スパリゾートハワイアンズでは昼と夜にポリネシアンダンスショーが開催されています。
このショーにはハワイアンズ専属のフラガールやファイアーナイフダンサーが出演しており、
プロのエンターテイメントショーとしては珍しく撮影が許可されています。
実際、多くの来場者が熱心に撮影しており、
撮影された素晴らしい写真の数々はインスタグラムなどで拝見することができます。
あなたもハワイアンズを訪れた際には、是非フラガールの撮影にチャレンジしてみましょう!
ウォーターパーク内ビーチシアターの特徴
フラガールのショーはウォーターパーク内にある立派な常設ステージで行われており、
そのステージは通称ビーチシアターと呼ばれています。
このステージの特徴はとにかく高温多湿でとても暑く、
水着でも過ごせる場所というところでしょうか。
それもそのはず、館内は温泉の熱を利用して年中28度に設定されており、
パーク内には真冬でも泳げる巨大な屋内プールが存在します。
ショーはこのビーチシアターで開催されますが、
大きな屋内施設の一部となっており天候を心配する必要はありません。
また、ウォーターパークは天井から透過光が注ぐ開放的な屋内施設ではありますが、
残念ながら屋外のように外光が燦燦と降り注ぐほど明るい場所ではありません。
撮影しやすい場所は?
ショーの撮影はシアター内どこからでも可能ですが、
ステージ付近の座席を確保したほうが撮影しやすいです。
ただ、ビーチシアターの座席エリアには傾斜がほとんどないことから、
前席に人が座っていると視界を遮られてしまいます。
撮影が目的ならば一列目のプレミアムシートが理想的だと思います。
また、ビーチシアターではショー中の座席移動はほぼ不可能で、
最初から最後まで自分の座席からの撮影となります。
撮影や機材には規制がある
現在のビーチシアターには撮影に関して以下のルールが存在します。
(出典:スパリゾートハワイアンズ公式サイト)
昔はこのような厳格な規制はありませんでしたが、
現在は上記のように決められており、このルールに則って撮影するのがマナーとなります。
現在は大型の大口径望遠レンズなどを持ち込むのは不可能であり、
昔の感覚で大型機材を持ち込むことのないよう注意しましょう。
上記規制をクリアできない機材はスタッフから使用不可を告げられてしまいます。
どんなカメラを準備すればいい?
ルールに則った機材であればどんなタイプのカメラでも構いませんが、
動きが激しく照明の明暗もあるダンスショーの撮影ですので、
本格的に撮りたい場合は一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラが理想的です。
ただ、使用するカメラの特性に合わせて撮影すればいいので、
AF速度の遅いカメラでも動きが止まるシーンを狙うようにすれば問題なく撮影可能です。
もちろんスマートフォンのカメラでも素晴らしい写真は撮れます。
ご自身のカメラに合った撮影スタイルでがんばりましょう。
理想的には一眼カメラ?
そうは言っても綺麗な素晴らしい写真を撮りたいと思う方は多いと思います。
そういう方は是非一眼カメラを使って撮影しましょう。
ビーチシアターは屋内撮影であり、基本的にやや暗い場所での撮影となります。
カメラのISO感度を高めに設定せざるを得ない場所なので、
どうしても高感度撮影に適したカメラが有利になります。
ここ10年くらいの間に販売されたカメラならほぼ問題ありませんが、
それより以前のカメラだと高感度撮影に向いていないものもあります。
ご自身のカメラが極端に古い場合は暗いシーンの撮影はあきらめ、
速いシャッター速度で撮影できる照明の明るいシーンを狙うようにしましょう。
機材の得手不得手を理解して撮影するのも楽しいものです。
また、ビーチシアターでは思いきってISO感度の上限値を高めに設定したほうがいいです。
使用されるカメラ機材の性能にもよりますが、
ノイズを恐れて高感度撮影を回避するとシャッター速度が遅くなってしまい、
ピンボケや被写体ブレの写真を量産してしまいます。
大型の望遠レンズは使えない
ハワイアンズの機材規制にはカメラを含めて全長200mm以上不可というのがあります。
ズームレンズの場合はレンズを伸ばした状態での計測となりますので注意が必要です。
この条件で使用可能なレンズとなるとかなり限られてしまいます。
まず巨大な大口径レンズや高倍率ズームレンズの使用は不可能です。
また、全長以外にレンズ径80mm以上不可という規制もありますので、
全長は短いが径が極太なレンズも持ち込めません。
ではどんなレンズが使用可能でしょうか?
カメラメーカーやレンズメーカー各社が販売している単焦点の標準レンズや、
準望遠レンズ、高角レンズなどが候補に挙がります。
また、比較的安価な小型ズームレンズなども使用可能ですが、
ズームレンズは全長が伸びるタイプが多いので注意が必要です。
また、レンズ径80mm以上不可という規制を厳格に適用されると、
実は多くの市販レンズが使用不可となってしまいます。
とくに最近のミラーレス一眼カメラ用レンズはマウント径が大きく、
レンズ本体の直径も大きなレンズが多いです。
実際のところ、このあたりの規制はある程度柔軟に適用されているようで、
極端に直径をオーバーした巨大レンズでもない限り、
使用を制限されることはないようです。
ただ全長に関しては隣のゲストの視界を遮る恐れもあり、
かなり厳格に規制が適用されているように思います。
具体的にはどんなレンズがいい?
ビーチシアターでの撮影は暗いシーンとの闘いです。
できるだけ開放f値の小さいレンズ(明るいレンズ)が理想的ですが、
開放f値の小さいレンズというのは大きく重く高価なレンズとなります。
サイズ的にも規制をクリアできないレンズが多く、
辛うじて85mmF1.8とか105mmF2.8といったレンズが使えそうです。
このあたりのレンズを用意できるなら是非使ってみましょう。
ただ、現実的にはもっと安価な普及価格のレンズから選ぶことになると思いますので、
その場合は焦点距離100~150mm前後、開放f値4~5.6くらいのレンズが妥当だと思います。
もし余裕があれば50mmF1.8くらいの単焦点レンズも一本準備しましょう。
かなり撮影の幅が拡がると思います。
昔は大口径望遠レンズを使ってステージの端から端まで撮影することが可能でした。
しかし現在はそういった撮影は困難で、使用レンズの焦点距離内での撮影ということになります。
事前にショーのプログラムを覚えておきましょう
どんな撮影でも事前に流れや展開がわかっていると撮影しやすいものです。
本格的に撮影する場合は照明の状態なども考慮して設定を切り替えながら撮影しますが、
そこまで考えなくても演目の流れをつかんでいるだけでかなり違います。
ハワイアンズのショーはプログラムが公開されてますので、
初見の方でもある程度の予習は可能です。
また、ハワイアンズでは昼と夜のショー以外にも撮影可能なイベントが開催されています。
あらかじめ調べておくといいと思います。
ただし、イベントの中には撮影禁止のプログラムもありますし、
SNS等へのアップが禁止されているものもあります。
写真はOKだけど動画はNGというのもあります。
撮影可能かどうかも忘れずに調べておきましょう。
フラガール撮影のまとめ
ビーチシアターでは本格的なカメラで撮っている方もいれば、
スマートフォンやコンパクトカメラといった手軽なカメラで撮っている方もいます。
そして、写真を撮る方もいれば動画撮影される方もいます。
立派なカメラを持っていないと恥ずかしいということもありません。
そして、自由に撮影させてくれるからこそ、
きちんとルールを守り、他のゲストに迷惑をかけないようにしましょう。
また、被写体となってくれるフラガールやファイヤーナイフダンサー、
そして素晴らしい撮影機会を提供してくれるスパリゾートハワイアンズにも敬意を表しましょう。
そうすればきっとフラガールも最高の笑顔を向けてくれると思います。
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是非訪れてみてください。
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