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タイヤ交換が安いのはどんな店? タイヤ販売店とネット通販を比較!

タイヤカーメンテナンス
記事内に広告が含まれています。
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クルマに乗っていればタイヤ交換は避けられません。
いざタイヤ交換の時期を迎えたときに人々はどんな選択をするでしょうか?
おそらく今の時代だとカーショップやタイヤ専門店など実店舗を訪れる方と、
ネット通販を利用する人に分かれるんじゃないかと思います。
今回は実店舗とネット通販を比較してそれぞれのメリット、デメリットを検証してみたいと思います。

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タイヤ交換ができるお店

タイヤ交換は正規ディーラーなどの自動車販売店へ依頼する人もいれば、
カーショップやタイヤ店などにお願いする人もいると思います。
では具体的にタイヤ交換はどんなお店で可能なんでしょうか。
一般的には以下のような選択肢があると思います。

自動車販売店で交換

カーショップで交換

タイヤ専門店で交換

ガソリンスタンドで交換

ネット通販を利用して交換

この中でめちゃくちゃお金がかかるのは正規ディーラーでの交換ですね。
正規ディーラーはそのクルマ用の承認タイヤを使って交換するので、
そもそもタイヤが高く、作業工賃なども高いです。

私の身近にもタイヤ交換をディーラーへの電話一本で済ませているお金持ちがいますが、
こういう一部のセレブはタイヤの単価や交換工賃なんて気にしていないので、
50~100万円くらいかかっても何とも思ってないです。
世の中にはそういう恵まれた方もいますが、大半の方は少しでも安いお店を探しますよね?
私もその一人ですが、それが普通だと思います。

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タイヤ専門店と大手カーショップ

これは条件が同じだと思っている人もいますが、厳密には違います。
やはりタイヤ専門店のほうがなにかと有利です。
そもそも取扱製品数が違います。
どこでも売ってるような人気商品なら価格勝負で決めてもいいと思いますが、
ちょっと特殊なタイヤや珍しいサイズのタイヤだと大手カーショップでは取り寄せが普通です。
こういうところはタイヤ専門店のほうが強いです。

特殊なタイヤといってもスーパーカー用のタイヤなんて話しではありません。
私が所有してるクルマの一台にFIAT 500がありますが、
このクルマの185/55 R15というタイヤもカーショップだとまず店頭在庫はありません。
有名な最大手カーショップでも通常の棚商品としては一種類しか取扱いがないです。
つまりこのサイズのタイヤは注文ベースでの取寄せ販売ということですね。

買えないわけではないものの、日常的には置いてないということです。
これがタイヤ専門店なら3~5種類くらいは置いてると思います。


また、タイヤ専門店と一口に言っても一様ではありません。
メーカー系の専門店と徹底的に経費を抑えて安売りに徹した専門店では価格も全然違います。
決して大手カーショップさんの営業妨害をするわけではありませんが、
安売りに徹した専門店が相手では大量仕入れするカーショップでも対抗できないと思います。

タイヤ専門店とネット通販

やはり商品手配が容易で、価格的にも競合しそうなのはこの両者だと思います。
タイヤの単価だけで比較するとネット通販のほうが安く見えますが、
実店舗を構える専門店は交換工賃やバルブ代、その後のタイヤローテーションが無料など、
総合力で勝負しているお店が多いです。
(実際はタイヤ価格にそれらも含めて総合的にお得にしてますね。)

だからすべてを含めた一式で最終的にどこがお得かなのかを比較しないと意味がありません。

ネット通販で購入した場合はそれこそタイヤ店や整備工場などで組んでもらわないといけません。
タイヤが安く買えてもここにお金がかかってしまったら意味がありません。
持込みタイヤ交換の費用はお店や整備工場によってかなり差があるものですが、
通常はその店でタイヤを買った場合より高くなります。
しかし、タイヤの販売価格が違うのでこの工賃を払っても安いことが多いです。

ここで実戦的に比較してみたいと思います。
今回はBMW435iグランクーペのタイヤで比較してみます。
タイヤサイズはフロント225/40 R19、リアが255/35 R19です。
タイヤは正規品のピレリPゼロ(ランフラットタイヤ)で、
ネット通販のほうはタイヤ専門店の持込タイヤ用の交換工賃を使って計算しています。
以下をご参照ください。

タイヤ専門店ネット通販店
タイヤ代(4本)約221,000円約157,000円
送料なし送料込み
交換工賃一式
(ランフラット)
約12,000円約19,000円
廃タイヤ処分約1,600円約2,000円
ゴムバルブ代約1,000円約2,000円
特別値引き-10,000円なし
合計約225,600円約180,000円
タイヤ専門店は自店購入タイヤの交換工賃と持込工賃を設定しています。


まあ、予想通りの結果なので数字に驚く人はいないと思います。
約45,000円くらいネット通販+持込交換のほうが安いですね。
ここで問題なのは交換作業をお願いできるお店や工場が近くにあるかどうかと、
すぐに交換できないところでしょうか。
ネット通販の場合、注文からタイヤが届くまでに数日はかかるものです。
パンクしたのですぐ交換したいというようなケースでは使えません。

交換自体はカーショップでもタイヤ店でも引き受けてくれると思いますが、
お値打ちにやってくれるところがあるかどうかと、作業品質が心配ですよね。
こればかりは無責任に「どこでも大丈夫です」なんて言えませんが、
よほど遠隔地でもなければ安心して作業をお願いできるお店や工場は必ずあると思います。

各タイヤ販売店の簡単比較

次に各店舗の簡単比較をしてみたいと思います。
正規ディーラーを10とした場合の価格差や在庫状況はどんな感じでしょうか?
これは厳密にデータ比較できないので、タイヤ専門店やカーショップの意見を参考にしています。

店舗種別価格指数在庫状況
正規ディーラー105価格高く製品は取り寄せ
大手カーショップ87製品により強い弱いが顕著
タイヤ専門店78総合力では一番かも
ネット通販69価格は安いが製品確認ができない

特定の商品だと必ずしもこの限りではないこともありますが、
一般的にはこんなイメージで大きく外れてはいないと思います。

正規ディーラーがタイヤの在庫を置いてないのは普通ですが、
実際にディーラーへ行くと整備スペースに新品タイヤが積まれていたりしますね。
絶対に在庫がないわけではないので一般論とご理解いただけたら幸いです。
ただ、19インチとか20インチのタイヤはまず置いてないと思います。

また、カーショップやタイヤ専門店、ガソリンスタンドはよくセールをやってます。
これらの多くは在庫処分ですが、タイヤメーカーのイベント協賛のケースもあります。
もし運よくこういうセールに当たったらお値打ちに交換できるかも知れません。

タイヤメーカー系の専門店も定期的にイベントを開催しており、
そのタイミングでタイヤ4本交換すれば通常より1万円前後安く交換することも可能です。

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一部の外車は要注意

タイヤをどこで買うかという問題とは関係ありませんが、
一部の外車は承認タイヤかどうか注意したほうが良さそうです。
とくにポルシェとベンツでたびたび耳にするようになりましたが、
最近はメーカー承認タイヤを履いてないと整備入庫や車検入庫で断られる事例があるようです。
タイヤを買うのはタイヤ専門店でもネット通販店でもいいんですが、
ディーラー入庫の予定があるならば、メーカー承認タイヤを買っておいたほうが安全かも知れません。

メーカー承認タイヤは普通に売られている一般交換用のREタイヤより高額です。
REタイヤというのはリプレイスタイヤの略で、
カーショップなどで売られている一般交換用タイヤのことです。

安いという理由だけでリプレイスタイヤを買ってしまうと失敗する恐れがあります。
この入庫困難だとか入庫拒否という話しは徐々に拡がりつつありますので、
ポルシェやベンツ以外の外車にお乗りの方も気をつけておいたほうがいいかも知れません。

ちなみに上の価格比較に登場したBMWのタイヤは★マーク付きのBMW承認タイヤですが、
同じピレリPゼロでもリプレイスタイヤならもう少し安価です。

タイヤには新車に装着されている純正指定タイヤ(OEMタイヤ)と、
その交換用にメーカーが交換推奨しているメーカー承認タイヤがあります。
さらに一般のタイヤ店などで販売されているREタイヤというのもあります。


ヨーロッパでは承認タイヤを履いてないと整備を受けられなかったり、
車検に通らなかったり、事故したときに保険金が出なかったりします。
こういう考え方が日本にも上陸しつつある印象です。
外車にお乗りの方は今後の動きに注意しておいたほうがいいでしょうね。

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まとめ

今回はタイヤ交換の費用を簡単に比較してみましたが、
結論としてはネット通販を利用するほうが単純な価格比較ならお得だと思います。
ただ、一部の怪しげなお店だとタイヤの組み込み技術が信用できないとか、
タイヤは安いけど保管状況が心配などといった問題もあります。

タイヤの性能や品質は安全に直結するものなので、
多少高くても安心できるお店に依頼するほうが精神衛生上いいかも知れません。

「知らずに高額な正規ディーラーで交換してしまったので損した」

なんて思わなくていいんじゃないでしょうか?
タイヤってそういうものだと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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