREタイヤだったので、その関係なのかも知れません。

(REタイヤ:リプレイスタイヤの略で、一般市販タイヤになります。)

ミシュラン パイロットスポーツ4
ドライ性能7
ウェット性能7
ロードノイズ7
乗り心地8
耐久性6.5
非ランフラットタイヤ(一般市販REタイヤ)
ミシュランパイロットスポーツ4
出典:ミシュラン公式

コンチネンタル(コンチスポーツコンタクト5)

53,000~81,000km(28,000km使用)

クルマのオーナーが兄から弟に代わって最初に交換されたタイヤです。
新しくオーナーになった弟はランフラットタイヤに戻したかったようです。

ミシュランパイロットスポーツ4は乗り心地も良くて素晴らしいタイヤですが、
ランフラットに戻すべく選ばれたのがBMW承認タイヤのスポーツコンタクト5でした。

コンチネンタルタイヤと言えばとても高価な高級タイヤというイメージですが、
購入時に探した中ではもっとも安価に買えるBMW承認タイヤだったそうで、
完全に「価格で選んだ」ようです。

ドイツを走っているBMWやベンツの2/3はコンチネンタルタイヤだと言われますが、
それが納得できる性能とも感じたそうです。

このタイヤでは距離にして約28,000kmほど走行してますが、
交換時にはまだ十分な残溝もあって、まだ1万kmくらいは余裕で走れそうな状態だったそうです。

コンチネンタル コンチスポーツコンタクト5
ドライ性能7.5
ウェット性能7.5
ロードノイズ7.5
乗り心地7
耐久性7
BMW承認タイヤ
コンチネンタルスポーツコンタクト5
出典:ンチネンタル公式

スポーツコンタクトは6以降でタイヤキャラクターが変更され、
名称からも「コンチ」が無くなりハイパフォーマンススポーツタイヤ色を強めました。
したがって5と6以降は別物と思ったほうが良さそうです。

なお、スポーツコンタクト7はハイパフォーマンスタイヤである5Pの後継タイヤで、
6と7はまたキャラクターが違うように思います。

ピレリ(P-ZERO(PZ4))

81,000~110,000km(29,000km使用)

コンチネンタルのスポーツコンタクト5がとても好印象だったので、
同じスポーツコンタクト5か新しい6に交換しようと思ったそうですが、
このときは前回と違ってコンチネンタルのスポーツコンタクトがとても高く、
比較的安価に購入できたP-ZEROの新しいPZ4を選んだそうです。
当時、PZ4の評判がとても良かったので試したいという気持ちもあったようです。

性能面での大きな違いや差はとくに感じていないそうですが、
強いて言えばスポーツコンタクト5より雨天時の安定性が増しており、
とくに水溜まりに突入したときの排水はこちらのほうが上と感じたようです。

なお、新車装着されていた(旧世代の)P-ZEROとの違いについては微妙な差で、
新しいPZ4のほうがやや乗り心地が柔らかく感じられるものの、
全体的な印象は同じような似たタイヤと感じたようです。
これは多くの方から聞く話しと同じですね。

また、余談ながらスポーツコンタクトは6や7でウェット性能がかなり向上しています。
PZ4と同世代といえるスポーツコンタクト6以降なら負けてないでしょうね。

ピレリ P-ZERO(PZ4)
ドライ性能7.5
ウェット性能8
ロードノイズ7
乗り心地7.5
耐久性7
BMW承認タイヤ
ピレリ P-ZERO(PZ4)
出典:ピレリ公式 最新P-ZEROのPZ4
関連記事

ブリヂストン(ポテンザS001)

110,000~139,000km(29,000km使用)

ポテンザS001はブリヂストンの誇る定番スポーツタイヤですが、
高いスポーツ性能を求めて購入したのではなく、
単にこの時点で一番安く買えるBMW承認タイヤだったから選んだそうです。

性能は悪いはずもなく、とくに安定したグリップ性能には感銘を受けたようですが、
320dのようなセダンにはもう少し当たりのマイルドなタイヤのほうが向いてそうです。
正直、過去に履いたタイヤの中でもかなり乗り心地が悪く感じられたそうで、
スポーティーとはいえ普通のセダンである320dにはあまりおすすめしないと言ってます。

私もポテンザS001はいろんなクルマに履きましたが、
やはり往年のスポーツタイヤというイメージが強いですね。
全体にゴツゴツ硬い印象なので320ⅾのようなセダンだと不快に感じられる人もいそうです。
今となっては基本設計の古いタイヤなので粗も目立ちます。
新型のS007Aがベストバランスな気がしますが、あれは高いんですよね…

ブリヂストン ポテンザS001RFT
ドライ性能7.5
ウェット性能7.5
ロードノイズ6.5
乗り心地6.5
耐久性7
BMW承認タイヤ
ブリヂストンポテンザS001
出典:ブリヂストン公式 伝統のポテンザといえばS001ですね

ミシュラン(パイロットスポーツ5)

139,000~現在(153,000km)

ポテンザS001がややオーソドックスなスポーツタイヤだったので、
総合性能の高さを求めて選ばれたのがミシュランのパイロットスポーツ5です。
2024年1月現在、今もこのタイヤを履いています。

ちなみにPS4を購入する予定だったそうですが、なぜか新しいPS5のほうが安かったそうです。
ただ、このタイヤは非ランフラットなのに期待したほど乗り心地は良くなく、
ミシュランにしては珍しく?全体にやや硬いタイヤという印象だそうです。
もし脱ランフラットして乗り心地の改善を図りたいなら他のタイヤのほうがいいかも知れません。

以前履いていた非ランフラットのPS4のほうが乗り心地に関しては良好な印象だそうです。
ただ、PS4より転がり抵抗が少ないのか体感できるほど軽快な感じで、
軽くハンドル切っただけで綺麗に曲がるようです。

ちなみに当初はブリヂストンのポテンザS007Aを検討したそうですが、
めちゃくちゃ高かったので断念しています。

私はこの新しいPS5を自分のクルマに履いたことがないので体感としてわからないのですが、
一般にPS4と比べて乗り心地が柔らかくなっていると聞きます。
しかし、この320dに関しては逆の印象のようなので検討されている方はご注意ください。

私もPS5を履いたこの320dには乗ってますが、確かにゴツゴツした突き上げがあって、
何も聞かされてなかったらランフラットタイヤだと思ってしまいそうです。
また、このPS5はショルダー部のトレッドがゴツくて見た目がオフロードタイヤみたいです。
正直、歴代のパイロットスポーツと比べて見た目の美しさがないような気が…

ミシュランPS5は他にBMW X1に履かせた友人がいます。
このX1はPS4からPS5への交換です。
残念ながら私はこのX1には乗ったことがないのですが、
オーナーはやはり「硬い」と言っていました。
ただ軽快感のある硬さで、決して不快ではないそうです。

ミシュランパイロットスポーツ5
出典:ミシュラン公式 排水性の良さそうなPS5
ミシュラン パイロットスポーツ5
ドライ性能7.5
ウェット性能8
ロードノイズ7
乗り心地7
耐久性
非ランフラットタイヤ(一般市販REタイヤ)

現在、まだ約1.4万kmほどしか走っておらず耐久性(寿命)は不明です。
ただ、残溝の状態から判断するにかなり耐久性は高そうな印象です。
PS5は確かトレッドウェアー指数が340だったと思いますが、その数字は伊達ではなさそうです。

各タイヤ比較(一覧)

表の数値はこのBMW320dを所有するオーナー個人の印象です。
例えばウェット性能などは人によってかなり印象が変わりますので、
あくまでも参考程度にご覧ください。

ピレリ
P-ZERO
ミシュラン
PS4
コンチネンタル
SC5
ピレリ
P-ZERO

(PZ4)
ブリヂストン
S001
ミシュラン
PS5
ドライ性能777.57.57.57.5
ウェット性能777.587.58
ロードノイズ777.576.57
乗り心地7877.56.57
耐久性6.56.5777
ミシュランのPS4とPS5だけはメーカー承認ではない非ランフラットタイヤ

もっとも好印象なタイヤは?

歴代装着タイヤのナンバーワンを決めるなんてのは難しいですが、
非常に好印象だったのはミシュランパイロットスポーツ4(非ランフラット)と、
BMW承認タイヤのコンチネンタルスポーツコンタクト5だったそうで、
とくにスポーツコンタクト5はリピートしたいタイヤのナンバーワンだそうです。

現在は後継のスポーツコンタクト6や7が販売されているので次回検討するそうですが、
コンチネンタルタイヤの致命的な問題点は価格が高いところでしょうか…

なお、現在履いているミシュランのパイロットスポーツ5も好印象なようですが、
これは非ランフラットタイヤなので、次はBMW承認のランフラットに戻したいようです。
どうも友人の弟は剛性感のあるランフラットタイヤのほうが好きみたいですね。
彼はミシュランのBMW承認ランフラットタイヤを履いた経験がないので、
これを試したいという気持ちもあるようです。

まとめ

今回はBMW3シリーズの中でも人気の高い320dのタイヤ交換履歴を見てみました。
登場したタイヤはガソリンエンジン車に履かせても同じような印象だと思いますが、
強大なトルクで突進する320ⅾとガソリン車の320iや420iなどはやや走行感が異なります。
同じタイヤであってもクルマによって印象が違う可能性はありそうです。

また、紹介したすべてのタイヤが走行3万km弱で交換されてますが、
やや早めにタイヤ交換してるだけで、タイヤが寿命を迎えて交換してるわけではありません。
BMWとかポルシェのオーナーは早めに交換する人が多い気はしますね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ブログ村にはさまざまなタイヤ関連の情報も溢れています。
是非訪れてみてください。

にほんブログ村 車ブログへ
にほんブログ村
スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました