コロナ渦の影響でマスクはもはや生活必需品となっています。
マスクは美容品ではなくあくまでも衛生用品ですが、
女性にとってはマスク姿が綺麗に見えるかどうかは大きな問題です。
今回はフォトグラファーとして撮影現場でお会いしたモデルさんたちが、
どんな点に注意して自分のマスクを選んでいるのかをご紹介したいと思います。
基本はフェイスラインに合ったマスクを選ぶ
当ブログの管理人であるOKAZAKIの本業はフォトグラファーですが、
マスク商品の撮影でご一緒したモデルさんたちのプライベートマスク姿がとても美しかったこと、
また、撮影商品を入念にフィッティングしている姿が印象深かったそうで、
それが本記事執筆のきっかけとなっています。
「自分の顔に合ったサイズじゃないと綺麗に見えないのでしっかり合わせた」
ということに過ぎないのでしょうが、
それはプライベートマスクでも同じではないかと思ったようです。
そんな彼女たちは何を重視してマスク選びをしているのでしょうか?
結論からいうと、どうもマスクのサイズと顔へのフィット感を重視しているようです。
衛生的にも見た目の美しさ的にもサイズ選びはとても重要ですが、
美しく見せるためには妥協しないようです。
サイズの大きなマスクはダメ
衛生的にも隙間のある大きなマスクはNGですが、
綺麗に見せるという点でもそれは同じようです。
みなさんサイズ選びはもっとも重要なポイントだと口を揃えていました。
マスクが合っていないと顔が綺麗に見えません。
自分に合ったサイズのマスクを選ぶことが大切ですが、
問題はマスクによって微妙にサイズが異なるところだそうで…
だから実際に買って自分の顔で試すしかないそうです。
SやMなどという商品の表示サイズだけでは選ばないみたいですね。
ちなみにサイズの大きなマスクは男性ならそれほど違和感ないですが、
女性の場合、真っ先にマスクに視線が集まってしまい、
あまり良い状態ではないといいます。
マスク越しの目に視線が集まるようなら正解と考えているようです。
サイズの小さなマスクはもっとダメ
では小さめのマスクはどうでしょうか?
これはもっとダメだそうです。
理由は顔に負担がかかるそうで、
とくにゴム紐に圧迫されて赤く腫れてしまうと最悪です。
男性なら許容できる圧迫感も女性の場合は大敵になりそうです。
(メイク落ちの原因にもなります。)
そして、マスクが小さいと基本的に顔が小さく見えません。
無理に小ぶりなマスクをしている女性がいますが、
本人が思ってるほど綺麗に見えていないかも知れません。
人気デザインでも合わなければ使わない
マスクには人気の流行品というのがあります。
販売店で人気ランキング上位のマスクがそんなマスク群だと思いますが、
服やアクセサリーと一緒で万人に似合うかどうかはわかりません。
デザイン的な人気ランキングには一切興味ないようで、
あくまでも自分の顔にフィットするマスクかどうかを重視しているようです。
デザインマスクは顔をシャープに見せてくれない?
華やかにデザインされたマスクは単体で見たら素敵ですが、
人間の顔とマッチさせたらどうなるかわかりません。
多くはマスクが目立ち過ぎて浮いてしまいます。
マスクが目立ち過ぎるということはフィット感が良くないともいえ、
「綺麗な花の柄や絵が素敵」などという理由で選ばないようです。
当然ながら小顔に見せるどころかマスクが目立ち過ぎて逆に大きく見えてしまいます。
モデルさんたちで派手なマスクを着けている人はほとんどいませんでした。
意外なほど単色でシンプルなマスクを好んでいる印象です。
シェーディングマスクは小顔に見せてくれる
人間の顔には凹凸があります。
つまり陰影があるということですね。
マスクの中には人間の顔を小さく見せる陰影を描いたデザインのものがあります。
いわゆるシェーディング効果を狙ったデザインのマスクですが、
これを上手く活用すると顔立ちをすっきり見せてくれます。
シェーディング効果の高いメイク術と合わせるとより効果的です。
マスク単体で見たらあまり見栄えが良くなくても、
この手のデザインのマスクがもっとも綺麗に見せてくれると考えているようです。
シェーディングとは顔に陰影をつけて立体的に見せるメイク術で、
肌色より暗めのメイクを施すことで顔が引き締まって見え、
小顔に見せることができます。
立体型マスクはフェイスラインを綺麗に見せてくれる
立体型のマスクはフェイスラインをシャープに見せられるメリットのほか、
マスクの縁と顔の間に隙間ができないのでフィット感も良好です。
適切なサイズでフィット感の良好なマスクは見た目も綺麗になります。
全体的にプリーツ型マスクより立体型マスクのほうが人気はあるようでした。
ただ、立体型マスクの難点は品質に注意しないと型崩れしやすく、
あまりに安価な製品は早々に見苦しくなってしまうので買わないそうです。
みなさん、多少高くても作りのしっかりした製品を使用してるようです。
人気のKF94マスクは慎重なサイズ選びが必要
立体型マスクの人気商品といえば韓国発のKF94マスクですが、
このマスクは装着感を追求すると大きめのサイズになりやすい傾向があり、
その結果、女性は小顔に見えなくなる危険性があります。
その点を注意すれば口がマスク内面に接触しないとても使いやすいマスクです。
フェイスラインに合ったサイズを着用すると美人顔になりますね。
ただ、使ったことがある方ならわかると思いますが、
顔に当ててから上下の覆い部分を展開する構造なのでメイクを傷めやすいです。
それが理由なのか一切使わないモデルさんもいました。
リフトアップ効果のあるマスクを使う
マスクの中には顎下まで覆うタイプのマスクも販売されています。
いわゆるリフトアップ形状のマスクですが、
サイズが適切なら顔全体のイメージが変わるほど綺麗に見えます。
ただ、顎下を覆う形状のため、夏季はとても暑くなるので注意が必要です。
季節によって使用マスクを使い分けるのは今や当然なんでしょうが、
多くのモデルさんが見た目より季節性を重視してますね。
冬季は愛用しても夏季は使わないというモデルさんもいました。
以下のようにあまり季節に影響を受けないリフトアップマスクもあるようです。
顎の部分が開放デザインになってますね。
自分に合わないマスクカラーを見極めてる
低明度カラーであるダーク系のマスクは顔がシャープに見えます。
比較的、化粧汚れも目立ちにくいですね。
小顔でない人(小顔に見えない人)なら積極的に使いましょう。
逆に高明度カラーであるホワイト系のマスクは顔立ちを自然に見せてくれます。
小顔の人だとフィット感抜群で地肌が映えてくれて血色の良い美人顔になれますが、
どうしてもマスク自体が大きく見えてしまうのでサイズ選びは慎重に行う必要があります。
これはちょっと意外だったのですが、
肌色のマスクは距離が離れると変顔に見えることがあるので注意しているようです。
肌色で顔に馴染ませるよりむしろマスク感は消さないほうが綺麗に見えるということでしょうか。
肌色系でもオレンジっぽい色とか、ブラウンが強いとか、
やや肌色感の弱い色を好むようです。
これは重要なポイントかも知れません。
結構、女性に人気の肌色マスクですが、
肌色マスクは自分で鏡を見ると綺麗に見えますが、
ちょっと離れると顔立ちが歪に見えます。
これを嫌っているようです。
色白美人に似合うマスク色は色黒な人には似合わない
色黒美人に似合うマスク色は色白な人には似合わない
形状にしろ色にしろ、他の人が似合っているからといって自分に合うかはわからないので、
これはみなさん徹底して気をつけているようです。
つまり自分向きのマスクをしっかり選ぶということのようです。
このdeCOGAOのマスクは大人気ですね。
理由はカラーバリエーションが豊富なことと、
顔立ちに合わせた製品が用意されているからです。
そして品質評価も高いですね。
推奨されているマスクの選び方
美しく見えるマスクというのは適正サイズが重要だということはわかりましたが、
正しい測り方を知らなければ意味がありません。
引用:一般社団法人日本衛生材料工業連合会が推奨しているサイズの測り方を見てみましょう。
1.親指と人差し指でL字形を作る
2.耳のつけ根の1番高い箇所にL字型の親指を当て、鼻のつけ根から1cm下の箇所に人差し指を当てる
3.親指から人差し指までの長さを定規で測る
- 9~11cm(お子様用サイズ)
- 10.5~12.5cm(小さめサイズ)
- 12~14.5cm(普通サイズ)
- 14cm以上(大きめサイズ)
このように紹介されています。
まず自分に合った適正サイズのマスクかどうかを見極め、
その後に自分の顔にフィットするかを確認…という流れでしょうか。
昼と夜でマスクを変えているモデルさんも何人かいました。
一部のモデルさんではありましたが、見え方が違うので変えているそうです。
まとめ
マスクはあくまでも衛生用品として選び使用するのが正しいと思いますが、
それと同じくらい女性は見た目にもこだわりを持っていると思います。
モデルさんたちのマスク選びの基本は以下のようになりそうです。
- 意外にも見た目でマスクを選ぶモデルさんは少ない
- 格安マスク利用者はいない(衛生上の理由)
- 頻繁にマスクを交換していて長時間使用しない(清潔感を重視)
- 流行りのデザインより自分の顔にフィットするマスクを選んでいる
- サイズ選びを超慎重に行っている
人に見られる仕事であるモデルさんは見た目を最重視するのかと思いましたが、
実際はちょっと違うようです。
もちろんすべてのモデルさんがそうだとはいいませんが、
どちらかといえば衛生面をもっとも重視しているようですね。
その上で綺麗に見せるための努力や工夫をしているという印象でした。
「健康であることが一番の美しさの秘訣」ということなんだと思います。
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