PR
スポンサーリンク

実際にアジアンタイヤを装着した人が感じたメリットとデメリット

ハンコックタイヤカーメンテナンス
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク
スポンサーリンク

最近はアジアンタイヤの人気が高まってますが、中には性能や品質が心配な方もいます。
しかし、現在は高性能な高級車メーカーでもOEM採用する例が増えており、
急速に風向きが変わりつつあるようです。
今回はアジアンタイヤを選んだ方が感じたメリットとデメリットをお伝えします。

関連記事
関連記事
関連記事
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

アジアンタイヤの現状

本格的にアジアンタイヤの地位が向上したのはまだ最近でしょうか。
ほんの数年前までは取り扱うだけでタイヤ販売の二流店と思われてしまうこともあって、
自社での販売はもちろん、持込タイヤの交換も拒否するお店が珍しくありませんでした。
(こういうお店の多くは国産タイヤメーカーの販売特約店という事情もありました。)

現在は多くのお店で販売されてますし、交換作業をお願いできるお店も増えました。
つまり買いやすい環境が整ったということですね。

また、性能面でも粗悪で危険なタイヤはほとんど見かけなくなっています。
アジアンタイヤメーカーも優良でなければ生き残れない厳しい現実がありそうです。

スポンサーリンク

使用者が感じたメリットとデメリット

現在のアジアンタイヤメーカーはメジャーな会社とそうでない会社の二極化が進んでいます。
一口に「アジアンタイヤ」という括りにまとめるのは無理があり、
本当は会社ごとに検証したほうが良さそうです。

ただ、多くの方はタイヤの販売価格で製品比較することが多く、
今回は安いアジアンタイヤと高いハイブランドタイヤという構図で比較してみたいと思います。
実際に使用した方が感じたメリットとデメリットを整理してみましょう。

メリット

販売価格が安い

平均的なアジアンタイヤの価格は一本あたり1~3万円くらいです。
これがメジャーなメーカーの製品だと3~10万円くらいにはなりそうです。
ということは4本購入すると10万円くらい差がついてしまいますね。
安くても性能に問題があるようなタイヤはメリットになりませんが、
現在、その心配は少なくなっています。

実際に使用した人の印象もその通りだったようで、
大半の方が「10万円浮いた」と感じたようです。

流通量が豊富

少し前までは同じ銘柄のタイヤが簡単に手に入らないなどの問題がありました。
そうなると擦り減った2本だけ交換したくてもそれができなくて、
やむなく前後輪で違う銘柄のタイヤを装着していたものです。

現在は購入から数年経っても同じ銘柄のタイヤが買えるようになりましたし、
大手カーショップや大型のタイヤ専門店などだけでなく、
街のタイヤ店やガソリンスタンドなどでも買えるようになって入手性が劇的に改善されました。
今なら安心して手を出せると思います。

実際に装着した人も入手性が悪くて困ったという人は一人もいませんでした。
ここ数年で商品の供給能力も上がったと考えて差し支えなさそうです。

種類が多い

アジアンタイヤメーカーも品ぞろえが良くなっています。
今ではスポーツタイヤ、コンフォートタイヤ、SUV用のタイヤなど、
選択肢も増えて自分のクルマに合ったタイヤを選びやすくなっています。
つまり目的に合ったタイヤを選べるようになったということですね。

私の身の回りにいるアジアンタイヤ使用者もさまざまなタイヤを選んでいます。
スポーツタイヤ、商用車用のタイヤ、SUV用のタイヤなどでしょうか。
さらに予算に合わせて選べるほど製品ラインナップも強化されています。
つまり安いアジアンタイヤの中にも超激安品からチョイ安品まであるということですね。

デメリット

イメージが悪い

あまり聞いたことがないタイヤに抵抗を感じる人もいますし、
それ以上に過去の悪い評判を引きずっているアジアンタイヤに悪印象を持つ人もいます。
アジアンタイヤへの偏見は根深いものがありますね。

実際に装着するとそれを身をもって感じるようです。
多くの人が「ああ、この人…お金持ってないんだな…」という視線を感じたことがあるようで、
そういう視線を気にする人は装着しないほうがいいかも知れません。
ボルボXC-90にアジアンタイヤを履いた知人はあからさまに正規ディーラーの態度が変わったと言っています。
それは決して軽い客として雑に扱われるようになったということではなく、
点検時に「今回は最低限でいきましょうか」なんて言われたようです。
ディーラー担当者は精いっぱい気を使ってくれたわけですが、

アジアンタイヤを使う人=お金のない人

という一種の固定概念なんでしょうね。

品質が不明

アジアンタイヤといってもハンコックみたいな有名タイヤなら情報が豊富ですが、
聞いたことがないメーカーのタイヤだと製品の詳細がわかりません。
売っている販売店スタッフだって新品時の状態しか知らないことが多く、
タイヤの断面を裁断してみたら作りが粗雑な可能性もあります。
見た目ではわからないんです。

実際に使用してみるとそれを強く感じるようです。
高速道路など走ると「本当に大丈夫だろうか?」とか考えてしまうようです。

◆ 総合性能が不明

品質と同様にタイヤの総合性能が不明なタイヤが多いです。
有名な先進メーカーのタイヤならさまざまなメディアがテストしたり、
実際の購入者のレビューなども豊富ですが、
多くのアジアンタイヤはそういった情報が極めて少ないです。
新品時の印象が良いのは当たり前なので、
数年使ってみたユーザーレビューが少ないのは要注意ポイントだと思います。

購入して使ってみるとそのあたりが見えて来るようです。
タイヤによっては一部だけが偏摩耗したり、
5,000kmほど走ったところでグリップ性能の低下を感じたり、
装着直後の印象と変わることはあるようです。
これを強く感じた人は「やはりアジアンタイヤはダメだ」となりやすいですね。

日本の道路事情に合っているか不明

日本のタイヤメーカーは日本の道路事情にマッチしたタイヤを開発してますが、
海外のタイヤメーカーはそうでもありません。
例えばダンロップのタイヤでも海外工場で生産しているSP SPORTは舗装の悪い国での使用を想定したタイヤで、
国内向けのLeManなどとタイヤの中身が違います。
アジアンタイヤの多くが日本の道路に合わせて作っているわけではないので、
タイヤの品質に柔軟性がないと使用に耐えないタイヤを買ってしまう恐れがあります。

実際に自分のクルマに履いてみるとこれを感じる人がいます。
全体にゴツゴツした少々不快なロードノイズを感じるようで、
とくに異常に安いアジアンタイヤはその傾向が強いようです。
このロードノイズは高性能スポーツタイヤなどが発するものとは根本的に違い、
なんというかタイヤが真円に製造されていないとか、
基本的な品質の低さから来るロードノイズに感じられるようです。
おそらくこういうのは舗装状態の悪い国だと気にならないんだと思いますが、
舗装状態の良好な日本の道路を走るとすぐに身体が感じます。
この不快な状態を体感すると日本製タイヤの優秀さに気づかされるようです。

そして一番の問題は全部がそういう品質ではないということのようです。

「4本買ったら1本だけおかしかった…」

こういうことが起きてしまうようです。

スタッドレスタイヤの性能は未知数

冬用のアジアンタイヤはその性能がまったく不明です。
日本製の冬用タイヤはテストにテストを繰り返して製品化されますが、
それでも目指した性能を発揮できず、翌年に改良型が投入されたりします。

それくらいシビアで難しいのが冬用のタイヤなので、
雪のない国で開発されたタイヤがどの程度の性能を持っているのかは未知数です。
(雪のある国で開発されたタイヤでも日本製に遠く及んでないのが現状だと思います。)

実際に装着した人の総評

ここ2年くらいの間にアジアンタイヤを装着した人に印象を聞いてみましたが、
全体的な評価としては肯定的な印象でした。
アジアンタイヤの地位が向上してることは間違いなさそうです。

総評を見てみましょう。

タイヤブランドに注意要

明確に否定する人が少ないのは確かですが、
高評価を得ているタイヤとそうでないタイヤが存在することもわかります。
やはり二極化が進んでいることは間違いなく、
どのタイヤを選んでも大丈夫というわけではなさそうです。
購入する場合、販売価格だけで選ぶのは危険そうです。

選んでも大丈夫なタイヤ

選んでも大丈夫なメーカーとそうでないメーカーがありそうです。
大丈夫なのは日本国内に法人としての拠点を持っているメーカーのタイヤになりそうです。
こういうメーカーはしっかりとブランド管理をしてますし、
製品に対しても一定の品質管理をしています。
つまり真剣に日本でビジネス展開してるわけです。

選ばないほうがいいタイヤ

製品単体が輸入販売されているだけのタイヤは危険です。
これは売りっぱなしのタイヤの可能性があります。

まだ輸入する代理店がしっかりしていればマシですが、
中にはタイヤ販売店が安く仕入れて安く売ってるだけのタイヤもあります。
もちろん不良品などがあれば交換はしてくれるでしょうが、
こういうタイヤに高い品質を期待するのは難しい気がします。

評判の良かったメーカー

アジアンタイヤを装着した人たちのインプレッションは絶対ではありません。
テストコースで専門的な走行試験をしたわけでもありませんし、
本格的に耐久性を検証したわけでもありません。
こういうのはなかなかに評価が難しいです。
乗り心地重視の人もいればグリップ性能を重視する人もいます。
ドライとウェットでも評価は変わりそうです。

しかし、自分のお金で買って使った人の意見は貴重です。
そんな人たちから高評価だったメーカーは以下になります。

メーカー名生産国備 考
NANKANG
(ナンカン)
台湾純正装着車多数
ドイツで高評価獲得企業
KUMHO
(クムホ)
韓国純正装着車多数
HANKOOK
(ハンコック)
韓国トヨタ
日産
ベンツ
BMW
ポルシェ
三菱
他多数
TRAIANGLE TIRE
(トライアングルタイヤ)
中国純正装着車多数
中国最大手メーカー
KENDA
(ケンダ)
台湾純正装着車多数
ATR Radial
(エーティーアールラジアル)
インドネシア純正装着車多数
D1カーイベントで有名
NEXEN
(ネクセン)
韓国ポルシェ
フォルクスワーゲン
アウディ
フィアット
ルノー
他多数
MOMO(モモ)中国純正装着車多数
イタリアブランドメーカー
DAVANTI(ダヴァンティ)中国純正装着車多数
イギリスブランドメーカー


もちろん上記以外にも優れたタイヤを製造販売しているメーカーはあると思います。
ただ、あまり売っていなかったり種類が少ないタイヤは選ばれにくいようです。
どうしても入手性の良し悪しが大きく影響してしまいますね。
簡単に手に入らないタイヤをわざわざ選ぶ人はいません。

開発技術が数年落ち?

ここでアジアンタイヤメーカーの技術水準を検証してみましょう。

アジアンタイヤの多くが先進タイヤメーカーと協業するなどしてタイヤを製造しています。
中には撤退した先進メーカーの工場を買い取って製造しているタイヤメーカーもあります。
簡潔に書くとその時点の先進メーカーのタイヤを自社ブランドで製品化してるようなものです。

アジアンタイヤの最新スポーツタイヤ=10年前のハイブランドメーカーのスポーツタイヤ

のような構図です。

やや極端な書き方をしてますが、大きく外れてはいないと思います。

10年前のポテンザは現行ポテンザより旧型設計のタイヤなんでしょうが、
大きく性能差があるほど違いがあるでしょうか?
おそらくそこまでの差はないと思います。
つまりそういうことです。

その段階の技術にとどまって製品を作っている進歩のないメーカーと、
一念発起してそこから自社で歩み出したメーカーもあります。
そういうメーカーは自力でモータースポーツ活動するなど、
今は自分の力でより優れたタイヤを生み出そうと企業努力しています。

前者と後者が同じアジアンタイヤメーカーでないことは誰にでもわかると思います。

品質差の問題

老舗の先進メーカーのタイヤが高いのには理由があります。
世界中で宣伝してるからその費用が製品に反映されている…もちろんそれもあります。

もう一つは製品の品質管理に莫大な費用をかけています。
結果として先進メーカーのタイヤはどこで買っても大きな品質差はありません。
その性能は安定しています。

アジアンタイヤのメーカーの多くがそこまで品質管理にコストをかけているでしょうか?
おそらくかけてないですよね。
そうなると同じ製品なのに当たりと外れが出て来ます。

「アジアンタイヤだけど全然問題ないじゃん」

という人もいれば、

「なんじゃこりゃ…二度と買わん」

という人も出て来ます。

一括りでの評価は困難

今や「アジアンタイヤ」と一括りにするのは現実的ではありません。
天下のブリヂストンやヨコハマだって1970年代までは今でいう「アジアンタイヤ」扱いでした。
欧米の先進タイヤメーカーがライバルと認めてくれたのは1980年代になってからです。

現在、台湾や韓国、中国やインドネシアなどのメーカーでがんばっている会社は評価を上げています。
こういう会社はそう遠くない将来に先進メーカーの仲間入りを果たすと思います。
正確にはネクセンやハンコックなどはすでに欧米で先進メーカーとして扱われてますね。

まとめ

今回はアジアンタイヤについて検証してみましたが、
一番感じたのは予想以上にたくさんの愛用者がいるということでしょうか。
現在は大手カーショップやタイヤ専門店が積極的に取り扱ってますし、
物によっては日本製のタイヤよりも購入しやすい製品だってあるようです。

当初は実際に使っている人を探すのは苦労すると思ったんですが、
全然そんなことはありませんでした。
それくらいアジアンタイヤって身近な存在になっているんだと思います。

ブログ村にはアジアンタイヤの情報も溢れています。
是非訪れてみてください。

にほんブログ村 車ブログ カーライフへ
にほんブログ村


スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました