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実際に不可思議な現象の起きたクルマ 自動車販売会社が経験した怪奇譚

超常現象雑学記事
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sskobaの雑記


世の中には不思議な現象の起きるクルマというのがあります。
都市伝説にあるようなわかりやすい怪奇現象ではありませんが、
勘違いや偶然とは思えないような出来事はあるものです。

今回は友人が経営する自動車販売会社が経験した怪奇譚をご紹介します。

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すぐ戻って来てしまうスターレット

この話しは友人の父親がまだ社長をしていた30年ほど前の話しになります。
ある赤いスターレットに起きた出来事です。

このクルマは同業他社から訳アリのクルマとして仕入れて来たものでしたが、
訳アリの理由は販売しても客がすぐ返品を求めて来るクルマというものでした。
(電気系統がおかしいという説明だったそうです。)

お店ではあまりに返品が続くため、販売用から代車用に転用したそうですが、
今度は代車で貸した客から苦情が相次いだため、
困った販売店はキチンと事情を伝えて知り合いのクルマ屋に安く業販処分しました。
それを買ったのが友人の父親です。

クルマは友人父の会社で徹底的に各部を点検されますが、
どこを調べても異常はみつからなかったそうです。
もともと友人の父親はそんな話しを信じていなかったので、
自分自身で乗ってコンディションを把握しようと努めます。
しかし、そこで異変が起きてしまいます。

触ってもいないのにラジオのスイッチが入る
ヘッドライトが明滅する
車内灯が突然点く

ボタンを押してないのにクラクションが鳴る
エアコンを使ってないのに異常に冷える


試乗一日目にして異常が多発しました。
確かに電気系統がおかしいと感じたそうです。
しかし数日後、決定打となる気味の悪い出来事が起きました。
友人父がそのクルマを運転して帰宅すると奥さんが、
「夕方、すれ違ったけど気づかなかったね。」と自然体で言って来たそうです。
どうやらスーパー近くの道路を通ったときに奥さんとすれ違っていたようで、
奥さんはそのクルマに乗った旦那さんを見かけていました。
しかしそのとき友人父は勝手にラジオが点いたり、
エアコンを入れてないのに車内が寒いという気持ち悪さを感じており、
対向するクルマの運転者を確認するような余裕はありませんでした。

友人父は自動車販売会社を経営する社長さんでしたが、自身も整備士であり、
ライトやラジオの異常は必ずどこかの部品に不具合があると考えていました。
ただ、暑い季節なのに社内が異常に冷えるのだけは説明がつかず、
その点だけは気持ち悪さを感じていたようです。

そんなとき奥さんがポソっと言ったんです。
「隣の人も寒がってたの?」
人は気温の感じ方に個人差があるので二人とも寒かったのか聞いて来たのです。
「隣の人??いやいや、乗ってたのは私一人だよ」
すれ違った奥さんは助手席に男性の姿を見ていたのです。
これには奥さんが驚いてしまいました。
絶対に見間違いなんかじゃなかったからです。

友人父はまったく心霊現象など信じない人ではありましたが、
翌日にはこのクルマを会社の在庫車両から除外し、誰にも乗せなかったそうです。
そういうことは一切信じない性格でしたが、
あのクルマに人は乗せないほうがいいと思ったそうです。

ちなみにこのスターレットは友人父自らがすぐに業者オークションで処分しました。
長く関わらないほうがいいと直感が騒いだからだそうです。

超常現象
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写真が綺麗に写せないベンツ

このベンツのことは私もはっきり覚えています。
すでに会社は創業者である友人父から息子に継承され、
その息子(私の友人)は徐々に国産車から外車へと事業内容を移行していました。
そんなとき下取り車として入庫して来たのがベンツCLSでした。

このCLSはかなりコンディションの良いクルマで、
正規ディーラーで適切な整備を受けていた極上車だったので、
友人も素早く売却して利益を上げようと考えていました。

着々と販売準備を整え、交換時期が迫っているパーツ数点もしっかり交換し、
適切に商品化した上で極上な中古車として販売を開始しようとしたのですが、
なぜか写真が綺麗に写らない。
高く販売するためにはクルマの写真は極めて重要で、
友人は常にしっかり撮影された写真を準備して販売に臨んでいました。
しかし、その写真が綺麗に撮れない。
変な心霊写真が撮れるわけではないのですが、
とにかく綺麗に写せないのです。

くすんだ色になったりピントがはっきりしなかったり、
違うカメラで撮っても結果は同じでした。
徐々に会社のスタッフたちが気味悪がるようになり、
友人は前オーナーに連絡して何かあったクルマなのかストレートに聞きました。
この前オーナーは友人の会社から新しくベンツを購入してくれており、
これをきっかけとして今も大切なお客様になってくれている顧客です。

前オーナーに確認したところ、決して事故などを起こしたクルマではなかったものの、
売却する一年くらい前に、交通死亡事故現場に遭遇したクルマだったことがわかりました。
前オーナーの説明によると事故は次のようなものだったそうです。
交差点の先頭で信号待ちしていると直進車と右折するバイクが接触する事故が起き、
跳ね飛ばされたライダーさんが自車の目の前まで飛ばされて来て亡くなったそうです。
その前オーナーさんの話しに虚偽はなく、事故現場に居合わせただけで、
事故とは無関係であることは後にしっかり確認されています。

超常現象


ただ、クルマの写真が綺麗に撮れないことを知った前オーナーさんが重い口を開きます。
実は事故があったとき、跳ね飛ばされたライダーさんから飛散した体液の一部を被ってしまい、
フロント部分が少し赤く染まってしまったそうです。
こういうのは警察が洗ってくれるものでもなく、
前オーナーが必死に洗車して綺麗にしたそうです。
(しぶきが飛んだ程度だったそうですが、簡単には落ちなかったそうです。)
そんなことはあったそうですが、前オーナーの所有期間中に特別変わったことは起きておらず、
今回売却した後でそのような現象が起きていることに心底驚いている様子だったそうです。

すぐに友人はそのベンツを神社へ持ち込んでお祓いしてもらっています。
するとウソのように普通に写真が写せるようになり、
クルマもすぐに(高値で)販売完了となりました。

後記

今回のお話しに関してはこれが心霊現象だったのかどうかはわかりません。
ただ、偶然の出来事として処理するには少々因縁めいたものを感じたクルマたちだったようです。

長くクルマ販売に携わると良いクルマなのになぜか客がつかないとか、
明るいカラーのクルマなのに、なんとなく雰囲気が暗く感じるとか、
通常の商品説明では表現できない陰影を感じるクルマは確実にあるそうです。

でも一番怖いのはそんなクルマでもクルマ屋さんは淡々と販売するという事実でしょうか。
何か少しでも嫌な雰囲気を感じたら予算に合ったクルマでも買わないほうが幸せかも知れません。

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